2023年8月26日、UUUM株式会社（UUUM）によるeスポーツイベント「えぺまつり夏の陣 再来」が開催された。本稿ではその模様をレポート形式でお届けする。

「えぺまつり夏の陣 再来」とは

本大会は、HIKAKIN氏が最高顧問を務めるUUUM主催の『Apex Legends』（Apex）カスタムイベント。同社が2021年4月より開催している「えぺまつり」のフォーマットに則り、当日は計80名のプレイヤーが参加（各チーム枠につき1名のコーチ含む）。ゲーム実況者をはじめ、Vtuber、ストリーマー、歌手……等々、それぞれのコミュニティを盛り上げる人材が一同に介し、激しい火花を散らせた。なお題名に”再来”とあるのは、本大会が2021年に行われた「えぺまつり夏の陣」の第二回目だからだ。

えぺまつり夏の陣 再来では、トリオ4試合＋ソロ1試合＋デュオ1試合の計60試合が実施された。ソロバトルロイヤルはランクや実績を鑑みた上で、ブロックを3つに分割。そこへコーチ枠が設けられ、スクリム期間から各チームの指導にあたっていたコーチ陣が参戦。ハイレベルな試合を繰り広げた。

デュオバトルロイヤルも同様、ポイントが異なる2ブロックに別れ、コーチを含む各プレイヤーが手を取り合って戦いに挑んだ。また禁止武器として、遠距離から圧倒的な火力を叩き出すスナイパーライフル「クレーバー」の使用が制限された。

大会ルール（抜粋）

• 参加チーム：20チーム（プレイヤー＋コーチ）
• ポイント集計：試合終了時の順位やキル数に応じてポイントを加算（一部ルールを除く）
• 使用マップ：ワールズエッジ

手に汗握る大接戦 1ポイント差で運命が決した

冒頭で述べた通り、各コミュニティの中から選りすぐりのプレイヤーが参戦した本大会。それゆえマッチ毎に勝負が白熱し、トリオ/デュオ/ソロを問わず名試合が繰り広げられた。

約5時間にわたって行われた本大会において栄光を勝ち取ったのは、パカエル・律可・久我レオ・えでん（コーチ）によるチーム「脱☆カスタム番長～約束の楽園～」（脱☆カスタム番長）。チーム「ブラックパール号」と並んだ状態で後半戦を迎えるも、2連続チャンピオン達成によって順位ポイントを大量獲得し、脱☆カスタム番長が見事68Pで総合優勝を果たした。なお、「ブラックパール号」との差はわずか1Pであった。

優勝賞金40万円と名誉を得た脱☆カスタム番長。メンバーの律可は勝利チームインタビューにて、「逆転されそうになった時は心臓が無くなりそうだった。最終戦でみんな死んじゃった時はどうしようと思ったけど、勝てて本当によかった」とコメント。また同チームメンバーのパカエルには、本大会におけるMVP賞（賞金10万円を含む）が贈られた。

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執筆：eスポーツニュースジャパン編集部