【VALORANT】ロータスにおけるオーメンの立ち回り解説!便利なスモーク&パラノイアの出し方もマップ画像付きで説明。勝利のカギは「強気な判断」
2023 OFF//SEASON現在、『VALORANT』のコントローラーは基本的にバランスの取れた状態にあります。
ただ、ロータスにおいてはオーメンの採用率が非常に高く、THE SPIKE.GGの統計によると、「Red Bull Home Ground Main Event」では80%、「AfreecaTV VALORANT LEAGUE」では75%という数値を出しています。
そこで今回は、ロータスにおけるオーメンの立ち回りについて解説していきます。
Contents
スモーク
まずはスモークについて解説していきます。
アタッカー
Aサイト
①・②はAメインを確保するためのスモークとなります。
Aを攻めるときにはどちらかは必要となるスモークですが、①・②を使い分けるのに重要なのは攻撃のスピードです。
エリアを丁寧に確保し、時間をかけた攻撃を仕掛ける場合は①、ラッシュのような素早い攻めを行う場合は②のスモークを焚きましょう。
ラッシュの際に①を焚いてしまうと、サイトに入るときに足が止まってしまう要因となり、利敵スモークになってしまいます。どちらのスモークが欲しいか味方に予め聞いておく方が安全です。
また、①はBサイト挟みでも有効なスモークになります。
サイトに侵入する際のスモークは③と④になりますが、基本的に②でスモークを既に使っている場合が多いので、③を優先して焚くようにしましょう。
ただ、③のスモークを動きの流れの中で焚くのは少し難しく、赤い円の部分から射線を通される可能性もあるので、気を付けましょう。
ヘブンのエリアが取れていれば、⑤のワンウェイスモークは非常に強力です。
相手のリテイクを大幅に遅らせ、時間稼ぎをすることができるので、ヘブンが取れていれば絶対に焚くようにしましょう。
⑥は階段を抑えるワンウェイスモークで、リテイク対策の時に強力ではありますが、スモークを焚く判定が少しシビアなため、時間がかかる場合は②のスモークで問題ありません。
Bサイト
Bサイトは⑦のスモークが使われます。状況次第ではありますが、基本的にCリンク→アッパーの順にスモークを焚きましょう。(射線が通る順番がCリンク→アッパーであるため)
ただ、⑦を焚くとAリンクのスモークがなく射線が通されてしまうため、Bに攻める際はBメインとAリンクで挟み込むか、スキルをAリンクに入れることで回避しましょう。
⑧はリテイク阻止用のスモークで、⑧をエントリー時に焚いてしまうと赤い円から射線が通ってしまうため、注意が必要です。
Bサイトは非常に狭い設計であるため、できる限りエリアを広げるべく⑨のようにスモークを焚き、アッパーを確保しに行くのも選択肢の一つに入れて良いと思います。
Cサイト
Cサイトを攻めるとき、ゆっくり時間をかけて攻める場合は⑩のスモークを焚き、Cマウンドを丁寧に確保しましょう。
一見利敵のスモークに見えますが、時間をかけるときは邪魔にはなりません。
このスモークによりBサイト進行の可能性を相手に提示できるので、揺さぶりにもなります。
Cサイトに攻め入る際は⑪・⑫のスモークを焚きます。基本的には⑪→⑫で焚くと後続も入りやすいです。
CTのエリアが取れていれば⑬のワンウェイスモークはおすすめです。
できる限り遅延してスパイクの爆破を待ちましょう。
ディフェンダー
Aサイト
⑭・⑮はAメインからの侵攻を抑えるスモークになります。ただ、⑭はBサイトへのローテーション、⑮はそれに加えて階段の抜けを見ることができず、結果的に利敵スモークなってしまうことが多いです。
そこで以下の⑯のスモークを使用します。
Aはサイト手前まで来られると、どうしても動きにくくなってしまうため、ディフェンダー側は先手必勝でAメインを強めに抑えに行く必要があります。
人数をかけてAロビーから敵を出さず、⑯のワンウェイスモークを焚くことにより優勢を保ち続けます。
時間を稼げれば敵の選択肢も狭まってくるので、基本的にAサイトはディフェンダー側から仕掛けるような立ち回りを心がけましょう。
ツリーからの侵攻は⑰のワンウェイスモークがおすすめです。敵からのスキルが飛んできますが、パラノイアでカウンターをすれば、敵も侵攻が難しくなります。
⑱は敵がサイトに進行してきたときのための耐えスモークで、サイトの右側に焚くことでヘブンに退けたり、ヘブンから味方がサイトに入ってこれるようにします。
ヘブンに登る際はサイト左側の射線に気を付けましょう。
Bサイト
Bサイトで焚かれるスモークは基本的に⑲・⑳になります。間に合えば⑱を焚く方がエリアを少し広く使えるので良いですが、間に合わない場合は⑳を焚きましょう。
ただ、⑳は回転ドアを自由に使わせてしまうことになり、Cサイト行きを自由にさせてしまうことになるので、できる限りは⑲を使いましょう。
Cサイト
㉑はCロビーに対して圧力をかけるワンウェイスモークになります。
