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『LoL』戦況を一瞬でひっくり返すプロゲーマーの名エンゲージ|5マンノックアップを炸裂させたFaker選手【おすすめ動画】


日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。

本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

一瞬のスキを見逃さないプロゲーマーのエンゲージ判断とは

今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「Top 5 GREATEST Engages in LoL Esports History」です(公開日:2021年7月30日)

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の競技シーンにおける”名エンゲージ”に焦点を当てています。

▲ハイライト(クリックで再生)

5対5のチーム形式で競い合う『LoL』において、最大10名のプレイヤーが入り乱れて戦う”集団戦”は最大の見どころと言っても過言ではありません。その集団戦の成否を左右するのが、戦いの火蓋を切って落とす「エンゲージ」です。フック系のスキルで相手プレイヤーを捕まえる・範囲攻撃系のスキルで相手チーム全体にダメージを与える……等々、『LoL』におけるエンゲージ手段は実にさまざま。シチュエーションが多いからこそ、プロの世界ではエンゲージのクオリティによって全てが決すると言っても良いでしょう。

▲ハイライト(クリックで再生)

動画内では2021年7月時点までの競技シーンにフォーカスし、種類別に優れたエンゲージプレイを複数ピックアップしています。

例えば、LEC(欧州リーグ)の「Team Vitality(VIT)」対「Fnatic」での鮮やかなインセク。インセクとは、韓国で活躍していた『LoL』プロゲーマー”inSec”選手が編み出したテクニックで、「リー・シン」のアルティメット「龍の怒り」を発動し、対象プレイヤーを任意の場所へ蹴り飛ばすプレイを指します。

上述の試合においては、Fnatic陣営の”selfmade”選手がリー・シンを使用。開始15分、MIDタワー付近でファーム中のVIT陣営”comp”選手に飛びつき、フラッシュ(サモナースペル)+龍の怒りで素早くキック。無防備のまま何もできないcomp選手を落としきり、試合中盤でアドバンテージを築く契機を生み出しました。

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ミスが少なくトップ級の実力を備えたプロゲーマーが集うからこそ、プロの試合では拮抗していてもたったの一手がそのまま流れを変えてしまうことも珍しくありません。2019年度の「SKT T1(T1)」対「G2 Esports(G2)」では、10年を越えてなお現役のプロゲーマー”Faker”選手が素晴らしいエンゲージを披露しました。

開始19分。試合はG2陣営が大きくリードし、T1陣営が厳しい展開を迎えた中盤戦。MIDタワー付近のにらみ合いにおいて、「サイラス」を操るFaker選手がG2陣営”Wunder”選手に狙いを合わせました。

サイラスは相手チャンピオンのアルティメットをコピーすることが可能。そしてWunder選手がこの時使っていたチャンピオン「ナー」は、範囲内のユニットにスローやスタンを付与するアルティメットを有していました。

開始19分3秒。Faker選手がついに動き出します。MIDタワーに近づいてきたG2陣営に対し、フラッシュで素早く距離を詰めると、事前にコピーしておいたナーのアルティメットを発動。G2陣営の背後をめくるようにスキルを命中させ、5名のプレイヤー全員を壁に叩きつけることに成功します。一瞬のうちに陣形が崩れたG2陣営。態勢を立て直すのは難しく、好機を待っていたと言わんばかりにT1陣営が襲いかかり、盤面を一気にひっくり返しました。

▲ハイライト(クリックで再生)

本稿で紹介したのはselfmade選手とFaker選手のベストプレイですが、動画内では他にもファンの関心を惹きつけて止まないベストプレーがいくつも取り上げられています。競技シーンや普段のソロランク等々、シチュエーションを問わずエンゲージは試合を左右する大きなきっかけになり得ます。興味のある方はぜひ一度チェックしつつ、プロゲーマーのテクニックを参考にしてみてはいかがでしょうか。

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

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