『グランツーリスモ』世界の頂点に上り詰めた男。eスポーツレーサー兼リアルレーサーとして生きる原動力とは【おすすめ動画】
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
今週の1本「道なき道を切り拓け!! 世界一プロゲーマーのセカンドキャリアが胸アツ過ぎた」
今回ご紹介するのは、2022年9月5日に「yoAke –The dawn−」が投稿した「道なき道を切り拓け!! 世界一プロゲーマーのセカンドキャリアが胸アツ過ぎた」です。
本動画では、”eスポーツレーサー兼リアルレーサー”として活動している冨林勇佑さんに焦点が当てられています。
本稿の執筆時点で27歳の冨林さんは、幼少期よりカーレースに興味を持ち始め、学生時代に本格的に「グランツーリスモ」のオンライン対戦に興じるようになったそうです。動画内では冨林さんが「グランツーリスモ」にかける想い、そして同作品の競技シーンに対する熱意が語られており、タイトルは異なれどeスポーツ全般に共通する示唆深い考えが明らかになっています。
学生の頃からのライバルたちと切磋琢磨し、2016年度の「グランツーリスモ」世界大会で頂点に上り詰めた冨林さん。彼のキャリアに転機が訪れたのは2018年で、自動車メーカー「マツダ」が主催するロードスター・パーティーレースに出場し、レーサーとしてのデビューを飾りました。リアルとバーチャルを問わず、幼い頃から自動車とカーレースに夢中だった冨林さんは、以降リアルレーサーとしても実績を積み重ねています。
今年の10月に公開された映画『グランツーリスモ』では、育成プログラムで優秀な成績を収めたプレイヤーが実車レースの世界へ踏み込む物語が描かれていましたが、冨林さんはまさしくその過程を自ら体験し、若手プレイヤーの育成等でも活躍されています。興味のある方はぜひ一度、今回取り上げた動画をチェックしてみてください。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部