【VALORANT】パールのメタ構成・キャラクターをVCT Champions 2022から徹底解説!それぞれのキャラ毎の使用率やおすすめ構成を紹介します!
8月31日から9月18日にかけて「VALORANT Champions Tour 2022 – Champions Istanbul」が行われてきました!
今回は、Championsのパッチより新しく追加されたマップ「パール」を取り上げ、プロが使っていた構成や使用率が特に高かったキャラクターを紹介していきます!
eスポではフラクチャーの解説記事なども掲載してますのでそちらも合わせてご覧ください!
Contents
キャラクター使用率
初めにVCT 2022 – Champions Istanbul でのロールごとのキャラクター使用率はこちら!
ほとんどのチームで、フェイド、アストラ、チェンバーが固定で採用されていました!
また、デュエリスト枠はネオンかレイズのどちらかが多く採用されていました。
その一方、OpTic、EDG、FPXなど、0デュエリストの構成を採用しているチームもありました。
チームごとの構成
OpTic Gaming / LOUD / Edward Gaming
ZETA DIVISIONのLaz選手も最強構成と言った、2コントローラー・2イニシエーターの構成となります。
この構成の強みはやはりエリアコントロール力でしょう!
アストラの回収スモークやヴァイパーのポイズンクラウドを使ってのBロングの柱まで入っているかどうかの情報を継続的に相手から奪い、Bロングで非常に強力となるオペレーターに対して圧をかけることができます!
また、スモークからのKAY/Oのフラッシュを使うだけで、チェンバーにランデブーを使わせ、Bサイトに一気に進行することも可能です。
この構成のデメリットは、0デュエリストであるため、エントリーをすることが難しいこと。
また、エリアを取って、相手の居場所を狭めてからのエントリーが前提となるため、この構成を野良で実現させるのはとても難しいです。
そのため、固定でフルパを組んでいる方などは試してみてはいかがでしょうか!
OpTicが使っていたヴァイパーのセットアップの一例はこちら。
Team Liquid
上記で紹介した構成のKAY/Oをフェニックスに変更した構成となります!
TLといえばのScreaMのフェニックスを採用した構成です!
KAY/Oを採用した構成と比較したときのメリットは、やはりフェニックスをアルティメットを使用した際の破壊力でしょうか。
パッチ5.07でイニシエーターのエージェントの持つフラッシュが弱体化された影響もあり、今後この構成を採用するチームがほかにも出て来るかもしれません。
FunPuls Phoenix
2イニシエーター、2センチネルの構成となっています!
フェイドではなくスカイを採用し、オペレーターに対するフラッシュでの圧をかけやすくなっています!
KAY/Oをデュエリストのように運用することで、意外とシンプルにまとまった構成となっています。
少しエントリーが難しいのがデメリットですが、ランクでこの構成にするのも意外とありかもしれません!
ZETA DIVISION
ZETA DIVISIONは1イニシエーターでのフェイドがいない構成となっています!
1イニシエーターでのスカイ採用の意図としては、推測にはなりますが、Bロングをオペレーターで射線を通しているチェンバーに対してフラッシュを使って圧をかけるために、スカイを採用していると思われます。
またこの時のZETA DIVISIONは、TENNN選手が療養明けで練習期間が長くとれていないため、TENNN選手に慣れているレイズを使ってもらい、足りていない部分をcrow選手がスカイを使うことで補ったのではないでしょうか。
また、パールでのオーメンの強みとして、Bサイトでのシュラウドステップの強さにあります!
攻めの開幕に、シュラウドステップを使うことで一部分を覗いている敵を一方的に倒すことができます!
Dep選手が実際に行っていたセットとして、ヘブンにスモークを焚いてその中にシュラウドステップで飛んでしまうという選択肢もあります!
アストラにはないアグレッシブな強みもある構成となっています!
Paper Rex
次に紹介するのはPaper Rexの採用している、レイズ、セージを採用した2センチネルの構成になります!
jinggg選手が使い慣れているレイズを採用しており、VCTではセージの壁とレイズのブラストパックを合わせた超オフアングルからのショーストッパーなども披露していました!
フラッシュがない構成ではありますが、2スモークでないと射線を遮り切れない部分をセージの壁でカバーして設置ができる点や、レイズが索敵もでき、無理やりエントリーもすることができるため、ランクなどでは非常におすすめな構成となっています!
FNATIC
FNATICはネオン、スカイを起用した構成となります!
2イニシエーターのなかでも、フェイドスカイを起用した索敵力が高く、非常に攻撃的な構成です!
KAY/Oではなくスカイを採用することで、エリアを広げることに焚けていますが、反面、エリアの保持はAIM重視になるような印象を持つ構成となっています。
野良と行うランクでは、ネオンと合わせることが少し難しいですが、こちらもランクではおすすめの構成となっています!
100 Thieves
Paper Rexの使用していた構成のチェンバーをヴァイパーに変更した構成となっています!
この構成の特徴は何といってもチェンバーがいない点ですが、筆者はこの構成はおすすめしません。
理由はやはりオペレーターを持てるエージェントがいない点で、100TはセージであるAsunaがBロングでオペレーターを持っていましたが、一度勝負した後のリスクが大きい点。オフアングルでも待ちづらい点から、やはりチェンバーの採用は必須だと考えています。
(対FNCでは勝っていましたが…)
おすすめ構成
7つのチームの構成を紹介してきましたが、それをふまえた筆者のランクでのおすすめ構成はこちら!
エントリーもしやすく、索敵スキルも十分あるこの構成がおすすめです!
オペレーターに対しては、アストラの回収スモーク、KAY/Oのフラッシュなどをうまく使い、対応していきます。
また、フルパなどで普段やることが多い方は、レイズをヴァイパーに変えたOPTC、LOUC、EDGが使っていた構成にも挑戦してみてはいかがでしょうか!
まとめ
パールでのキャラクター使用率やおすすめ構成を紹介してきました!
2022 VCT Championsではこのような構成でしたが、新たにハーバーが追加され起用されていくのかが楽しみですね!
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VALORANTのキャスターの皆様に独占で取材を行った記事なども掲載していますので合わせてご覧ください!
編集:eスポーツニュースジャパン編集部