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シニア向けeスポーツ「GeeSPORTS」の推進協会が発足。大﨑洋氏らが登壇し地域課題解決に向けた取り組みを報告


<以下プレスリリース掲載>

シニア向けの多世代融合型eスポーツ「GeeSPORTS」の普及啓蒙を推進するGeeSPORTS協会設立会見が10月1日に開催され、代表理事の大﨑洋氏と理事の高橋潤氏が登壇。高齢者が社会とつながる地域デジタルスポーツ・GeeSPORTSの概要と、その世界大会となる2030年「GeeSPORTS World Championship」構想を発表しました。

左から理事 高橋 潤氏、代表理事 大崎 洋氏と滋慶医療科学大学大学院 教授 岡 耕平氏

GeeSPORTSとは「シンプルな操作」「声をかけ合う」「誰もが楽しめる」をコンセプトにするシシニアも主役や主体になれるeスポーツです。高齢層でも操作しやすいシンプルな操作性のオリジナルゲームを、監督とプレイヤー3人の4人チームで対戦することで、シニア同士はもちろん、若者世代との交流を創出していく多世代融合型eスポーツプロジェクトになります。

同協会がそこから目指すのは、シニア世代に生きがいや人とのつながりを生み出すのと同時に、ゲームを通じて高齢化社会の課題を解決していくこと。シニア世代の孤立や孤独感の解消を掲げ、社会との多様なつながりを作ることで、高齢社会を変えていく取り組みになります。

すでに自治体やシニア向け事業者での実証が進められており、昨年は大阪・関西万博で第1回全国大会が開催されました。今回の協会発足により、さまざまな地域や企業、団体とのコラボレーションを強化するほか、日本発のプロジェクトとして国内外への本格的な普及を進めます。

この日の会見で高橋氏は「ゲームを通して高齢者と多世代をつなぐ地域インフラになります。高齢化が進む日本の社会課題解決へ向けたひとつの道を示していきたい」と協会発足の経緯を説明しました。

「これまでにも高齢化社会の課題解決へ向けたさまざまな施策が行われていますが、その多くが高齢者の世界で閉じてしまっています。ほかの世代が入っていける仕組みになっていない。誰もが入っていきたくなるような開かれた場を作らないといけない。そのアンサーのひとつが、eスポーツ、社会福祉、地域コミュニティを横断する位置づけになるGeeSPORTSです。エンターテイメント要素を持ちながら、社会課題解決を中心に据えた社会実装型のプロジェクトになります」(高橋氏)

GeeSPORTSは、昨年10月1日に大阪・関西万博にて第1回全国大会が開催され、今年も同日に第2回全国大会「GeeSPORTS Japan Championship2026」が大阪・うめきたSHIPホールで行われました。

大阪・関西万博催事検討会議共同座長を務め、お祭りをキーワードに万博催事を企画してきた大﨑氏は「いまの社会に必要なのは、多世代のコミュニケーション。お祭りがその役割を担い、地域共同体の維持装置になっています。それは人の生き残る力を養う源になります」とし、GeeSPORTSとお祭りの親和性の高さに言及しました。

これまでにGeeSPORTSは、京都のeスポーツイベントに採用されているほか、各地のお祭りや自治体イベントで体験会を実施し、好評を得ています。ゲームに集まる子どもたちとシニア層の交流が生まれることで、地域社会を元気にする実例ができつつあります。

これまでにGeeSPORTSは、京都のeスポーツイベントに採用されているほか、各地のお祭りや自治体イベントで体験会を実施し、好評を得ています。ゲームに集まる子どもたちとシニア層の交流が生まれることで、地域社会を元気にする実例ができつつあります。

大﨑氏が校長を務める雨ニモマケズ高等学校(2027年4月開校)は、部活動のひとつとしてGeeSPORTSを取り入れます。大﨑氏は「高校生たちが自ら地域との接点を作っていくことが大事。そこでのコミュニケーションは、教室ではできない体験学習になります」と期待します。

高校の部活化について高橋氏は「ゲームを通じて地域の若者が参加することで、高齢化社会の支援者やボランティアなどの担い手不足を補えます。すでに高校の部活が地域の体験会運営に携わる実証を始めていますが、地域のお祭りで体験会を行うと、子どもたちが多く集まり、多世代交流の仕組みになっています」と語りました。

そして、さらなる普及拡大を目指す世界大会構想を発表しました。2030年の「GeeSPORTSWorld Championship」開催へ向けたグローバル展開を本格化することを宣言。

GeeSPORTSは、高齢者を従来の福祉対象から「地域を代表し世界を目指す挑戦者」へ再定義することを掲げます。

この日開催された第2回全国大会には、地域予選を勝ち抜いた5チームが出場しました。オープニングでは出場チームとそれぞれの地域を映像とともに紹介。プレイヤーの挨拶や勝者インタビューでは、会場に集まった各チームの応援団が盛り上がりました。まさに地域のお祭りのような和やかな雰囲気のなか大会は進行し、対戦中を含めて、終始チームの声援が会場中に鳴り響く盛況ぶりでした。

そんな盛り上がりのなか、今年の日本一に輝いたのは、京都府亀岡市のチーム亀岡。優勝メダルと賞金50万円が贈られました。また、競技成績だけでなく、地域交流などの活動を表彰するコミュニティ賞には、宮城県丸森町・ほでなーずが選ばれています。

表彰式で高橋氏は、大会を振り返り「今日を出発点として全国に広げていき、来年はもっと大きな大会にしたい。歳がいくつになっても熱中できる大会をこれから世界に広げていきます」と宣言。大会の最後に世界大会構想が発表され、会場はどよめきとともに大きな拍手が沸き上がりました。

高橋氏はGeeSPORTSを社会活動のひとつとして位置づけ、「地域大会を各自治体に提案しており、地域の活動から全国大会へつながる仕組みを作っています。そこから、ゲームを楽しむことが課題解決につながる社会になっていきます」と語ります。

大﨑氏は「AIが人間を超えていく時代に、AIロボットも高齢者も子どもたちもお笑い芸人も、みんなが一緒に支え合って楽しく過ごす未来を作っていかないといけない」と呼びかけました。

GeeSPORTS大会参加情景
GeeSPORTS大会参加情景
GeeSPORTS大会表彰式
GeeSPORTS大会表彰式

掲載:eスポーツニュースジャパン

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