80代夫婦もゲームプレイに興味津々!シニア層に特化した施設「ISR e-Sports」盛況の理由とは?【おすすめ動画】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします(本文内のスクリーンショットは動画から引用)
【なぜ】シニア層がゲームに夢中 日本初の60歳以上限定eスポーツ施設が盛況【神戸市】
今回ご紹介するのは、ABCテレビニュースが2021年9月21日に投稿した「【なぜ】シニア層がゲームに夢中 日本初の60歳以上限定eスポーツ施設が盛況【神戸市】」です。
動画内で取り上げられたのは、兵庫県神戸市のeスポーツ施設「ISR e-Sports」です。こちらのお店は、”60歳以上のシニア層”をターゲットユーザーとしており、通常のeスポーツカフェやeスポーツアリーナとは異なるテイストを放っています。
「あえて60歳以上にくくった施設はあまり無いと思います」と語るのは、本施設の代表を務める梨本浩士さん。施設の利用料金は1人1000円(税込/2時間制)となっており、連日にわたってeスポーツ体験に興味を持った人々が訪れるそうで、梨本さんはゲーム初心者の方々へコントローラーの持ち方から丁寧にレクチャーしています。
動画内で登場したeスポーツタイトルは、パズルゲーム『ぷよぷよeスポーツ』とアクションシューティングゲーム『Fortnite』。コントローラーやマウス&キーボードで真剣にプレイする利用者の姿が印象的です。
また、筑波大学で教授を務める松井崇さんによると、「eスポーツは孤立を防ぎ、健康増進に繋がる」のだそう。複数人でゲームプレイに興じる体験が”幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシンの分泌を促し、孤独感の緩和に繋がるとされています。
動画内では、実際にISR e-Sportsを訪れた利用者の声も収録されています。
中でも興味深かったのは、eスポーツ体験に興味を持ったという80代の夫婦。男性の方は「どちらかと言うとゲームは好きじゃない」と否定的な考えを述べながらも、「でも結構楽しいですよ。いろんなのがあるから」と話し、腰を据えてゲームプレイに親しむ様子を見せてくれました。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部