機械アイコン
検索ボックス 検索ボックス

near_me ナビゲーション

local_offer トレンドタグ
worldmap
noimage
today

【TGS2025】推しに囲まれてゲームができる―家具メーカー大手「ニトリ」ブースで見た”快適すぎるゲーミングルーム”とは


2025年9月25日から28日まで開催されているゲーム展示イベント「東京ゲームショウ2025」(TGS2025)。本稿では、幕張メッセ・国際展示場の第9ホールに出展されている「ニトリ」ブースの取材レポートをお届けします。

4つのゲーミングルームが描き出す“理想の空間”

4年連続となるブース出展で掲げられたニトリのテーマは、「好きと快適をすべてのゲーマーに」。ゲームの世界観を尊重しながら、日常生活に寄り添うゲーミング家具を提案する同社の展示は、ゲームファンだけでなく、eスポーツシーンに関心を寄せる来場者の注目を集めていました。

ニトリのブースは、4つのルーム展示で構成されています。ひとつひとつが異なるゲーマー像を想定してデザインされており、プレイヤーのライフスタイルに応じた家具の使い方を体感できる構成です。

最初に目に飛び込んでくるのは、『FINAL FANTASY VII REMAKE』とコラボレーションした「my command base」。バスターソードをモチーフにしたコーナーデスクや、人気キャラ「クラウド」「セフィロス」のアートが施されたコラボチェアが配置され、ゲームの世界観を取り込みつつ実用性も兼ね備えた空間が広がっています。

続く「small space, big immersion」は、狭い部屋でも快適にゲームを楽しめる工夫を凝らしたルーム。壁面収納やデスク上ラックが、わずかなスペースでも効率的に機能する様子を示しています。

『モンスターハンターワイルズ』とのコラボチェア、特に「ラギアクルス」をデザインしたモデルは注目度が高く、写真に収める来場者が多く見られました。

コラボ商品の予約販売はすでに「ニトリネット」(公式通販)でスタートしており、ブースを訪れた来場者からは、「実際に座って試せるのはありがたい」「自宅のレイアウトに取り入れたい」といった声が上がりました。オンラインとリアルの体験を組み合わせる形で販売促進を仕掛ける点も巧みです。

三つ目の「Oshi-room」“推し活”とゲームを融合させた展示。お気に入りのキャラクターやグッズを飾ることを前提に、オープンシェルフや照明演出が組み合わさっています。

『ストリートファイター6』の人気キャラ「ジュリ」をあしらったチェアは特別な一脚。座面や背面に細やかな意匠が施され、実際に腰掛けた来場者からは「推しに囲まれた空間が実現できる」との声も上がっていました。

最後の「high performance playroom」は、eスポーツを意識したパフォーマンス重視の空間。電動昇降デスクや高機能チェアが揃い、長時間の集中プレイをサポートする仕様です。実際に昇降機能を試す来場者も多く、快適性とパフォーマンスの両立に感心する姿が印象的でした。

写真映えとSNSキャンペーンで拡散を狙う

ブース内には、等身大のバスターソードやジュリのビジュアルを活用したフォトスポットも設置されています。訪れたファンが次々と写真を撮り、SNSにアップしていく光景は、企業ブースが単なる展示にとどまらず「拡散される体験」を設計していることを示しています。

さらに、アンケート回答者へのトートバッグ配布や、X(旧Twitter)でのキャンペーン施策も展開。合計100名に商品券、さらに抽選で5名にコラボチェアが当たる特典は、ゲーミングファンにとって魅力的な企画です。実際、キャンペーンブースには行列ができ、来場者の熱量を感じさせました。

TGS2025のニトリブースは、人気タイトルとの大型コラボによってファン層を引き寄せつつ、快適なゲーミング環境を実現するための具体的なアイデアを提示していたのが印象的です。今後、ニトリがeスポーツやゲームカルチャーにどのようなアプローチを広げていくのか。引き続き注目されることでしょう。

「東京ゲームショウ2025」の開催期間は9月28日(日)まで。ニトリブースは、幕張メッセ・国際展示場の第9ホールに出展中です。

東京ゲームショウ2025 公式サイト
https://tgs.cesa.or.jp/jp
東京ゲームショウ2025 公式X
https://x.com/tokyo_game_show
ニトリ 公式サイト
https://www.nitori.co.jp/
ニトリ 公式X
https://x.com/nitoriofficial

執筆:eスポーツニュースジャパン編集部

article
関連記事

AD

AD