【VALORANT】マネー管理が勝敗を分ける?ピストルラウンドやセカンドラウンドなどの武器・スキルの購入の仕方を解説!
VALORANTやCSGOなどのような5-5形式のタクティカルFPSには、マネーシステムというものが存在します。
マネーシステムが存在するということは、最初から強い武器を持つことはできず、ラウンドに勝利してクレジットを増やしたり、逆にクレジットを節約して次のラウンドに備えるというようなクレジット管理が必要になります。
そこで今回は、ピストルラウンドやセカンドラウンド、エコラウンドやバイラウンドなど、様々な特徴を持つラウンドにおけるクレジット管理をそれぞれ解説していきます!
【注意事項】
本記事で紹介している武器・スキルの購入の仕方に関してはすべて個人の意見となります。
Contents
ピストルラウンド
まず初めに前半・後半に必ず訪れるピストルラウンドについて解説します。
個人的にピストルラウンドはVALORANTにおいて最も重要なラウンドと言っても過言ではないと思っています。
ピストルラウンドはお互い800クレジットから始まり、ここで勝つことができればセカンドラウンドも取得できる可能性が高くなります。
そのため、このラウンドでは800クレジットを余らしてしまうことがないように武器やスキルを買うようにしましょう。
具体的には、クラシック+ライトシールド+スキル、ゴーストorフレンジー+スキル、シェリフというような構成があります。
シェリフに関してはディフェンダー側のレイナのような撃ち合いに特化したようなエージェントに向いており、スキルが強力なエージェントの場合はシェリフよりスキルを優先しましょう。
セカンドラウンド(ピストルラウンド勝利)
続いて、ピストルラウンドを勝利した場合のセカンドラウンドについて解説します。
このラウンドでの購入の仕方は多少賛否が分かれるようですが、クレジットをできる限り使うことを推します。
ピストルラウンドからシェリフを持ち越した場合はそのままヘヴィーシールドとスキルを購入する形で良いかと思いますが、クラシックやゴーストを持ち越した場合は必ずスペクターやアレス、マーシャル(これらに関してはお好みで)などを買いましょう。
ピストルラウンドを勝利したセカンドラウンドは絶対に落としてはいけないラウンドになります。
オペレーターを購入するために節約することもあるかと思いますが、個人的にはマーシャルぐらいは購入してほしいというのが本音です。
キルやスパイク設置の関係でライトシールド+ヴァンダルorファントムを買う選択肢もありますが、この購入をするのであれば、前に詰めずに遠距離での撃ち合いを意識しましょう。
敵がエコラウンドの場合は武器を落とさないことが重要です。
まとめると、シェリフ(持ち越した場合)+ヘヴィーシールド+スキル、スペクターorアレスorマーシャル+ヘヴィーシールド+スキル、ヴァンダルorファントム+ライトシールド+スキルという構成でセカンドラウンドに臨みましょう。
セカンドラウンド(ピストルラウンド敗北)
続いて、ピストルラウンドで敗北してしまった場合のセカンドラウンドについて解説します。
セカンドラウンドでは主に、次のラウンドでフルバイできるように武器やアーマー、スキルを全く買わない完全な節約をするか、セカンドバイをするかの2つの選択肢があります。
基本的にはマネーを節約してエコに徹することが定石ではありますが、アタッカー側ではスパイク設置をすれば300クレジットもらえるため、その場合に限ってセカンドバイをするのは有効な一手であると思います。
誰か一人だけがセカンドバイをするのは厳禁で、購入の仕方は統一するようにしましょう。
例外としてキルが偏った場合で、次のラウンドでフルバイできるのであればシェリフを一人だけ買うというのはありだと思います。
まとめると、完全なエコ、シェリフorスペクター+ライトシールド+スキル(セカンドバイ)というような構成になります。
ボーナスラウンド
続いて、ボーナスラウンドについて解説します。
ボーナスラウンドというのはピストルラウンド・セカンドラウンドを共に勝利して迎える3ラウンド目のことを指します。
このラウンドがボーナスラウンドと呼ばれる理由は、セカンドラウンドを勝利して持ち越した1600~2050クレジットの武器でフルバイ状態の敵とノーリスクで戦うことができ、一般的なエコバイ(0~800クレジットの武器を購入)よりも勝つ可能性が高いからです。
このラウンドは勝つことができればラッキーなので、セカンドラウンドに武器を落としてしまった場合は無理に購入することを考えず、その次のラウンドでフルバイすることができるように調整しましょう。
まとめると、持ち越した武器+シールド(武器の耐久地が25以上であれば不要)+スキル、次のラウンドでフルバイできるような購入(セカンドラウンドで倒されてしまった場合)というような構成になります。
次のラウンドでフルバイできるような購入というのは、次のラウンド時に所持しているクレジットが3900(武器+ヘヴィーシールド)+700前後(スキル)=4600前後になるように調整することだと認識していただければと思います。
