【VALORANT】「ネオン」のスキル使い方解説!(パッチ4.09対応)
EP4 ACT1にて追加された新エージェント『ネオン』をコンペティティブ・アンレートで数戦プレイしてきました。
今回は最高ランクイモータル2の筆者がスキルの使い方やネオンの評価等について解説していきます。
ネオンの役割
ネオンはフィリピン出身のデュエリストです。
先頭を切って敵と撃ち合いをしたり、サイト内へエントリー(先陣を切ってサイトに入ること)をして味方を勝利へ導くことが得意なエージェントになります。
下記で解説するスキルも味方と合わせると強力なものがいくつかあるため、基本的には味方と一緒に動いて先頭で動くのが良いでしょう。
「ハイギア」を使えば短時間で長距離を移動できるため、単独で動くことも出来るかもしれませんが、毎回単独行動すると味方が困ってしまうため、3ラウンドに一回程度であったり、そもそも単独行動しないことを心がけましょう。
スキルの使い方
ネオンのスキルは即発動、つまりスキルを構える動作がないものばかりです。
銃を構えながらスキルを使っても、他のエージェントほど隙は出来ないので、ガンガン使っていきましょう。
C:ファストレーン
2本の青い電気の壁を前方に作る、一つ300円・最大1つまで所持できるスキルです。フェニックスのブレイズのように曲げることは出来ません。デフォルト設定では「C」キーに設定されています。
このスキル、一見壁を二つ作るスキルのように見えますが、正確には中心に電気の弾を飛ばし、その軌跡に沿って二本の壁を作るスキルになっています。
この電気の弾が壁に当たるとそこで壁は途切れますし、壁に当たりさえしなければ壁は伸び続けます。
47m先まで壁を敷くことが出来るため、かなり長い距離の射線を切ることができます。また、壁に触れた敵には毎秒20ダメージ、味方には毎秒10ダメージを与えます。
さて、この壁ですが、筆者もテンプレ化出来そうな上手い使い方は思いついていません。というのも、2本壁がある影響でエントリー時に使うとクリアリングミスが発生しやすい上、味方にダメージが入るため、下手に使うと利敵になってしまう可能性もあるからです。
(追記)パッチ4.08のアップデートでファストレーンのダメージ効果が削除されました。
この修正で利敵になることは以前より少なくなりましたが、敵へのダメージも削除されたため、敵がファストレーンを乗り越えてピークする可能性が以前よりも上がりました。
基本的には、敵の射線を切って何かしたい時に即席スモークのように使ったり、敵のサイトへのリテイク・ラッシュ時に時間稼ぎとして使うのが味方に迷惑をかけない妥当な使い道でしょう。また、オペレーターが覗いてそうな場所(アセントAメインなど)で使うことで、オペレーター側に出てくる場所を限定させないような使い方も出来ます。
Q:リレーボルト
電気の弾を放ち、着弾した場所の真下の地面に円形のスタンが発生する、一つ200円・最大2つまで所持出来るスキルです。デフォルト設定では「Q」キーに設定されています。
動画のように、一度だけ跳ね返るため、最低でも二ヶ所にスタンを入れることができます。
このスキルがネオンを使う上で最も重要なスキルです。
見えている敵と撃ち合う時にこのスキルを使うことによって撃ち合いの勝率を格段に上げることができる他、エントリー時に敵がよくいるポジションに投げるだけでサイト内で守っている敵を倒しやすくなります。
更に、敵のラッシュやリテイク時に敵が入ってくるであろう場所に投げておくだけで時間稼ぎが出来ます。
シンプルに強力なので、ケチらずにガンガン使って敵に圧力をかけていきましょう。カスタムでどこに当てればどのポジションに入るか研究するのもおススメです。
なお、弾はほぼ真っすぐ飛んでいくため、空爆などは出来ません。
E:ハイギア
デフォルト設定では「E」キーに設定されているスキルです。スキルを使うと、ダッシュ状態になり、かなり速い速度で移動することが出来ます。
もう一度スキルキーを入力することでダッシュ状態を解除します。勿論、ダッシュ中に武器は構えられません。
