『LoL』競技シーンの名プレイヤー”Deft”選手が歩んだ明暗の10年間【おすすめ動画】
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本コーナーでは、筆者がeスポ読者の方々へおすすめしたいゲーム作品、動画、トピックなどを独断と偏見を交えながらお届けします。
今週の一本「The Story Of Deft: The Legend Who Defeated a God」
今回ご紹介するのは、2022年12月11日に「theScore esports」が投稿した「The Story Of Deft: The Legend Who Defeated a God」です。
本動画は、PC用ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の競技シーンで活躍するプロeスポーツプレイヤー”Deft”選手のキャリアに焦点が当てられています。
長年『LoL』を遊んでいたり競技シーンに目を向けているなら、Deft選手の名前を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。同選手は2023年12月現在にいたるまで、約9年間にわたって競技シーンの最前線で活動しているベテランプレイヤー。今年の世界大会で優勝を果たした”Faker”選手とは高校の同級生ということもあり、『LoL』公式動画などで対比するような描写も見受けられます。
そんなDeft選手ですが、eスポーツプレイヤーとして華々しいスタートダッシュを切ったとは必ずしも言えず、上述のFaker選手や同門のプレイヤーたちが実績を残していくなか、世界大会に進出するものの勝ち切ることができず、数年ものあいだ涙を飲むことになりました。
しかし、幾多の敗北にもめげず競技シーンに挑み続けた結果、ついにDeft選手に好機が訪れます。2022年度の世界大会にて、Deft選手が所属する「DRX」がみごと優勝を果たしたのです。周囲の下馬評をことごとく覆し、プレイインテージから勝ち上がって自らトロフィーを掴み取ったDeft選手の姿は、世界中の『LoL』ファンに感銘を与えました。
2024年度は韓国に拠点を置く「KT Rolster」での活動が発表されているDeft選手。押しも押されもせぬ名ADCとしてまたも優勝を掴むことができるのか、同選手の動向に注目したいところです。
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部