【VALORANT】VCT PACIFICコーチ陣の特別会合に密着!ライバルチーム同士による議論の終着点とは【おすすめ動画】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
『VALORANT』チームの指導者たちがあれこれ議論
今回ご紹介するのは、VALORANT // JAPANが投稿した「TIMEOUT第2話// VCT PACIFICコーチたちの打ち明け話!」です(投稿日:2024年4月5日)
本動画は、タクティカルシューター『VALORANT』の競技シーンでプロeスポーツチームを指導するコーチ陣の会合に焦点が当てられています。
会合に集まったのは、「VCT PACIFIC 2024 Regular Season Stage1」の参戦チームを率いる6名のコーチたち。alecks(PRX)・solo(GEN)・termi(DRX)・FrosT(TLN)Spin(GE)・LEGIJA(BLD)が一同に介し、プロeスポーツチームの育成論をはじめ、さまざまなトークを繰り広げました。
上述の通り、本動画はあらかじめ決められたテーマに関して各コーチ陣が自身の見解を述べています。最初のお題は「コーチとして必要な条件とは?」。このテーマに際してまず開口したのはsolo氏(GEN)で、「もちろん戦略も練らないといけないが、まずは選手を一つにまとめるのがコーチの役割である」と回答。続くtermi氏(DRX)もこの発言を支持しつつ、「コーチはすべての責任を負う役職。戦略面やメンタル面を含め、あらゆる方針を決めなければならない。ゆえにとても重要なポジションである」と答えました。
また興味深い話題として、”地域別におけるプレイスタイルの傾向”について話し合う場面も見られました。MCから「パシフィックは全体的にフィジカルに頼っており、撃ち合いを制したら試合に勝利する傾向だと思う?」と話題を振られたalecks氏(PRX)は、「自分たちは他のチームに合わせてプレイスタイルを決めないようにしている」とコメント。周囲からユニークなチームとして見られている自覚を持ちつつ、「5名の選手は自分のプレイに集中している。それに今の試合フォーマットは少なからず私たちに有利だと思っている」と述べました。
上記の話題はほんの一例で、本動画は約25分の間、ライバルとして認識し合うプロチームのコーチ陣が顔を合わせ、多岐にわたって議論を重ねているのが特徴です。「試合が無い時にコーチは何をしているのか」といった気になる話題、実際の試合を見ながら重要な局面について意見を交わしたりと、『VALORANT』の競技シーンファンなら一層楽しめる内容だと言えるでしょう。興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部