また、ダッシュ中にデフォルト設定では「右クリック」に設定されているオルト射撃を押すことで、スライディングをすることが出来ます。
スライディング後はかなり早く武器を構えることが出来るため、ショットガンとの相性が良く、難易度は高いですがアサルトライフルなどでストッピングも可能です。
このスキルはヴァイパーの毒素のように、使用すると画面中央下部のゲージが減少していき、未使用時にゲージが回復していきます。
位置を変えるときやディフェンダーで片方のサイトに寄る際にハイギアを使うことで、かなり速い速度で移動できるため、相手の不意を突くことができます。
また、敵にリレーボルトを当ててスライディングしたり、ファストレーンからスライディングで飛び出して不意打ちキルを狙うなど、他のスキルと合わせることで真価を発揮することが出来ます。
勿論、リテイクやラッシュ時にサイトにエントリーする使い方も強いですし、スモークからスライディングで飛び出してキルするのも強力です。
注意点として、ナイフを構えた状態でハイギアを使うと、スライディング後にナイフを構えてしまうのでしっかり武器を構えてからハイギアを発動しましょう。
(追記)
パッチ4.08のアップデートで1キルする度にゲージがMAXまで回復し、横方向へのスライディングがかなりやりやすくなりました。
交戦後にハイギアを使って逃げやすくなったり、障害物からプリエイムしてのスライディングピークが出来るようになったため、強化を活かしてガンガン撃ち合いに挑んでいきましょう!
X(アルティメット):オーバードライブ
発動すると、ハイギアのゲージが全回復+ハイギア発動状態になり、手から稲妻のビームのようなものを発射することが出来るようになるアルティメットスキルです。1キル毎にハイギアのゲージは回復するため、キルを取れるタイミングで使わないと無駄打ちになってしまうことがあります。
このアルティメットは走りながらでも真っ直ぐビームが飛んでいきますが、ジャンプ中は弾がかなりブレてしまいます。基本的にはハイギア状態で敵のエイムをずらしながら戦うことになります。
15m程度までの距離であれば、比較的速い速度で敵を倒すことが出来ます。
しかし、距離が離れていくと威力が減衰していってしまうため、ある程度敵の近くで蜂の巣にならないように1vs1を繰り返すような使い方が出来ると理想でしょう。
基本的にはジェットのブレイドストームやチェンバーのツール・ド・フォースのように武器代わりとして使う使い方が強いように感じました。ただ、ハイギアゲージがなくなるとアルティメットが終了してしまうため、敵と交戦する直前に発動する意識が大事になります。
ネオンの評価
まだまだ未知数なため、今後の変動はあるかもしれませんが、現状では「弱くはない」という評価になりそうです。
現状デュエリストはジェットがほぼ必須ピックとなっており、オペレータ―を持ちやすい性能ではないという点からもジェットに成り代われるほどの性能はありません。
レイズの足止め能力やレイナのような撃ち合い特化能力もないため、レイズ・レイナを差し引いて採用するエージェントではないとは思います。
スキルも使い方を工夫しなければ強くないものが多く、現状では無理に採用する価値はないと思います。
勿論、今後のアップデートやVALORANT Champions Tourでプロが新たな使い道を開拓してくれる可能性もあるため、今後の競技シーンにも注目です。
(追記)
パッチ4.08のアップデートでジェットが弱体化され、ネオンの価値が以前より高くなりました。
バインドやスプリットなどのレイズが強いマップではレイズが優先されますが、味方にチェンバーがいる時などはネオンはエントリー役を担えるエージェントの一人としてピックすることが出来るでしょう!
とはいえ、味方と合わせる前提のスキル構成なので、ソロで使うのは厳しいと思います。
デュオ以上で味方と連携して使うと真価を発揮するエージェントと言えるでしょう。
ネオンについての解説をしていきましたが、いかがでしたか?
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編集:eスポーツニュースジャパン編集部