【VALORANT】間もなく2022 VCT Stage2 Masters Copenhagen開幕！各地域予選を通過した強豪チームを全て紹介！
7月10日から24日にかけて、「2022 VALORANT Champions Tour(以下VCT) Stage2 Masters Copenhagen」が開催されます。
2022年2度目の世界大会で、Stage1の1位・2位がまさかのグループステージに参戦となり、早くも波乱の展開を迎えているこのStage2。
今回は各地域で行われた予選を通過した強豪チームをお届けいたします。
今大会は各グループ上位2チームに加え、トップシードチームでプレイオフを行う形の大会形式となっています。
本大会の対戦の組み合わせ及びスケジュールは以下のツイートの通りです。
Contents
グループA
OpTic Gaming(NA予選2位)
Stage1で見事優勝となった「OpTic Gaming」ですが、NA予選のプレイオフ決勝で「XSET」に敗北。
Stage1の1位がまさかのグループステージに参戦するという事態となりました。
しかし、「OpTic Gaming」はStage1でも2位通過だったため、今大会でも前回同様実力を発揮することが出来るでしょう。
yay選手のチェンバーとVictor選手のネオンでのエントリーを中心とした戦術に注目です。
「OpTic Gaming」のロースターは以下の通りです。
Guild Esports(EMEA予選3位)
元プロサッカー選手のデビッド・ベッカム氏が所有するプロゲーミングチーム「Guild Esports」がMastersに初参戦となりました。
EMEA予選のグループステージを1位で通過し、プレイオフでは「Fnatic」「FunPlus Phoenix」に敗北したものの、昨年世界王者にも輝いた「M3 Champions」を2-0で下しての世界大会出場となりました。
過去に世界大会に出場した経験のある元「G2 Esports」のkoldamenta選手中心に初の世界大会に臨みます。
「Guild Esports」のロースターは以下の通りです。
LOUD(BR予選1位)
Stage1で準優勝となった「LOUD」ですが、BR地域とLATAM地域の2位同士で行われたプレイオフにてBR2位の「Ninjas in Pyjamas」が敗北したため、シード権を失いグループステージに参戦。
予選では1MAPも落とすことなく圧倒的な力を見せてBR予選を通過し、Stage1以上の仕上がりを既に見せている「LOUD」。
BR地域のチームが1チームとなるのは今大会が初めてですが、その実力を再び見せてくれるのでしょうか。
「LOUD」のロースターは以下の通りです。
KRÜ Esports(LATAM予選2位)
長らくLATAM地域の王者として君臨していた「KRÜ Esports」ですが、今回はLATAM地域2位として世界大会に参戦。
LATAM地域のプレイオフ決勝で「Leviatán」に敗北したものの、その後行われたBR地域2位「Ninjas in Pyjamas」とのプレイオフで勝利を収め、唯一の世界大会皆勤賞継続に成功。
Stage1では早々に敗北してしまった「KRÜ Esports」ですが、Stage2でChampionsベスト4の力を見せてくれるのでしょうか。
また、Stage1で加入して一度試合に出た後出場機会のなかったwait選手が出場するのかにも注目です。
「KRÜ Esports」のロースターは以下の通りです。
グループB
DRX VS (KR予選1位)
VCT 2022 Stage1 Mastersでも我々日本ファンに強烈な印象を与えたDRXがStage2 MastersでもVCT KRを1MAPも落とさずに通過し登場します。
我らが日本からの出場チームNORTHEPTIONの1戦目の試合相手にもなります。
Stage1のMastersでは各MAPごとに非常に強力なセットアップを有し、今大会も優勝候補の一角となるチームでしょう。
更にコーチのであるtermiコーチ、glowコーチはCS時代でNTHのコーチであるbailコーチと元チームメイトであったこともあり、元チームメイトのコーチ対決という点にも注目です。
Stage1とはロースターを変えずにさらに練度の上がったDRXの連携に注目です！
「DRX VS」のロースターは以下の通りです。
- stax
- Rb
- Zest
- MaKo
- BuZz
- termi(Coach)
- Argency(Coach)
- glow(Coach)
XERXIA(APAC予選2位)
「XERXIA」はVCT StageでもAPAC予選を2位で通過しMastersの出場を果たしており、惜しくも予選通過はかなわなかったものの、前回のMasters優勝チームであるOpTic Gamingに対して、勝利した経験のあるチームです。
DRX同様、XERXIAもStage1とはロースターを変更していないため、Stage1以上の高い練度が見られるでしょう。
APAC予選ではPaper Rexに負けてしまっているものの、今回のXERXIAはまた一味違った強さを見せてくれるでしょう！
「XERXIA」のロースターは以下の通りです。
