【LoL】なぜ最序盤でタワーダイブをするべきなのか?GAM Esports所属”Levi”のプレイから学ぶ【おすすめ動画】
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどをご紹介します。
あまり知られていないLeviのガンクに隠されたコツ
今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「あまり知られていないLeviのガンクに隠されたコツ!」です(公開日:2024年2月1日)
本動画は、ベトナムに拠点を置くプロチーム「GAM Esports」(GAM)・『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)部門に所属する”Levi”選手のテクニックに焦点が当てられています。
Levi選手はアジア圏の競技シーンだけでなく、世界大会「Worlds」でも活躍を見せる優れたJGとして知られています。そんな彼が得意とするプレイスタイルの一つが”最序盤のタワーダイブ”です。
タワーダイブとは、各レーンに点在するタワー下へ相手プレイヤーを追いやり、1人または複数人でキルに繋げる行為です。タワー下はタワーショットを受ける危険性が常にあり、ダイブする側としてもそれなりのリスクを背負わなければいけません。それだけに成功させた時のリターンも大きく、タワーダイブを決められた側はミニオンウェーブを損失し、経験値&ゴールド面で相手よりも遅れを取ることになります。
『LoL』においてJGは全レーンに影響を及ぼすことができ、最序盤で築いたアドバンテージがそのまま自チームを勝利へ導くことも多々あります。ゆえにLevi選手は、「相手プレイヤーが低レベルのタイミングでタワーダイブを狙う」→「試合序盤で相手チームが損失を多く被るようにプレイしている」……というわけです。また最序盤はデスタイマー(倒れてから自陣で復活するまでの時間)も比較的短いため、タワーダイブでもし倒されてしまったとしても、試合中盤~後半ほどデメリットは重くありません。
では、タワーダイブは序盤のどのタイミングで狙うべきなのか?最も分かりやすい指針は「相手プレイヤーの体力ゲージ」ですが、Levi選手は「相手プレイヤーのレベル」にも注目しています。と言うのもこちらがレベル3で相手がまだレベル2の場合、単純に自チームの方が多くのスキルを扱うことができ、相手プレイヤーにタワーダイブを妨害される危険が少なくなるからです。「オーン」のEスキル、「サミーラ」のWスキルなど、各チャンピオンの厄介なスキルを事前に把握し、タワーダイブの成功率を高めることが重要になります。
本動画は実際の競技シーンの事例に基づいてタワーダイブの重要性が示されていますが、最序盤で有利を作る動きは何も競技シーンだけではなく、通常のランクマッチ等でも非常に有用です。無論それなりのリスクを伴いますが、成功させた際のリターンは相応なもの。とりわけJGは試合を最初からメイキングできるので、覚えておいて損の無いテクニックだと言えるでしょう。すでに『LoL』をプレイしている方々はもちろん、最近『LoL』を始めたビギナー勢にも見てもらいたいTIPSです。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部