バイラウンド
続いて、バイラウンドについて解説します。
解説といっても、VALORANTにおける一般的なラウンドになりますのであまり特筆すべき点はありませんが、基本的には武器やシールド、アーマーを最大限買うラウンドです。
これまでフルバイといくつか記述しましたが、このような購入の仕方がフルバイになります。
具体的には、ヴァンダルorファントム(オペレーターやオーディンはお好みで)+ヘヴィーシールド+スキルという構成が一般的です。
エコラウンド
続いて、エコラウンドについて解説します。
エコラウンドはバイラウンドで負けてしまい、フルバイをすることができないようなラウンドのことを指し、次のラウンドでフルバイできるようにマネーを節約しなければなりません。
ボーナスラウンドで触れたように次のラウンドで4600前後のクレジットになるように調整するため、シェリフを購入することが多いです。
シェリフを使うにあたって、共に購入するシールドをライトにするかヘヴィーにするかで意見が分かれるところですが、筆者はライトシールドを推します。
おそらくライトシールドは多数派だと思うのですが、その理由としてはエコラウンドは基本的にラウンドを取得できないため、ヘヴィーシールドを買えば1000クレジットを捨てることになるからです。
マネーに余裕がない時はアーマーは買わないほうが良いですが、少し余裕があればライトシールドを買ってワンチャンスを狙っていきましょう。
まとめると、シェリフ+ライトシールド(余裕があれば)+スキルが一般的で、次のラウンドでフルバイできる人であればヴァンダルやファントムをライトシールドと合わせるのも選択肢の一つです。
オーバータイム
続いて、オーバータイムについて解説します。
オーバータイムは1ラウンドずつ交互に攻守が切り替わり、もらえるクレジットもそれぞれ5000固定で、2ラウンド差つくまで繰り返し行われます(テニスや卓球におけるデュースのようなもの)。
オーバータイムでの購入はフルバイ以外の選択肢はありません。
ジェットやチェンバーがアーマーなし、スキルほぼなしの形でオペレーターを使うこともありますが、それに関してはエイムを置いておくことができるディフェンダー側のみでの採用が良いかと思います。
まとめると、ヴァンダルorファントム(オーディンはお好みで)+ヘヴィーシールド+スキルが一般的です。
クレジットの上限
続いて、クレジットの上限について解説していきます。
VALORANTにおけるクレジットの所持上限は9000クレジットになります。
上限が設定されているということは、9000を超えた際の端数のクレジットは無駄になります。
そのため、味方に武器を買ってあげてクレジットを無駄にしないようにしなければなりません。
購入画面の左上に今所持しているクレジットと次のラウンド時に所持している最低クレジットが記載されており、そこが9000クレジットになっているときには味方に武器を買ってあげましょう。
クレジットが溢れるとき以外でも味方に武器を購入する場合は存在し、例えば自分がヴァンダルやファントムをもう一本落とせる状況で、味方の誰かが買えないときは購入してあげて、武器状況を合わせたりします。
武器のキープ(セーブ)
続いて、武器のキープについて解説します。
武器のキープというのは、人数不利の状況で明らかにこのラウンドの勝ち目がない場合に、無理に敵を倒してラウンドを取得しようとするのではなく、次のラウンドのために生存して武器を持ち越すことを指します。
武器をキープすると、キープした人は次のラウンドにもらえるクレジットが1000クレジットになるため持ち越す武器は限られます。
キープする武器はヴァンダル・ファントム、オペレーターやオーディンになります。
ピストルを持っている場合は倒されるか爆発に巻き込まれる方が良いです。
キープする場面は先述の通り勝ち目がないときに加えて、倒されれば次のラウンドはエコバイしなければならないときになります。
敵を削る
続いて、敵を削ることについて解説します。
敵を削るというのは、自チームはクレジットに余裕があり、敵は倒されると次のラウンドのクレジットが厳しくなる時に、積極的にキルを狙っていくことを指します。
キルは今のラウンドを取得するためだけではなく、次のラウンドに繋げる意味もあります。
武器をキープする場合と敵を削る場合の見極めは、マネーシステムを理解しないと難しいためVALORANTをプレイしつつ学んでいきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回はマネーシステムとクレジット管理について解説していきました。
クレジット管理を知らないで、購入の仕方がバラバラになってしまうとチームパワーが最大限発揮されることがなくラウンドを落としてしまうため、徐々に覚えていきましょう。
今後もeスポーツジャパンではVCTに関する記事や解説記事などをお届けいたしますので、ブックマークやTwitterのフォローよろしくお願いいたします!
他の初心者向けの記事も併せてご覧ください↓
編集:eスポーツニュースジャパン編集部