【VALORANT】アセントにおけるオーメンの立ち回り解説!積極的にワンウェイスモークを活用しよう!
現時点(パッチ5.06)において、VALORANTのコントローラー(エージェント)はバランスが取れた状況で、ブリーズ以外であればどのマップでもすべてのコントローラーを使うことができます。
中でもアセントにおいては主にアストラ・オーメンがよく使われています。THE SPIKE.GGによると、以前行われた世界大会「VALORANT Champions Istanbul」にてアセントでのオーメン採用率は64.71%と、大半を占めていることが分かります。
そこで今回は、アセントでのオーメンの立ち回りについて解説していきます!
また、アセントはワンウェイスモークを応用できる場面が多いので、一般的なスモークとパラノイアについて解説した後、様々なワンウェイスモークを紹介します!
Contents
スモーク
まずはスモークについて解説していきます。
アタッカー
Aサイト
Aサイトへのエントリー時では①・②のスモークを焚くのが一般的です。
敵からの射線が通る順番はヘブン→ショートになるため、①のスモークから焚くようにしましょう。
ただ、エントリー時において③のようにスモークを焚くのはおすすめできません。
①・②のスモークはAメインからのエントリー時を想定したものですが、③のスモークは赤い円のエリアの射線を遮ることができていません。
①のスモークもヘブン右側の射線は切れていませんが、ヘブンの射線を全く切れていない③と比べるとまだ効果的なスモークであると言えます。
エントリー時の①・③スモークは、結構賛否が分かれるので味方にどのようなスモークが欲しいか聞くと良いかと思います。
ただ、設置後のリテイク対策のためのスモークとしては③は完璧なスモークとなります。
また、リテイク対策時に①のスモークを使うと、逆に確保できるヘブンのエリアが狭くなってしまうので注意しましょう。
Aショート・Aメインを使ってAサイトを挟み込むような形を作るときは④のスモークでショートを確保し、それに加えて①のスモークを焚いてエントリーしましょう。
Bサイト
Bサイトへのエントリー時では⑤・⑥のスモークを焚くのが一般的です。
敵からの射線が通る順番はマーケット→CTとなるため、⑤のスモークから焚くようにしましょう。
マーケット・Bメインを使ってBサイトを挟みこむような形を作るときは⑦のスモークでCTからの射線を遮ってマーケットを確保し、それに加えて⑥のスモークを焚いてエントリーしましょう。
ミッド
⑧はマーケットや中央ボトムからの射線を遮るスモークで、中央リンクからオペレーターでAショートを覗くときやハイミッドからAショートへ進行するときに使います。
ここで注意すべきはスモークの頂点を中央ボトムゲートの弧を描いている上の部分に近付けなければいけないということです。
敵のピークを抑えるためにもっこりスモークを焚かないようにすると、この場合においてはAショート進行する際に射線が通ってしまいます。
しかし、もっこりスモークにすると敵がスモークの脇からピークしてくる可能性があるため、⑩のように少し奥めに焚いて中央ボトムを確保することが最も安全です。
中央ボトムで交戦する可能性をつくることにはなりますが、敵もあまり中央ボトムに人数を割かないことが多いため、フラッシュを使ったり複数人でいけば最悪でもキルトレードは狙えます。
⑪はAショートからの射線を遮るスモークで、中央リンクからマーケットへ進行するときやハイミッドからオペレーターでマーケットを覗くときに使います。
この際、緑箱の裏も覆えるようなスモークか覆わないようなスモークの2択ですが、どちらにしても強気にピークしてくる可能性が十分に考えられるため、ハイミッドに一人は味方がいる状況で使うことが望ましいです。
ディフェンダー
ディフェンダーサイドでは、自分の今いるポジションや敵の攻撃の速さ、守り方の特徴などによってスモークの焚き方が違います。
Aサイト
⑫はメインを抑える一般的なスモークで、敵がエントリーする前に焚くことでAサイト内の情報を取らせず、圧をかけることができます。
しかし、敵が強気に素早いラッシュをかけてくるときはスモークを無視し、索敵スキルとともにエントリーしてくるため、自分がAサイト内にいるときはパラノイアを構えておいた方が良いでしょう。
または、⑬のスモークをうまく利用して敵の人数を削ることを狙ってみるのも選択肢の一つです。
自分がAサイトから遠い位置にいるときでも⑬のスモークを焚いてあげれば、味方にとっても助かるスモークとなるので、意識しておくことをおすすめします。
敵が時間をかけて攻めてくる場合は⑭のスモークが効果的。このスモークのおかげで敵はワインを絶対にクリアリングしなければならない状況になり、ワインにスキルを使ってくれたり、最低でも時間を稼ぐことができるためおすすめです。
