世界規模で日々さまざまな出来事が巻き起こるeスポーツ業界。同シーンを日夜追いかけるeスポーツニュースジャパン（eスポ）では、『VALORANT』や『Apex Legends』などのeスポーツタイトルはもちろん、業界ニュースを含めて多様な話題を取り扱っています。

今回は「2023年11月」に取り上げたトピックの中から、読者の注目度が高かった記事、抑えておきたいニュース等を改めて振り返ります。

国際オフライン大会「Red Bull Home Ground 2023」が閉幕。両国国技館での戦いを制した”Fnatic”が王者に輝く（11月第1週）

11月3日（金）～11月5日（日）にかけて行われた「Red Bull Home Ground 2023」にて、イギリスに拠点を置くeスポーツチーム「Fnatc」が優勝を果たしました。

▲オフシーズンイベントと言えど、Red Bull Home Ground 2023はシーズン中の競技イベントに勝るとも劣らない盛り上がりを見せました。eスポでは玉座を勝ち取った「Fnatic」のインタビュー記事も掲載しているので、ぜひアーカイブ動画等と合わせてご覧ください。

『VALORANT』公式オフシーズンイベント「Hype Up Tour Japan」盛況の末に閉幕（11月第2週）

11月11日、渋谷PARCOにて「Hype Up Tour Japan SHIBUYA Finals」が開催されました。本イベントは、タクティカルシューター『VALORANT』公式オフシーズンイベントの一貫として始動。10月上旬にOSAKA QualifierとNAGOYA Qualifierが行われ、今回のSHIBUYA FinalsにてREDチームとBLUEチームの勝敗が決しました。

▲会場内の雰囲気や幕間のDJセッション等、競技シーンイベントでは中々見られない演出が盛り沢山だったHype Up Tour。公式オフシーズンイベントの定番としてどのように開催されていくのか、今後の動向に注目したいところです。

韓国「T1」が『LoL』世界王者に輝く。Faker選手は4つ目のWorldsトロフィーを獲得（11月第3週）

11月19日（日）に行われたPC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）の競技イベント「World Championship 2023」（Worlds 2023）。同大会のグランドファイナルにて、韓国に拠点を置くプロeスポーツチーム「T1」が王者に輝きました。

▲Faker選手が所属するT1は、本大会でWorlds4度目の優勝を果たしました。すでに現メンバーの再契約が発表されているので、2024年度も世界大会を制したベストメンバーが続けて競技シーンに参戦する模様です。

「esports Style UENO」発表。2024年2月に開業を控えた大規模eスポーツ施設でKDDIが目指すもの（11月第4週）

11月21日、KDDI株式会社は「esports Style UENO」を東京都台東区にオープンすることを発表しました。本施設はeスポーツ用途に特化しており、内部にはASUS製のゲーミングPCが完備されているほか、10Gbpsの高速回線を導入済み。また、eスポーツイベントのパブリックビューイングを想定したスペースもあり、個人～少人数でのゲームプレイから大人数での利用までカバーしていると見受けられます。

▲2024年2月に開業が予定されているeスポーツ施設。豊富な店内設備からKDDIがeスポーツ業界に向ける本気度が伺えます。

次回の月刊eスポは、「2023年12月末」に更新予定です。

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部