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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどをご紹介します。

Behind the Scenes: Bringing VALORANT Champions LA to Life

今回ご紹介するのは、VALORANT Champions Tourが投稿した「Behind the Scenes: Bringing VALORANT Champions LA to Life」です（公開日：2023年12月11日）

タクティカルシューター『VALORANT』の競技シーン「VALORANT Champions Tour」（VCT）では、各年度の集大成として「VALORANT Champions」（VCT Champions）が開かれます。本動画は、2023年にロサンゼルスで開催された同大会の裏側にフォーカス。ディレクター、技術スタッフ、アーティスト……等々、VCT Championsの運営に携わった関係者の意見が収録されています。

VCT 2023 Championsの舞台となったのは、カリフォルニア州・ロサンゼルスに構えるKIA Forum。同大会は約30日間にわたって開催されましたが、動画内でも触れられている通り、期間中は『VALORANT』を愛するファンが世界各地から集結。ファン・プロ選手・インフルエンサーらが一体となって盛り上がる大盛況を呈しました。

競技シーンの年間王者、つまり『VALORANT』最強チームが決定する最高の舞台において、イベント運営陣が心がけたのは”三章仕立てのオープニングセレモニー”。関係者の証言によると、来場者の記憶に焼き付く10分間を演出するため、「コミュニティ」「ゲームとIP」「スポーツへの敬意」という3つのテーマに則り、プログラム内容を組み立てていったようです。この想いはアーティスト陣にも共有されており、動画内では”ericdoa”氏が『VALORANT』シーンにかける情熱、出演オファーを引き受けた際の心境なども語られています。

VCT 2023 Champions運営にまつわる興味深いエピソードとして、選手たちが登壇の際に通る「ポータル」（入場口）がアップグレードされていた点も挙げられます。実際にポータルの改善を手がけたsタッフによれば、「Masters Tokyoでは60％だった程だったが、VCT 2023 Championsに合わせてより豪華さを強調した」とのこと。時間があまり無い中、選手たちの入場シーンを華やかに彩るため、ポータルの全面的な見直しに着手したそうです。そのほか、アーティスト陣のライブシーンでは「会場の照明とPixMobを連動した演出を組み込んだ」とされており、スパイクの爆発に合わせて観客席へ爆発の波紋が広がっている様子も伺えます。

「準備に1年半以上かかったが、『VALORANT』を愛する人々に感動を味わってもらいたかった」と語る関係者たち。その証言通り、VCT 2023 Championsはコミュニティの注目度を一斉に集め、今後の競技シーンの将来性を期待させる素晴らしいイベントとして幕を閉じました。同大会を支える運営陣はどのような志を秘めて働いているのか。興味のある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部