NORTHEPTION (JP1位通過)
続いては我らが日本からの代表であるNORTHEPTIONです！
VCT 2022 Stage1 Mastersでは世界3位という結果を残したZETA DIVIZIONを下し、日本1位に輝いたNORTHEPTION。
Meteor選手を主軸とした強気な攻めから、Meteorだけでなく、全員がミクロ面のスキルの連携を意識して撃ちあっていく強気な部分が注目となります。
初の海外大会となる選手も多い中、さいたまスーパーアリーナでのオフライン有観客での大歓声の中でのプレッシャーを経験してその中でも勝ち抜いたNORTHEPTIONならメンタル面の強さも見せてくれるでしょう！
「NORTHEPTION」のロースターは以下の通りです。
FunPlus Phoenix(EMEA予選2位)
VCT 2022 Stage1ではEMEA地域を予選1位で通過するものの、世界情勢の影響で出場することがかなわなかったFunPlus Phoenixですが、Stage2では満を持して 出場します！
現状、Stage2ではまだSUYGETSUが出場できるかが危ぶまれていますが、何かしらの形でロースターを変更せずに出場する方法を模索しているようです。
エージェントピックに注目すると、M3 Champions戦やAcend戦のブリーズやFnatic戦では、普段スモークやサポートロールであるANGE1がヨルを見せるという非常に面白いピックにも注目です！
「FunPlus Phoenix」のロースターは以下の通りです。
トップシード
FNATIC(EMEA予選1位)
古くからeスポーツシーンで素晴らしい成績を残してきた強豪「FNATIC」。
2022 VCT Stage2では、強者揃いで魔境として知られているEMEA地域を無敗で通過しました。
前回のMasters Reykjavíkではフルメンバーでの出場は叶いませんでしたが、今回は若き新星Alfajer選手と絶対的エースDerke選手をロースターに入れたフルメンバーで臨みます。
上記の2選手はEMEA予選におけるACS/MAPの成績でTOP1・2を記録しており、他にもチームの心臓であるBoaster選手も在籍しています。
EMEA予選の結果やメンバーを見る限り、間違いなく今回の優勝候補でしょう！
「FNATIC」のロースターは以下の通りです。
XSET(NA予選1位)
「XSET」は前回のMasters Reykjavíkで世界王者に輝いた「OpTic Gaming」に見事勝利し、NA地域を1位で通過しました。
Mr.4killsとして名を馳せているCryo選手は、配信活動を積極的に行っており日本でもこの選手が好きな人は多いのではないでしょうか。
注目選手はそのCryo選手と主にデュエリストとイニシエーターを担い安定したパフォーマンス出し続けているZekken選手になります。
以前から注目されていたチームですので、彼らがどこまで駒を進めるのか非常に楽しみです！
「XSET」のロースターは以下の通りです。
Paper Rex(APAC予選1位)
「Paper Rex」は前回のMasters Reykjavíkで世界4位という成績を残し、またしてもAPAC予選を1位で通過しMasters Copenhagenへの進出を決めました。
このチームの特徴は何と言っても超攻撃的な動きで、f0sakeN選手やJinggg選手を筆頭にフィジカルモンスターしか存在しないようなチームです。
また、現在のメタから外れたエージェントをピックすることがあり、型にはまらないスタイルは敵チームを翻弄します。
毎回VCT Mastersを楽しくさせてくれるBenkai選手のコスプレにも期待が高まります！
「Paper Rex」のロースターは以下の通りです。
Leviatán(LATAM予選1位)
LATAMでは一強だった「KRÜ Esports」をGrand Finalで3-0というスコアで圧倒した「Leviatán」がLATAM予選を1位で通過し、Masters Copenhagenへの進出を決定しました。
年間世界王者を決める2021 Championsで「KRÜ Esports」を世界3位に導いたOnur氏がコーチを務めています。
メンバー全員が素晴らしいパフォーマンスを発揮したLATAM予選でしたが、なかでもチェンバーを扱うTacolilla選手はACS/MAPで1位の成績を収めているため注目です！
「Leviatán」のロースターは以下の通りです。
まとめ
各地域の強豪チームを紹介してきましたが、いかがでしたか？
「FunPlus Phoenix」のSUYGETSU選手の出場が厳しいといった問題はあるものの、Stage1の1位・2位チームが参加する今大会のグループステージは過去の世界大会含めても最もレベルの高いものとなると予想されています。
日本代表「Northeption」の初戦は7月10日22時00分から開始予定です。
初戦の相手はStage1同様、KR1位「DRX」ですが、JP予選で見せてくれた実力を再び見せてくれることを期待しましょう！
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編集:eスポーツニュースジャパン編集部
