『グランツーリスモ』プレイヤーがモータースポーツの世界に挑戦!狭き関門を突破した19歳の勇姿に密着【おすすめ動画】
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
『グランツーリスモ』上位プレイヤーが競技レースの世界に挑戦
今回ご紹介するのは、FNNプライムオンラインが投稿した「「eスポーツ」のトップドライバーがロードスターで本格レースに挑戦 暑い、横G、振動に耐えた初参戦19歳の記録【バーチャルからリアルへの道】」です(公開日:2024年7月11日)
本動画は、”eスポーツプレイヤーがリアルスポーツの世界に挑戦する模様”に焦点を当てています。
動画の冒頭で映し出されるのは、栃木県に位置する「もてぎサーキット」に集結した7500人の若者たち。この日行われたのは、モータースポーツの世界に挑戦するeスポーツプレイヤーを決定するための選抜試験でした。
選抜試験に応募したのは、いずれも『グランツーリスモ』等のレースゲームで名を馳せてきたトッププレイヤーたち。普段はeスポーツシーンで活躍する彼らですが、当日は実際にレースカーに乗り、実物のハンドルを握ってドライビングテクニックを披露した……というわけです。
eスポーツ経験者からよりポテンシャルの高いプレイヤーを選出し、モータースポーツ界の明日を担う人材へと育て上げる。この先鋭的なプロジェクトを立ち上げたのは、国内の大手自動車メーカーのマツダです。同メーカーの体験推進部に所属するアシスタントマネージャー・油目雅史さんは、「モータースポーツに憧れているものの、チャンスに恵まれない人や何から初めていいか分からない人も多い。eスポーツ経験者であり熱量の高い人たちをモータースポーツの世界に引き入れたいと思う」と語り、同プロジェクトの狙いを掲げました。
選抜試験を見事に突破したのは6名のeスポーツプレイヤー。その中の一人、石水優夢さんは19歳という若さながらも国内有数の『グランツーリスモ』プレイヤーとして知られており、大会での優勝経験もあるそうです。石水さんは「幼少期からレースゲームに親しんできた」と自身の境遇を踏まえつつ、プロジェクトに参加した理由とその決意を取材陣に語りました。
eスポーツシーンと言えばFPS等のジャンルが注目されがちですが、”eモータースポーツ”と呼ばれるレースゲームの競技シーンも、世界規模で相当な盛り上がりを見せています。とりわけ「eスポーツプレイヤーがリアルスポーツの世界へ挑戦する」という構図は、ほかのジャンルでは中々見られない光景ではないでしょうか。興味のある方はぜひ一度、今回ご紹介した取材動画をチェックしてみてください。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部