⑮はショート侵攻を抑えるための一般的なスモークで、Aサイトを挟み込みにくる敵に対して圧をかけることができます。
しかし、フラッシュを使って入ってくることがあるため、自分がAショートにいるときはパラノイアを構えたりフラッシュの音が鳴った後にピークするようにすると敵を倒せる可能性があります。
Bサイト
⑯はメインを抑える一般的なスモークで、敵がエントリーする前に焚くことでBサイト内の情報を取らせず、圧をかけることができます。
しかし、Aサイトと同様敵が強気に素早いラッシュをかけてくるときはスモークを無視し、索敵スキルとともにエントリーしてくるため、⑰のスモークをうまく利用して人数を削ることに専念したり、CTに退いてリテイクに備えることも意識しておきましょう。
また、自分がBサイトから遠い位置にいるときでも⑰のスモークを焚いてあげれば、味方にとっても助かるスモークとなるので、意識しておくことをおすすめします。
敵が時間をかけて攻めてくる場合は⑱のスモークが効果的で、このスモークを焚くことで赤い円の位置をクリアリングをしなければならない状況になり、スキルを使ってくれたり時間を稼ぐことができます。
赤い円とサイトの入り口でダブルピークをできる状態にしていると、前めの位置でキルを狙うことができるため、意識しておくと良いかもしれません。
ミッド
ミッドのスモークは基本的にミッドを詰めるとき、もしくは味方がオペレーターでハイミッド・中央リンクを覗くときに使われます。
必須というわけではないですが、Aショートから中央リンクを覗くときは⑲のスモークを、中央ボトムからハイミッドを覗くときは⑳のスモークを焚いておくと安心できます。
パラノイア
続いて、パラノイアのタイミングやどの位置に放てばよいのかについて解説していきます。
アタッカー
基本的にアタッカーでパラノイアを使う場面は、エントリー、リテイク対策の二つに大きく分けられます。
Aサイト
Aサイトへのエントリー時に厄介となるのが黒コンテナ周りで、そこではメインからの射線を切って1on1の状況を作られやすいため、㉑のパラノイアをおすすめします。
㉑は厄介な黒コンテナ周りだけでなく、スイッチにいる敵も盲目状態にできるため、ショートにスモークを焚いていればAサイト真ん中・右側のラインの射線を警戒すればサイトを制圧することができます。
Aショートを使ってAサイトを挟み込む場合であれば、㉒のパラノイアを使うことも選択肢の一つとして挙げられます。
Aショートを使う場合は大抵④のスモークを焚きますが、フラッシュピークやスイッチ裏のオフアングルに敵がいることも考えられるため、敵の配置や人数状況、勝負勘で㉒のパラノイアを使うかどうかを決めても良いかと思います。
パラノイアを使わずにAサイト内を制圧することができた場合は、㉓のようにヘブン下からヘブン一直線にパラノイアを放つとCT側に退くことでしか避けることができないため、強力な足止めをすることができます。
人数不利な状況は詰めたいところにパラノイアを使って人数を削りに行くというのも選択肢の一つです。
Bサイト
㉔はBサイトへラッシュするときに使うパラノイアで、Bメインをオペレーターで抑える敵や⑱の赤い円に隠れる敵を盲目状態にすることができます。
このラッシュをする際はパラノイアを撃ってからスモークを急いで焚かなければならず、とんでもなく忙しいですが、そこはどうすることもできないので頑張る他ありません。
ラッシュではなく普通にエントリーする場合は、㉕のスイッチ周りやアッパー手前、ロウワーにかかるようなパラノイアが強力です。
ただし、アッパー奥側・薪からの射線は十分気を付けましょう。
マーケットを使ってBサイトを挟み込む場合は、㉖のようにパラノイアを使うとマーケットを制圧しやすくなります。
マーケット内の敵を盲目状態にさせることができたり、⑦のスモークからピークしようとしてくる敵を抑えることができます。
Bサイトのリテイク対策パラノイアは基本的に正解はないかと思いますが、人数は自分含めて3人いる場合は一人ロウワーの情報を取り、もう一人がアッパーをチラ見して敵がマップに表示された瞬間に放てば足止め、キルを狙うことができます。
ワンウェイスモーク
最後に、ワンウェイスモークをご紹介します。
アタッカー
アタッカーにおけるワンウェイスモークは基本的にリテイク対策のために使われます。
Aサイト
Bサイト
ディフェンダー
ディフェンダーにおけるワンウェイスモークは基本的に前めに圧をかけるか、サイト・エリア侵入を防ぐときに使われます。
Aサイト
Bサイト
まとめ
以上、オーメンのスモーク・パラノイアを使った立ち回り解説でした!
他にも、ヘイブンにおけるオーメンの使い方やフラクチャーにおけるブリムストーンの立ち回り、サイファーの解説記事を投稿していますので是非ご覧ください!
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編集:eスポーツニュースジャパン編集部