このスモークをまず最初に焚くことで、時間を使わせるか敵のスキルを使わせることができるので、とりあえず焚くことをおすすめします。
Cサイト入り口が一つしかないので、㉒が一般的なスモークとなります。
ただ、一つであるが故にスキルを多く使って強引に突破してくるため、以下の耐えスモークを使うのも良いです。
㉓の耐えスモークで右側からベンド側からの射線を切り、左側の通路は味方が間に合っていればダブルピークで人数を削ることが期待できます。
パラノイア
次にパラノイアを撃つ位置について解説していきます。
アタッカー
Aサイト
➊はツリーを確保しに行くためのパラノイアです。
サイトとツリーの境目からトレイルブレイザーを壊そうとする敵にパラノイアを当てることで、トレイルブレイザーで最大限情報を取らせることを可能にします。
ツリー中の木の裏も有効範囲内なので、➊のようにスキルを使えばすぐにツリーに入って倒しに行くこともできます。
➋はサイト中の敵に対して放つパラノイアで、エントリーのタイミングに合わせて使用します。
Aサイトの中で耐える敵はバックサイトか、サイトの中心に潜んでいることが多いため、当たらなくともポジションをずらすことができます。
ただ、ツリーが取れていなければツリーからピークされるため、その際は味方にブリーチがいればサイト左側にフォールトラインやフラッシュを要求すると良いです。
Bサイト
➌はAリンクに対するパラノイアで、⑦のスモークを焚く際にAリンクの射線が切れないときに使います。
ただBサイトは設置後のエリアの広げ方が重要で、そのタイミングでパラノイアを使うことが理想です。
そのためBサイトを攻める際は挟み込みが基本で、パラノイアを設置前に極力使わないようにしたいですね。
Cサイト
➍はCサイトエントリーに合わせて放つパラノイアで、ベンドを絶対に倒すためのものになります。
ベンドで耐えられると、エリアを広げるどころか設置も難しくなるため、しっかりと潰しに行きましょう。
➎はデフォルト設置位置の裏側にいる敵に対して放つパラノイアです。
トレイルブレイザーなどでベンドを確認しに行く場合に、➎のパラノイアを放つことでトレイルブレイザーが壊されず、滝に繋がる道も有効範囲内なので、ピークを抑えることができます。
ディフェンダー
Aサイト
➏はAメインを確保しに行くためのパラノイアで、パラノイアを放った後にがれき上にポジショニングする定番のパターンです。
➏を行った後に⑯のワンウェイスモークを焚いて、Aメインを前めでホールドします。
定番ではありますが非常に強い動きで、ホールドしている限りは他のサイトに人数を寄せることができます。
➐は最速でAロビーに放つパラノイアとなります。
ただ、➏とは違い自分がAメインで立ち回ることができないため、味方にAメインを任せることになりますが、博打感が拭えないためあまりおすすめはしない派です。
➑・➒はリテイク時に使うパラノイアになります。
サイトに味方が流れ込むときに合わせて使うことで、サイト中あるいはツリーのピークを抑えることができます。
Bサイト
➓はBサイトの進行に対してカウンターを仕掛けるためのパラノイアとなります。
Bサイトに人数を3人割くため、他のサイトはリテイク前提になってしまいますが、うまくいけば複数人倒すチャンスが生まれ、Bサイトに来るラークも狩ることができます。
少し運も絡みますが、キルできればリテイクも人数有利で進めることができるので、1ラウンド試してみてはいかがでしょうか。
⓫はBサイトリテイクのためのパラノイアで、アッパーを出て左側の角、サイトの箱上を狙ったものになります。
⓫を使ったタイミングでAリンク側が箱上・アッパーを確認し、Cリンク側がBメインのピークを抑える動きが理想です。
Cサイト
⓬はアラームボットに反応したところを狙うカウンターパラノイアとなります。
この位置だとAサイトへのスモークが厳しくなるので、このシチュエーションは少ないかもしれませんが、Cサイトへの攻撃を抑える非常に強力なパラノイアになります。
㉑のワンウェイスモークを使って時間を稼いだ後に、サイトに退いて⓬を使えば更なる時間稼ぎを狙えます。
⓭・⓮はCサイトリテイクのためのパラノイアで、基本的には木箱横に潜む敵を狩るために使います。
⓭はベンドに放つことにより自らサイトに流れ込む形で、⓮は滝からの味方が敵を狩りに行くためのサポートを想定しています。
CT側の人数によって使い分け、人数が多ければ⓭、自分一人であれば⓮を使います。
まとめ
以上、オーメンのスモーク・パラノイアを使った立ち回り解説でした!
ロータスでのオーメンは強気なプレーをしていくことが重要となるので、他のマップとは違ったコントローラーとしての面白さが詰まっています!
他にもヘイヴンやアセントにおけるオーメン解説記事を投稿しているので、是非ご覧ください!
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執筆:eスポーツニュースジャパン編集部