「”ゲーマーの溜まり場”を創造する」居心地抜群の超楽しい空間hangout eスポーツエリア24。TikTokの動画に出演している社員さんにインタビューも。
FPS(ファーストパーソンシューター)をはじめ、eスポーツにまつわる様々な情報を取り扱う専門メディア「eスポーツニュースジャパン」(eスポ)。当メディアでは、プロゲーマー・ストリーマー・eスポーツキャスター・タレント……等々、各分野で活躍されている方を対象にインタビュー企画を実施しています。
今回はTikTokで2か月ほど前に偶然見つけ、「この楽しそうなeスポーツ施設は何だ!」と筆者が思い、伺ったのはJR 蒲田駅から徒歩5分。
株式会社加登屋オフィスビルの5階にあるeスポーツ施設 ”hangout eスポーツエリア24”。
オープンは今年8月で、施設がつくられていく過程がTikTokの動画で上がっています。
当初見たときはTikTokで施設の立ち上げの様子を動画に上げている会社はあまりなく、とても最先端な施設だと思いました。
いい意味でその期待を裏切られました。
そんな施設の内部をTikTokにも出演されているスタッフのひなこさんへのインタビューも交えて、順番に見ていきましょう。
世界観にドハマり!おしゃれなコンセプトの内装
外観としては普通のオフィスビルのように見えますが…
中に入るとしっかりゲーミング感あります!!
▼内装はこんな感じ
1階オープンスペース。
オープンスペース部分のPCやその他デバイスのスペックはこんな感じです。
PC:OMEN 40L OS
Windows 11 Pro
CPU: Core i7-13700K
GPU: RTX 4070 Ti 12GB
Memory: DDR5-5200MHz 32GB
Power: 800W ATX電源
キーボード:ELECOM GAMING TK-VK310SBK
キー配列: 日本語配列
キー数: 90キー(テンキーレス)
キータイプ: (銀軸/スピードリニア)
キーストローク: 3.5mm
アクチュエーションポイント: 1.4mm
動作圧: 45g
マウス:Logicool G203
接続: 有線
重量: 85g
ボタン数:6
センサー: 200~8000DPI
特に注目は金網に囲われたこのスペース。
このスペース、格ゲーやFPSのタイマン勝負に持ってこいです。
これは男のロマンくすぐる系です。
この金網スペースはオープンスペースとは少し違い、モニターは「INZONE H9」の4Kモニター、ヘッドセットはノイズキャンセリング搭載の有線・ワイヤレス対応の「INZONE H3」が配備されています。
1階にはオープンスペースの裏に隠れ家的スペースもあります。
この半地下的スペースでゲームするとテンション上がること間違いなしです。
実はこのスペースの壁にもある工夫が…
壁には株式会社加登屋さんが過去に使ってきたポスターが貼られています。
実は白い線は海面を表しており、海面下の剝がれかけたポスターたちは株式会社加登屋の歩んできた過去を意味しhangoutの施設自体が船のような構造はhangoutが海に浮かんでいるというエモい演出だそうです。
これは今までのeスポーツ施設にはなかった歴史のある会社だからこそできる施設の作り方でありながら、斬新なデザインで心が掴まれました。
また1階にはBreakingroomもあり、一面芝生の部屋となっています。
ゲームの合間にこの空間でゆったりできそうで、最高の空間ですね。
次2階スペースはこんな感じ。
こちら2階部分は全エリア土足厳禁で席は座椅子となっていました。
足を伸ばすことができ、リラックスしながらゲームができるスペースですね。
最後に3階スペースです。
3階部分は土足OKで掘りごたつのような形のシートになっています。
天井が低くなっているため、立つ際には注意が必要ですが、とても個室感が増して集中してゲームができる環境と感じました。
3階席にはMMOゲーム専用席もあります。
こちらのMMOゲーム専用席はモニター、ヘッドセットは金網エリアと同じものですがマウスが全く異なったもので「Logicool G600」とサイドボタンが12個ついているタイプのマウスになります。
テンション爆上げの個室
でもこのhangoutの凄さはまだありました。
1階部分受付のすぐ横にプロジェクターで壁に映像を映し出しているのですが、なんとここ…
開きます!!!!
