鮮やかなブリンク&ワンショットで集団戦を破壊!『LoL』シーンに刻まれるべきADCハイライト【おすすめ動画】
日々さまざまな情報を取り扱うeスポーツニュースジャパン(eスポ)ですが、我々が目を向けているのは大会の結果やプロチームの動向だけではありません。
本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
Flakked選手がランク付けする歴史に残るADCのビッグプレイ
今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「Flakked選手がランク付けする歴史に残るADCのビッグプレイ」です(公開日:2023年7月13日)
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の競技シーンにフォーカス。ADC(アタックダメージキャリー)と呼ばれるロールのハイライトを収録しています。
本動画の進行役を務めるのは、プロeスポーツチーム「Team Heretics」に所属する”Flakked”選手。チームのDPSを担うBOT(ADC)レーナーの視点から、様々なプロゲーマーの優れたプレーをランキング形式で取り上げています。
最初に紹介されたのは、『LoL』競技シーンを代表する名ADCプレイヤー”Uzi”選手のハイライトです。世界大会で巻き起こった「Oh My God(OMG)」対「Royal Club(RYL)」の試合において、「ヴェイン」を操るUzi選手が盤面をかき乱します。
開始24分20秒、TOPレーン・2ndタワー付近のジャングル内にて、両チームが入り乱れる集団戦が勃発。各選手が死力を尽くす最中、Uzi選手はあえて参戦せず、遅れて横入りを試みました。
Uzi選手の行動を見逃さなかったOMG陣営でしたが、かえって陽動される形となり、陣形が大幅に乱れます。くわえてUzi選手が大胆かつ繊細な動きで倒されることなく火力を発揮し続けたため、OMG陣営が遅れを取る形に。両軍がイーブン状態で始まったかのように見えた集団戦でしたが、Uzi選手の機転とその意図を汲んだチームメンバーの対応力により、RYL陣営に勝利の女神が微笑みました。
続いては、北米リーグ(LCS)の「Evil Genius(EG)」対「Teams Liquid(TL)」戦における”Danny”選手に注目。チームのDPSを担うADCは継続的な火力に優れている反面、体がもろく、集中的に狙われるとあっという間に倒されてしまいます。それゆえ、試合中は常に自身のポジションニングに注意を払わなければなりません。
しかし、狙われる危険が高く体がもろいADCが、たった1人でチームの窮地を救うこともあるのです。その代表例こそ、「ジンクス」を操る”Danny”選手がTL陣営を蹴散らした”ペンタキル”シーンです。
上述の試合において、集団戦を制したTL陣営は中立モンスター「バロンナッシャー(バロン)」の撃破を試みていました。バロンを取られると圧倒的な不利を背負ってしまう。そう危惧したDanny選手は、単身でTL陣営が狙っていたバロンに攻撃。その瞬間、バロンを倒したDanny選手のジンクスがパッシブスキルを発動し、攻撃スピードと移動スピードが大幅に上昇したのです。勢いそのままにTL陣営にダメージを与え、次々に相手チームのプレイヤーを撃破。1人で敵陣営を壊滅させるペンタキルを達成しました。
上記で紹介したハイライトをはじめ、動画内では『LoL』シーンの歴史に残るであろうADCのベストプレーがまだまだ収録されています。興味のある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部