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『LoL』相手と圧倒的に差をつける「ウェーブ管理」の極意とは?BLG所属”Bin”選手に学ぶ【おすすめ動画】


日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどをご紹介します。

世界的TOPレーナーに学ぶ「ウェーブ管理術」

今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「How BIN Has BROKEN The Rules of Wave Management」です(公開日:2023年8月30日)

本動画は、中国に拠点を置くプロeスポーツチーム「Bilibili Gaming」(BLG)の『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)部門に所属する”Bin”選手のテクニックに焦点を当てています。

0分38秒(クリックで再生)

BLGで実力を振るうBin選手はLPL(中国のLoL競技リーグ)をはじめ、「Worlds」をはじめとする国際大会でも確かな実績を残しています。本動画では、同選手が日頃から実践しているウェーブ管理術の極意について解説しています。

2分9秒(クリックで再生)

『LoL』におけるウェーブとは、TOP・MID・BOTレーンを移動するミニオンの軍勢のことを指します。各レーン上で戦うプレイヤーはこのミニオンウェーブと共に相手プレイヤーと戦うことになるため、プレイ中は常にミニオンウェーブの状況に気を配る必要があるのです。そしてBin選手は、このミニオンウェーブを徹底的に管理し、常にレーンの主導権を取ることに成功しています。

4分31秒(クリックで再生)

「レーンの主導権を取る」というのは、どのような状況を指すのでしょうか。答えはシンプルで、自軍のミニオンウェーブをプッシュし、相手のタワー付近へ押し込める状態のことです。そのためにも、Bin選手はレベル1のトレードタイミングで適切に相手ミニオンのアグロ(注意)を引き付けることに意識を割いています。その結果、「相手ミニオンが自軍ミニオンへダメージを与える機会が減る」→「自軍ミニオンの体力が保たれる」→「相手ミニオンが自軍ミニオン側へ引っ張られることにより、Bin選手がミニオンを処理しやすくなる」→「ミニオン数で相手側と差をつけることにより、ウェーブを押しやすくなる」……という好況を作り出すことができます。

ウェーブをプッシュすることができれば、相手プレイヤーをタワー下へ追いやることができるほか、ミニオン数で有利を築いているためダメージトレードも勝ちやすくなります。競技シーンでもBin選手はほぼ毎試合でこのノウハウを実践し、レーンで主導権を取るだけでなく、相手ジャングラーのアクションを制限することにも成功しています。

8分27秒(クリックで再生)

『LoL』においてウェーブ管理術は基本中の基本ですが、完成度を上げるだけで他プレイヤーと差がつく重要テクニックとも言えます。そしてBin選手が実践するテクニックの数々は、ソロランクやフレックスランクといった一般プレイヤーの戦いにおいても十分に効力を発揮するものばかり。TOPレーナーに限らず、『LoL』をもっと上手くなりたいプレイヤー全員に見ていただきたい内容だと言えるでしょう。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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