『VALORANT』2023競技シーンを戦い抜いたアジアチームの笑顔と涙【おすすめ動画】
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
今週の一本「リデンプション // Last Chance Qualifier | VCT Pacific ドキュメンタリー」
今回ご紹介するのは、2023年12月9日に「VALORANT // JAPAN」が投稿した「リデンプション // Last Chance Qualifier | VCT Pacific ドキュメンタリー」です。
本動画は、タクティカルシューター『VALORANT』の2023シーズンを戦い抜いたAPACチームの足跡に焦点が当てられています。
動画内で主に取り上げられているのは、「VCT Pacific 2023」「Pacific Last Chance Qualifier」などアジア地域の競技イベントです。日本からは「ZETA DIVISION」や「DetonatioN Gaming」(現DetonatioN FocusMe)が参戦し、韓国や東南アジアのeスポーツチームと戦いを繰り広げました。
すでに2023年度の競技シーン終了から久しく、「VALORANT Champions Los Angeles」の優勝チーム「Evil Geniuses」の栄光も各方面で取り上げられていますが、ドキュメンタリー形式で試合を振り返ると、また新たな見え方に気がつくはずです。
試合が決した瞬間に映し出される勝者と敗者の表情をはじめ、絶対に負けられない一戦を前にしたコーチ陣の激励……等々、普段の中継だけでは見られないドキュメンタリーならではの視点が満載です。
個人的に印象深いシーンは、ZETA DIVISION所属の”Laz”選手のコメント。同チームは「VALORANT Champions Tour 2023: Masters Tokyo」への出場を逃しましたが、進退が決した直後のコメントに悲哀が溢れています。
ただし喪失感だけでなく、今後に向けて希望を見出した上でしっかりと結果を残しており、彼らの活躍から「プロゲーマーの勇姿とは何たるか」を改めて確認しました。
アジア地域にフォーカスしたドキュメンタリー動画ですが、全編にわたって字幕がついており、見やすさの面で心配はありません。『VALORANT』シーンに興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部