凄くすぎませんか。
こんなeスポーツ施設見たことがなかったので、驚愕でした。
扉の先はこんな感じのeスポーツチームがブートキャンプで使えそうな部屋が2部屋あります。
先ほどの扉からこの部屋に入ると宇宙船感が凄く、ここでゲームのイベントなどを行ってあの扉から選手が出てくるなどの演出もできるのでこの施設完璧だと思いました。
部屋の中の様子やイベントの様子は施設内のモニターで見られるので遊べるかつイベントも行えるまさに”ゲーマーの溜まり場”と成りうる施設で、見ているだけで楽しかったです。
TikTokに自ら出演&編集も行うひなこさんにプチインタビュー
ーーなぜeスポーツ施設のスタッフになったのですか?
ひなこさん(以下、ひなこ):実はこの会社自体は2年目で、1年目は営業をしていました。
それがなぜか2年目に入ったところでeスポーツ施設をつくる部署で働くこととなりました。
ゲームはほとんど触ったことがない素人なんですけど(笑)
ーーゲームはどのくらいやったことがないのですか?
ひなこ:小学生の時はDSとかで遊んだりはしたことがある程度で、学生時代はスマホゲームを触ったことがある程度ですかね。
PCゲームは今もほとんど分からないですが、最近やっと面白さが分かるようになり、VALORANTをやり始めて今練習中です。
ーーhangoutはイベントで使ってもとても面白そうな施設だと思いますが、過去にイベントを開催したことはありますか?
ひなこ:前のRedbull Campusclutchのオフラインスクリム場として開放やオンラインスクリムとして個室を使っていただいたことはあります。
両国国技館で行われたRedbull Home Ground も観に行きました。
ーー推しの選手は見つかりましたか?
ひなこ:まだあまり知らないのですが、FnaticのBoaster選手です。
とても面白く、プレイも上手いのでBoasterには目が引きました。
ーーなぜTikTokでeスポーツ施設の情報を発信しようと思ったのですか?
ひなこ:最初は私もeスポーツというものすら知らない状況で始まった事業で元々新卒で入った会社は3か月で辞めて、ここに営業がしたくて入社したのでなぜこの事業立ち上げに集められたかは疑問でした。
TikTokは他のSNSに比べてオススメに載りやすいなどの利点もあり、多くの人に知ってもらえるきっかけになるということで会社で始めました。
ノートPCを渡され、Adobeで編集等も自分で模索しながらやっていくように言われたのがきっかけではあります。
ーー編集も自分で行っているとのことですが、どういったことを意識して動画を作成されていますか?
ひなこ:最初は施設が出来上がっていく様子を動画にするとストーリー性があって面白いと思い、作り始めましたがeスポーツのことを発信しているアカウントが少なかったためほとんど独学で動画のスタイルを作り上げました。
現在は自分も初心者なので初心者も楽しめる施設であることと、初心者の方に共感してもらえるような動画の作り方をして、模索中です。
ーー今後の目標はありますか?
ひなこ:TikTokを見ましたといったことや、発信していく情報からhangoutに来てくれる人が増やすことが目標です。
ぜひ来てください!
以上、今回は「hangout eスポーツエリア24」にお邪魔し、取材させていただきました。
個人的には1階部分の壁にある仕掛けとこの施設のコンセプトがおしゃれで、また来たいと思えるようなeスポーツ施設でした。
まさに”ゲーマーの溜まり場”となること間違いなしという空間でしたので、ぜひ足を運んでみてください。
編集:eスポーツニュースジャパン編集部
hangout eスポーツエリア24
公式サイト:料金はこちら
公式X:@esports_hangout
公式TikTok:esports_tenin