「NOEZ FOXXを選んだのは正解だった」難しい決断を経て飛躍を遂げたthiefy選手にインタビュー！【VALORANT Challengers Japan 2025 Split2】

2025.05.26

「NOEZ FOXXを選んだのは正解だった」難しい決断を経て飛躍を遂げたthiefy選手にインタビュー！【VALORANT Challengers Japan 2025 Split2】

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5月17・18日に幕張メッセにて、日本王者を決める戦い「VALORANT Challengers Japan 2025 Split2 Playoff Finals」が開催されました。

そこで本大会で日本3位タイの成績を収めたNOEZ FOXXのthiefy選手にインタビューさせていただきましたので、本記事ではその様子をお伝えします。

NOEZ FOXXで活動することを選んだ背景について明らかになっていますので、ぜひご覧ください！

Contents

1 大会の振り返り「Split2は成長の機会」
2 NOEZ FOXX加入の選択
3 Split3に向けて「試合中の修正力が課題」

大会の振り返り「Split2は成長の機会」

──まずは本日の試合の感想をお願いします。

thiefy：やっぱり楽しかったですね。
初オフラインだったので普段通りのプレイができるのか心配ではありましたが、特にそのようなことはなく気持ちよくプレイできました。

──試合に敗北してしまった悔しさはあるかと思いますが、まだSplit3が残っているということで切り替えはできている感じでしょうか。

thiefy：切り替え自体は優勝してもしていなくても、結局最も重要なのはSplit3のPlayoffに出場して勝つことだと思うので、元々Split2は自分たちが成長できる機会として捉えていました。

もちろん優勝はしたかったですが切り替えはできています。
Split2はオフラインでの経験を得られたので大きいものになると思います。

──本日のパフォーマンスを振り返っていかがですか。

thiefy：いつも通り自分は強かったと思いますが、まだいけるなという感じですね。

──オフラインの相手は2025シーズン2度勝利を収めているFENNELとなりましたが、FENNELが相手に決まったときの心境を教えてください。

thiefy：最初からRIDDLEがFENNELをNOEZ FOXXに当ててくることは予想できていたので、決まったときは「だろうな」という感じでした。
あとは2度勝っているので普段通りプレイすれば勝てるだろうなとは思っていました。

──オンライン試合を終えて1か月空きましたが、この期間で何か変化したことはありますか。

thiefy：今回はたまたま何も変えていない2MAPだったので変化は見られなかったと思いますが、他のマップは自分たちらしくない構成を試したりしました。

──それは相手の意表を突くための判断だったのか、それとも自分たちが更に進化するための判断だったのでしょうか。

thiefy：自分たちが練習をする中で、ネオン自体が対策されてきつつあるのかなという感覚がありました。
そこで更に自分たちが勝つためには何かを変える必要があると判断しました。

──IGZISTやNORTHEPTION、それ以前からも長らく競技で戦い続けてきましたが、なかなか表彰台の壁は越えられずにいました。しかし2025シーズンは3位、3位タイと飛躍の年となっています。ここまでのキャリアを振り返っていかがですか。

thiefy：とにかくしんどかったですね・・・
元から自信はあって自分は強かったと思っていますが、結局勝ち切れない状況が続いて、勝ち切れなかったら強くても意味がないんです。

ただ2025シーズンからは負け癖がなくなったというか、勝利の感覚が掴めてきたんだと思います。

NOEZ FOXX加入の選択

──NOEZ FOXXのYouTubeで、「thiefyはDetonatioN FocusMe・ZETA DIVISIONのトライアウトを止めてNOEZ FOXXに入ることを選択してくれた」と取締役のたくみさんが仰っていました。実際NOEZ FOXXに加入するかどうかを決めるタイミングで迷いなどはありましたか。

thiefy：トライアウトを受けたいという気持ちはありましたが、今Tier1に行っても強い自分は披露できるものの、世界大会やPacificの戦いで勝ち切れるのかを考えた時、今国内でしっかり結果を残しておかないと勝ち切れない、そこでまた負け癖がついてしまうのも嫌ですし、まだ日本で得られるものはあるなと考えてNOEZ FOXXへの加入を決めました。

──基本的には前向きに決断したんですね。

thiefy：最後の方は前向きでした。ただやっぱり悩みはしましたね。

──今ここまでシーズンを過ごしてきて、NOEZ FOXXに入る選択をしたことについて振り返ってみていかがですか。

thiefy：正解だったと思います。
仮にTier1チームに入れたとしても、僕はNOEZ FOXXへの加入が正解だと思います。

──ここからは直近のエージェント環境の話になりますが、今大会までテホ・ブリーチが猛威を振るっていた環境でした。しかし、最近ナーフが適用され環境が変わろうとしています。この調整はNOEZ FOXXにとってどのように捉えていますか。

thiefy：僕たちはあまりテホ・ブリーチを使っていなかったので、今まで自分たちが使ってきた構成を流用できることを考えると追い風ですね。
個人的には環境が変わって僕たちの得意な環境に向かっているかなと思います。

──環境が変わって、どのエージェントが重要になってくると思いますか。

thiefy：個人的な考えではKAY/Oだと思います。