総勢29名の声優が集結するeスポーツ応援プロジェクト「声優e-Sports部」は7月1日、東京クールジャパン（東京都・渋谷区）にて「オフせすぽ Vol.2」を開催しました。

本稿では、オフせすぽ Vol.2・第2部の模様をレポート形式でお届けします。

トークから協力プレイまで内容満載のオフラインイベント

オフ+せすぽ（声優e-Sports部の略称）とある通り、本イベントは声優e-Sports部の声優陣が出演するオフラインイベント。2度目の開催となった今回は、黒木ほの香さん・夜道雪さん・鈴木絵理さん・田中音緒さんの4名が登壇。業界トークからゲームコーナーまで、2時間近くにわたって会場を盛り上げました。

第1部に引き続き、第2部も”オフせすぽ”にちなんだトークコーナーで幕を開けた。「鬼ほど下手なゲームジャンルは？」「新作ゲームにどれくらいの頻度で手を出す？」など、話題はいずれもゲームにまつわるものが中心。「ニンテンドーDSの少女マンガ原作のゲームにハマった」（黒木）、「ファミコンのエキサイトバイクが難しい」（夜道）……等々、普段は中々聞けない声優陣のディープなゲーム遍歴が語られました。

筆者が特に気になったのは、「ゲームキャラに恋したことがありますか？」というトークテーマ。声優陣はそれぞれ「漫画やアニメならあるけど、ゲームキャラは無いかもしれない」と前置きを入れつつ、ピカチュウ・フォックス・ソニックなど、動物キャラクターへの思い出について語りました。また、来場者からは『ときめきメモリアル2』の八重花桜梨、『ファイナルファンタジーX』のティーダといった名前も上がり、筆者も改めてゲーム好きの声優ファンが集まっていると改めて感じました。

会場は終始盛況 声優e-Sports部の広がりを感じたオフせすぽVol.2

トークコーナーに一区切りつくと、来場者を交えたゲームコーナーがスタート。この日用意されたのは、最大6人プレイに対応したNintendo Switch用ソフト『Party Party Time』。声優陣とのじゃんけん勝負に勝ち抜いた来場者を2名招き、ミニゲーム対戦が繰り広げられました。

ゲームコーナーの模様を表現するなら、「気のおけない友達と賑やかにゲームで遊ぶ」という表現がピッタリ。と言うのも、感覚的に遊べるミニゲームに各々がチャレンジする傍ら、騒がしくも笑顔が絶えなかったからです。会場も珍プレーを笑いで包み込み、ファインプレーには歓声を上げたりと、声優陣と来場者が一体になり、見事な盛り上がりを見せました。

1回目のミニゲーム対戦は、声優陣を抑え込んだ来場者が優勝。更に急遽、提供があったLogicool Gのマウスパッドが進呈されたほか、声優陣によって「名前を呼ばれながら褒められる」という、オフラインイベントならではのファンサービス（ファンサ）も披露されました。なお、2回目で優勝した鈴木さんも”共演者から間近でファンサを受ける”というある意味でレアな体験に遭遇。しっかりLogicool Gのマウスパッドも受け取っていました。トークコーナーに引き続き、ゲームコーナーも終始賑わっていたのが印象的です。

お題に対して自身の考えを述べる「意識調査ゲーム」に、フリートーク力と瞬発的なアドリブ力が求められた「ポエムリーディングゲーム」など、ゲーム関連だけにとどまらず、多彩な見どころを秘めたオフせすぽ Vol.2。この日が同プロジェクトのオフラインイベント初出演だった3名の声優は、「初対面の方々を含め、1日でみんなと仲良くなれた」（黒木）、「今日でゲームが上手くなった気がする。1日を通して幸せだった」（夜道）、「今まで以上にもっとせすぽが好きになった」（鈴木）とそれぞれ感謝を述べました。

これまでにもオフラインイベントに出演してきた声優e-Sports部・副部長の田中さんは、「足元が悪い中、皆さんに来ていただけて嬉しかった。本当にありがとうございました」とコメント。同プロジェクトのプロデューサーと顧問を兼任する吉村尚紀さんも「声優e-Sports部で広がった輪を大切にしたい」と述べ、オフせすぽVol.2は盛況のうちに幕を閉じました。

取材：eスポーツニュースジャパン編集部/龍田

声優e-Sports部

HP　https://seiyu-esports.jp/
Twitter　@seiyu_esports
YouTube　https://www.youtube.com/@seiyu-esports
Twitch　https://www.twitch.tv/seiyuesports
Tiktok　https://www.tiktok.com/@seiyu_esports