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【PERSOLインタビュー】eスポーツは人と人との関わりが大切。自分の熱意をどうすれば伝わるかと相手の熱意を理解するか─eスポーツチームマネージャーとは─平野 彩人


2023年11月から12月にかけて行われた「ライブリッツ esportsチーム グローバルオーディション」。本イベントは株式会社ライブリッツが新設する『Fortnite』プロチームのメンバーを選定するオーディションイベントで、総合人材サービスブランドである、パーソルホールディングス株式会社による支援のもと、『Fortnite』ストリーマーとして活躍するLiaqNさんがプロデューサーを務めました。

本稿では、同企画の最終オーディション会場で実施された”eスポーツチームのマネジャーインタビュー”の模様をお届け。eスポーツ業界を日夜支え続ける専門職の方々へ、業界に興味を持つ学生陣がさまざまな質問を投げかけました。

今回インタビューにお答えいただいたのは、株式会社Reignite Entertainment(Reignite)で選手マネジメントに携わる平野 彩人さんです。

ーーもともとeスポーツが好きで関わり始めたのですか?

平野 彩人さん(以下、敬称略):もともとはラグビー一筋でやっていたのですが、大学時代に大きなケガをしてしまいました。

しかしeスポーツに出会い、ラグビーなどの体を動かすスポーツと同じ熱量だと感じました。そこでeスポーツで活躍する選手たちを支えたいという思いで、eスポーツチームも立ち上げ色々なことをしたうえでeスポーツの真髄を知るために筑波大学でeスポーツの研究をし、現在REIGNITEでマネージャーをしています。

またeスポーツに自分は救われたので、「eスポーツに恩返しをする」ということを座右の銘として仕事をさせていただいてます。

ーーeスポーツに関わる仕事をしてきて一番苦労した経験は何ですか?

平野:選手の保護者にどう説明をすれば、理解してもらえるかとどう楽しんでもらえるかを考えることです。

体を動かすスポーツと同じで保護者さんの力なくして、選手の成長はないと思って仕事をしていますし、eスポーツ黎明期のゲームは悪いものという風習がある時からeスポーツに関わっているのでeスポーツのポジティブな印象を伝えるのには苦労しました。

だからこそ知名度のある大学で研究をしたという実績があれば、納得してもらえると思い、大学でeスポーツの研究をするという行動を起こしました。eスポーツも人と人との関わりなので、自分の熱意をどうすれば伝わるかと相手の熱意を理解するかだと思います。

選手は年齢も低く、社会経験が無いまま企業に入ってくるようなものなのでそこで企業と選手という立ち位置ではなく、人と人との関わりとして見ることが大事だと思います。

ーー若い人材がeスポーツに関わる仕事に興味を持ってくれることについて感じることはありますか?

平野:めちゃくちゃ嬉しいです。僕が関わり始めた時代はマネジメントは芸能界の仕事という認識が強かったですが、Youtuberやeスポーツ選手が世間に浸透してきたことで若い子がこうした裏方の仕事に興味を持ってもらえる時代になったと感じました。

それにまだ新しい市場なので、自分のなりたいマネージャー像に早く近づくことが可能でその道を歩んでいけば上手くいくと思います。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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