兵庫県内で初めて”eスポーツ授業”を採用!「ぷよぷよ」対戦プレイで盛り上がる教育現場に密着【おすすめ動画】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
生徒や保護者が『ぷよぷよeスポーツ』で盛り上がるeスポーツ授業とは?
今回ご紹介するのは、ABCテレビニュースが投稿した「生徒たちが「ぷよぷよ」授業 特別支援学校で実施 「表情が明るく」「感情のコントロールができる」生徒たちに変化が」です(公開日:2024年7月18日)
本動画は、教育現場における”eスポーツ授業の導入事例”について焦点を当てています。
動画の公開元であるABCテレビのニュース取材班が向かったのは、兵庫県・丹波市に位置する「兵庫県立氷上特別支援学校」。小中高と学部が設置される同校では、生徒や保護者を交えたeスポーツ授業が導入されています。なお、eスポーツが授業の一貫として導入されるのは兵庫県内において氷上特別支援学校が初とのことです。
週1回・30分のペースで行われる同校のeスポーツ授業では、セガが手掛けるパズルゲーム『ぷよぷよeスポーツ』が使われています。授業は「1対1の対戦プレイを生徒・教師・保護者等が集まって観戦する」というもので、実況解説を務めるのは福岡eスポーツ協会で会長を務める中島賢一さん。プレイヤーの一挙手一投足を観察しつつ、巧みな実況で体育館に集まったギャラリーを盛り上げます。
学生プレイヤーを主軸に捉えた「NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権」や「STAGE:0(ステージゼロ)|全国高校対抗eスポーツ大会」がすでに開催された通り、教育×eスポーツという展開は国内でも一定数見受けられるようになりました。そうした前例を踏まえ、氷上特別支援学校では保護者から寄せられた相談をもとにeスポーツ授業が本格的にスタート。同校で教師を務める江本昇謙さんも、「eスポーツを通して生徒たちの積極性が高まった。教師陣の間でも彼らの変化に驚いた」というコメントを残しました。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部