【VALORANT】VCTを観戦するときに知っておくべき用語は?
現在、開催されている『VALORANT Champions Tour Challengers Japan』は非常に盛り上がりを見せています。
しかし、VALORANTは現在PCでしかプレイすることができないタイトルであるため、観戦はしているけれどよく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、今日本で最も熱いといっても過言ではないVCTを観戦するうえで知っておくべき用語について紹介・解説していきたいと思います!
VCTに関する記事はこちら!↓
Contents
用語と解説
IGL
In Game Leaderの略称。
どのサイトに攻め込むのか、どのような守りの配置にするのかなど、全体の動きを決定するいわゆる司令塔の役割のことを指す。
エージェント
VALORANTで使用されるキャラクターのことを指す。
アタッカーで先頭を走ってサイトに入るデュエリスト、索敵の役割を担いエリアを確保していくイニシエーター、スモークを使って射線を遮り安全を確保したり、足止めを行うコントローラー、ディフェンダーでは罠を仕掛けて敵の動きを察知したり、アタッカーでは裏取りを警戒するセンチネルの役割に分かれている。
エコラウンド
クレジットが少なく、基本的にスキルやシールド、ヴァンダル・ファントムが十分に買えない際に、次のラウンドで買えるようにするためにピストルを購入し節約するラウンドのことを指す。
ピストルラウンドを負けた次のラウンド以外のエコラウンドでは、基本的にワンチャンスを狙えるシェリフが使われることが多い。
エリア
VALORANTには様々な場所に名称がついており、それらを総称してエリアと呼ばれる。
エリアを確保することは敵の情報を取ることにつながり、攻めやすくあるいは守りやすくする非常に重要な要素である。
エントリー
アタッカー側がサイトに入る動きのことを指しており、基本的にジェットやレイズなどの敵が弾を当て難いデュエリストが担うことが多い。
エントリー役が耐えることができれば、後続がサイト内に入りスパイクを設置することができるためデュエリストは積極的にエントリーする必要がある。
オーバータイム(OT)
ラウンド取得が12-12になった際にオーバータイムに入ることになり、2ラウンド差がついた時点で勝敗が決する。
テニスや卓球などのデュースのようなものである。
OTでは1ラウンド毎に攻守が切り替わり、もらえるクレジットは5000固定である。
カウンター
敵のアクションがあった際にスキルを返すことを指す。
カウンターを行うことで時間稼ぎをすることができ、速い攻めに対して寄りを速くすることができたり、ワンピックを狙うことができる。
クリアリング(エリア取り)
基本的にエリアを確保する際に敵がそこにいないか確認する動きのことを指す。
クリアリングを行うことで安全にスパイクを設置できたり、エリアを確保することができる。
基本的にクリアリングを行う際には1人ではなく、多少人数をかけて行うことで確実にエリアを確保することに繋がるため意識すべき点である。
サイト
スパイクを設置するエリア全体のことを指す。
ディフェンダー側ではサイトに入れないような立ち回りをするか、敢えてサイトに入らせて取り返すような動きを行い、アタッカー側では相手を揺さぶってサイトに入るようにしたり、素早い攻めで一気にサイトに入る形をとったりする。
スパイク
VALORANTで呼ばれる爆弾のことを指す。
アタッカー側は敵を殲滅するか、スパイクを設置し爆破できたら勝利する。
ディフェンダー側は敵を殲滅するか、スパイクを設置させずに時間切れにするか、スパイクを解除することで勝利する。
スパイク設置には4秒かかりスパイク解除には7秒かかるが、解除に関しては半分まで解除して再度解除することも可能である。
セーブ(キープ)
次ラウンドにクレジットがなくエコラウンドが確定しているかつ人数不利で本ラウンドを取得できる可能性が低い場合に、ヴァンダルやファントム、オペレーターなどの値段が高い武器を次のラウンドに持ち越すことを指す。
セーブした本人は次のラウンドでもらえるクレジットが少なくなる。
セカンドバイ
ピストルラウンドで負けた方が次のラウンドでエコラウンドを採用するのではなく、シェリフやスペクターを購入することを指す。
ラウンド差がある場合や敵の意表を突くために行われることが多く、基本的にはアタッカー側で行う方が強いとされる。
タクティカルタイムアウト
