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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。

Top 5 GODLY Akali plays in LoL Esports History

今回ご紹介するのは、LoL Esportsが投稿した「Top 5 GODLY Akali plays in LoL Esports History」です（公開日：2021年10月18日）

本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）の競技シーンにおける「アカリ」のスーパープレーに焦点を当てています。

『LoL』に登場する「アカリ」とは、主にMIDレーンやTOPレーンで使用されることが多い、アサシンタイプのキャラクターです。高火力なスキルを有しているほか、煙に紛れて姿を隠すWスキル）黄昏の帳）も使うことができ、不意を突いた奇襲や一撃をお見舞いしてからの離脱など、トリッキーな戦法を得意としています。

時に集団戦をも1人で破壊可能なポテンシャルを秘めている一方、打たれ弱く使いこなすためには相応のテクニックが問われるアカリですが、動画内に登場するプロeスポーツプレイヤーたちは、いずれもアカリを徹底的に習熟しているだけでなく、土壇場で戦況をひっくり返すファインプレーを披露しています。

最初に取り上げられたのは、世界大会「MSI 2019」における「G2 Esports」対「SK Telecom T1」（現T1）戦です。

この試合でアカリを使用したのはG2陣営の”Caps”選手。序盤から中盤にかけて、キルを稼いでスケーリングに成功したCaps選手は、そのまま試合終盤に単身で集団戦を制します。味方が2人音されてもなお攻撃の手を緩めることなく、T1陣営を1人、また1人と立て続けにキル。最終的にT1のベース付近でペンタキル（1人でプレイヤー5人を倒すこと）を達成し、G2陣営に圧倒的な勝利をもたらしました。

続いて話題に挙がったのは、「DAMWON Gaming」（現Dplus KIA）に所属しているMIDレーナー”ShowMaker”選手のスーパープレーです。

2020年のLCK（韓国リーグ）夏季シーズン戦にて、DWGは「DRX」と対決しました。試合開始から15分前後、DWGとDRXによるインファーナルドレイク（ドラゴン）の獲得をかけた集団戦がスタート。通常であればスキルを使いながら両陣営ともににらみ合う状況ですが、ShowMaker選手は持ち前の機動力を活かして果敢に接近。先にドラゴンを触っていたDRX陣営の「リリア」を倒し、何とドラゴンの奪取にも成功します。態勢が崩れたDRXも反撃を試みますが、高火力なアカリのULT「完遂」がDRX陣営のADCとSUPにクリーンヒット。ShowMaker選手は4名のプレイヤーを倒し、わずか数秒の間に試合のターニングポイントを作り出しました。

上述したCaps選手やShowmaker選手を含め、本動画には複数の『LoL』プロゲーマーによるアカリのハイライトが収められています。アカリは習熟に相応の技術力が求められる分、しっかりと使いこなすことができれば、単身で試合をコントロールすることも夢ではありません。アサシンタイプのチャンピオンを普段から使っている方も含め、本動画で鮮やかなスーパープレーに着目してみてはいかがでしょうか。

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部