【速報】VALORANT Champions Istanbul Grand Final 結果まとめ!2022シーズン世界王者に輝いたのは!?
9月18日に「VALORANT Champions 2022 Istanbul Grand Final」 LOUD vs OpTic Gaming が行われました。
このマッチアップは本大会3度目となり、Grand Final到達時点でどちらも1勝1敗の互角の戦いを見せています。
また、VCT Masters1のGrand Finalと同じマッチアップでもあります。
前回はLowerから這い上がったOpTic GamingがLOUDを下して優勝しましたが、今回もLowerからGrand Finalへ進出したOpTicが優勝するのか、はたまたUpperを勝ち抜いたLOUDがその勢いを絶やさず優勝するのかどちらになるのでしょうか。
本記事では、対戦結果や見どころをお届けしていきます!
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Contents
LOUD vs OpTic Gaming
お互いのMAP選択・BANは以下の通りです。
1st MAP アセント(LOUDピック/OPTCディフェンダー)
対戦結果 LOUD 15-13 OPTC
Grand Finalは、LOUDがBサイトセットアップで素早くサイトを制圧・ラウンドを獲得して幕を開けました。
OpTicは相手のバイ状況がエコ・フル関係なく積極的にエリアを取りに行く動きを行い、LOUDに対してセットアップを行わせないように防衛します。
対するLOUDもエリアを取りにいく動きを見せますが、アクションをかけるとOpTicに素早いカウンタースキルの餌食になってしまう状況が続きました。
しかし前半中盤から終盤にかけてLOUDは人数をある程度固めることでカバーキルを狙い、人数不利にならないような攻めを展開することでラウンドを取り返し、5-7で前半を終えます。
攻守が転じアタッカーとなったOpTicは片方のサイドに詰め待ちの人間を残し、LOUDの守りを様子見してから攻撃を展開していましたが、対するLOUDは前に詰めるラウンドはあったものの、基本的にはサイトやショートなどにOpTicを引き込んでからスキルを使ってキルを狙う守りを行います。
お互いのフィジカルがぶつかり合った末にオーバータイムにまでもつれ、最終的にはLOUDがラウンドを取り切り1st MAPを取得します。
両チームのエージェント構成・スタッツは以下の通りです。
2nd MAP バインド(OPTCピック/LOUDディフェンダー)
対戦結果 LOUD 6-13 OPTC
バインドのピストルラウンドではいきなりMarved選手のスーパープレーが生まれました!
OpTicは基本的に素早い攻めは展開せずに、LOUDのアクションを待ちつつ丁寧にエリアを取ってから攻撃を展開します。
対するLOUDは前には詰めないけれどもサイトの手前の方で待ち構え、エントリー時に人数を削ることを狙いますが、そこでの撃ち合いでこじ開けられてしまう場面が多く、ラウンドを落とす展開が続きます。
流れを絶やさなかったOpTicが10本ラウンドを取得して前半を終えました。
攻撃に転じたLOUDは持ち前のフィジカルを活かした人数を固めた攻めを展開してラウンドを連続取得していきます。
しかし、最終的には前半でついた大きな差を埋めることができずOpTicが2nd MAPを取得しました。
両チームのエージェント構成・スタッツは以下の通りです。
3rd MAP ブリーズ(LOUDピック/OPTCディフェンダー)
対戦結果 LOUD 16-14 OPTC
LOUDは基本的に素早い攻めを展開し、サイファーを使うLess選手のラークでOpTicの陣形を崩すことを狙いましたが、サイト中にいるメンバーがOpTicの取り返しに耐えきれない場面が見られ、効果的に活かすことができない状況が続きます。
このままではラウンドが取れないとみたか、陣形をワイドに広げたりサイトの挟み込みを狙うようにすることで反撃を開始します。
対するOpTicは序盤こそラウンドを重ねることができたものの、急激な攻撃スタイルの変化に翻弄され6-6にまで反撃を許してしまう形となりました。
アタッカーとなったOpTicは基本的にミッドを使った攻めを展開し、LOUDの素早い裏取りにも対応して着実にラウンドを取得していきます。
お互いラウンドを取って取られてという一歩も譲らない状況が続き、遂にはオーバータイムに突入します。
オーバータイムに入ってもシーソーゲームは続きましたが、最終的にはLOUDが勝ち切ってChampionへ王手をかけます。
両チームのエージェント構成・スタッツは以下の通りです。
4th MAP ヘイブン(OPTCピック/LOUDディフェンダー)
対戦結果 LOUD 13- 5 OPTC
OpTicはエコ以外は時間をかけることでLOUDを揺さぶるような攻撃を展開しましたが、LOUDはそれに対して寄りを早くせずに基本的に最初の配置を維持するという守りを敷いていました。
序盤はLOUDが設置をさせた後にリテイクセットを組んでラウンドを取得していましたが、前半の中盤から終盤にかけてはOpTicがリテイク対策に成功してラウンドを取り返します。
ブリーズに引き続き、どちらも一歩も譲らない展開が続き7-5で折り返します。
アタッカーとなったLOUDはベースは詰め待ちをしてから丁寧に索敵し、サイト手前を掌握してから一気に攻め込む形をつくっていました。
LOUDは後半、1ラウンドも落とすことなく攻撃を通し続け悲願の世界大会優勝を成し遂げました。
まとめ
2022シーズン年間世界王者となったのはLOUDとなりました!
LOUDのVALORANT部門は2022年に新しく設立されましたが、2022年通して世界に彼らの強さを見せつけました。
来年はどのような試合が待っているのでしょうか。
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編集:eスポーツニュースジャパン編集部