チームが試合中に作戦を練るためのタイムアウトのことを指し、ラウンドを連続で落としている場合に流れを切ったり、ここぞの場面で戦術を練りラウンドを取得しようとする際に使用される。
攻守一回ずつタイムアウトをとることができ、OTでも一回取ることができるが大会によってルールが変わる可能性がある。
※これはVCT Challengers Japanでのルールになります。
テクニカルタイムアウト
選手のデバイスや回線、運営のトラブルなどにより挟まれるタイムアウトのことを指し、この間は戦術的な会話は禁止である。
実況・解説は場を繋げなければならないが、素晴らしいトークスキルによりテクニカルタイムアウト中も視聴者は楽しむことができる。
トレード
ここでのトレードはキルのトレードを指す。
エリアを確保する際に使われることが多く、その場で自チームが1キル敵チームが1キルすれば1-1トレードと呼び、自チームが2キル敵チームが1キルすれば2-1トレードと呼ばれる。
自チームの人がキルされてもカバーしてトレードすれば数的不利になることはないため、トレードを意識することは重要である。
バイラウンド
エコラウンドと対をなす言葉で、クレジットが十分にありヴァンダル・ファントム、アーマーやスキルを揃えるラウンドのことを指す。
バイの仕方は揃えることが基本であり、本ラウンドを味方は購入できず自分は購入できる場合は、次のラウンドで全員がバイできるように調整する必要がある。
ピーク
壁から顔をだして射線を通したり、敵の情報を取ることを指す。
敵がオペレーターを構えていることを警戒してジャンプをしながら顔を少しだけだすことをジャンプピークと呼び、肩だけをだして敵の射撃により索敵することはショルダーピークと呼ばれる。
また身体全体を壁からだしてピークするオーバーピークなど、様々なピークの方法があるため時と場合によって使い分けることが効果的である。
ピストルラウンド
試合が始まって最初のラウンドと攻守が切り替わった最初のラウンドのことを指し、全員ピストルを使用するためピストルラウンドと呼ばれる。
ピストルラウンドを取得することで次のラウンドは強い武器を購入することができるのに対して、負けてしまった方は再びピストルを購入する形になるため、ピストルラウンドの勝利側は続けてラウンドを取得する可能性が高くなるため非常に重要である。
フィジカル
ここでのフィジカルは対面での撃ち合いの能力のことを指す。
VALORANTは立ち回りやスキルの使い方など撃ち合い以外にも非常に重要な要素は存在するが、FPSである以上撃ち合いの場面は必ず発生するため、結局はフィジカルというような意見もある。
フェイク
これはいわゆるフェイントのことを指し、例えばAサイトにアクションをかけて本命のBサイトに向かうフェイクや、スパイクの設置音を鳴らせて設置せずに前に詰める設置フェイク、スパイクの解除音を鳴らし解除をせずに敵が顔を出すのを待つ解除フェイクなどがある。
特にスパイクの解除については、敢えてフェイクせずに解除しようとするガチ解除があり、フェイクとガチを織り交ぜると効果的である。
ラーク
動画はこちらから!(ミニマップのヴァイパーに注目!)
単独行動のことを指し、味方がサイトにアクションを仕掛けているときその逆サイドに入り込んだり、相手の詰めを待ったりすることで相手の意表を突いた動きをすることができる。
基本的にセンチネルがこの役割を担うことが多く、完全に敵の意表を突くことができれば1人で数人を倒すことができるうえ、エリアも確保できるため非常に重要な役割である。
ラッシュ
一つのサイトに人数をかけて一気にサイト内に入る素早い攻めのことを指す。
毎ラウンドラッシュすることは良いとされておらず、ディフェンダー側に対策されるため、遅めの攻めと組み合わせて緩急ある攻めをすることが効果的である。
基本的にはエリア取りを行わないため、敵の情報を取ることができず諸刃の剣とも呼べるような作戦である。
最近では相手にスキル返しをさせないようにKAY/Oのultを使ってラッシュすることが多い。
リテイク
ディフェンダー側がアタッカー側にスパイクを設置をされた際に、そのスパイクを解除するための一連の動きのことを指す。
スキルを上手く組み合わせたリテイクはVCTを観戦する魅力の一つでもある。
まとめ
以上、VCTを観戦するうえで知っておくべき用語集でした!
また新たに用語が生まれた際は随時更新していく予定ですので、参考にしていただければ幸いです。
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編集:eスポーツニュースジャパン編集部