7月23日に行われた「2022 VALORANT Champions Tour Stage2 Masters Copenhagen」DAY10にてプレイオフアッパーブラケット決勝「OpTic Gaming(OPTC)」vs「Paper Rex(PRX)」の対戦が行われました。
出場チームについてまとめたこちらの記事も併せてご覧下さい！

勝者は2位以上が確定するかつ、グランドファイナルへの切符をかけた戦いはどちらが制すのでしょうか。
本記事では大会の結果をお届けしていきます。

試合の結果・詳細

1st MAP：ヘイヴン（OPTCピック/PRXアタッカー選択）

対戦結果：OPTC 3 – 13 PRX

お互いに数度の世界大会出場経験がありながらも今回が初対戦となるこのマッチの1試合目はヘイヴン。
1stラウンドはOPTCが取得したものの、3ラウンド目はPRXが取得。
そのままf0rsakeN選手を主体とした攻めでOPTCを崩していき、ラウンドを連取していきます。
流れを変えたいOPTCもMarved,Victor両選手のキルからラウンドを取得しますが、その後も勢いは止められず、3-9での折り返しとなってしまいます。
そのまま後半のピストルラウンドもPRXが取得。
なんとか逆転を狙うために取りたかった3ラウンド目もPRXが圧倒し、そのままの流れで13本獲得し、PRXが圧倒しての1MAP取得となりました。
両チームのエージェント構成は以下の通りです。

OPTC
-yay：チェンバー
-Victor：ネオン
-Marved：オーメン
-FNS：ブリーチ
-crashies：スカイ
PRX
-Benkai：セージ
-mindfreak：アストラ
-d4v41：フェイド
-f0rsakeN：チェンバー
-Jinggg：レイズ

2nd MAP：バインド（PRXピック/OPTCディフェンダー選択）

対戦結果：OPTC 13 – 9 PRX

1st MAPを圧倒されたOPTCですが、バインドではかなり動きを変え、序盤からPRXを圧倒していきます。
サイトに入る前のエリアをかなり重視した防衛陣を展開し、PRXは7ラウンド目までラウンドを取得することが出来ません。
8ラウンド目にしてなんとかラウンドを取得し、その勢いでラウンドを連取しますが、yay選手のオペレーターに苦しめられ、1st MAPとは真逆の3-9という展開となります。
後半のピストルラウンドもOPTCが取得しますが、PRXもセカンドバイを成功させ、一筋縄では終わらせない意思を見せつけます。
d4v41選手のクアドラキルもあり、12-9まで迫ることのできたPRXですが、最後はOPTCがしっかりと逃げ切ることが出来ました。

両チームのエージェント構成は以下の通りです。

OPTC
-yay：チェンバー
-Victor：レイズ
-Marved：ブリムストーン
-FNS：ヴァイパー
-crashies：スカイ
PRX
-Benkai：ヴァイパー
-mindfreak：ブリムストーン
-d4v41：フェイド
-f0rsakeN：チェンバー
-Jinggg：レイズ

3rd MAP：フラクチャー（DECIDER MAP/PRXディフェンダースタート）

対戦結果：OPTC 5 – 13 PRX
序盤からPRXのプッシュで戦闘がおこり、ピストルラウンドはPRXが取得。
OPTCも逆にスキルを合わせて撃ち合う姿勢を見せていき、お互いにラウンドを取り合う展開に。
しかし、f0rsakeN選手とJinggg選手の勢いとd4v41選手のオペレーターを攻略しきれず、PRXが3-7でリードする展開となります。
なんとかOPTCも対応しようとアルティメットを使っていきますが、f0rsakeN選手のアグレッシブな動きを止められず、またしても3-9での折り返しとなります。
ピストルラウンドはOPTCが取得するも、3ラウンド目からPRXが2連取。
yay選手が3キルでチャンスを演出するも、Jinggg選手のショーストッパーからのキルで突破されてしまい、クレジットの苦しいラウンドになります。
そのままPRXが押し切り、アジア勢初となるグランドファイナル進出を決めきりました。
両チームのエージェント構成は以下の通りです。

OPTC
-yay：チェンバー
-Victor：ネオン
-Marved：ブリムストーン
-FNS：ブリーチ
-crashies：KAY/O
PRX
-Benkai：ブリーチ
-mindfreak：ブリムストーン
-d4v41：チェンバー
-f0rsakeN：ネオン
-Jinggg：レイズ

まとめ

アジア勢初のグランドファイナルを決めた「Paper Rex」。
Benkai選手は最後の大会になるとSNS上で宣言しているものの、グランドファイナルに駒を進めることができ、本当に最後になるのかにも注目です。
ここまで来たならアジア勢初の優勝を是非見せてほしいところですね！

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編集：eスポーツニュースジャパン編集部