【エイムパッド】A5®エーファイブ「エイムパッド」レビュー! こだわった滑走面とステッチ加工により万能マウスパッドが実現
最近では様々なメーカーで様々なタイプのマウスパッドが販売されており、どれを買うか迷っている方もいるのではないでしょうか。
マウスパッドにはとにかくマウスの滑りを重視したものであったり、止まりやすさを重視したもの、メーカー特有のこだわりなどが存在し千差万別です。
そこで今回は、A5®エーファイブ様よりご提供いただいた「エイムパッド(type:コントロール)」をレビューしていきます!
本記事では、所感で「今後愛用していきたい」と言及した「エイムパッド」の使い心地や魅力などをお伝えします。
また、A5®エーファイブ様から普段聞くことができないようなこだわりの話なども伺うことができたので、是非ご覧ください!
Contents
使用者への配慮を貫いた梱包
まずは梱包から見ていきましょう。
「エイムパッド」はこのようにフラットパッケージで届きました。
基本的にマウスパッドは筒状の箱や直方体の箱で梱包されることが多く、マウスパッドが巻かれた状態で届くのが一般的です。
しかし、このフラットパッケージではマウスパッドがそのままの形を保って届くため、巻き癖がつかず、開封してからすぐに違和感なく使用することが可能となります。
平らなまま保管・発送をするのは非常にリスクが高く、昨今の情勢から送料が場合によって1年前の1.5倍ほどかかる場合があります。そのため、多くのマウスパッドは巻の状態で送られてきますが、巻き癖がとれず端が浮いた状態のままとなってしまいプレイに支障が出ることがあります。。
そのような厳しい情勢のなか「エイムパッド」はフラットパッケージで発送されますが気になる価格はどうなのでしょうか。
実際の価格について見てみると、お住まいの地域によっては追加で送料がかかる場合もありますが、基本的に¥4,980(A5®エーファイブオンラインストア価格で送料は無料表記)となっており、これから紹介していく性能を考えると非常に安く設定されています。
筆者が知る限りで平らな梱包がされているマウスパッドは、本体価格に送料が¥1000+α加わることが多いので、「エイムパッド」においては送料ができる限り抑えられていることが明らかです。
フラットパッケージにも関わらず、送料が抑えられている点がユーザー目線ではとても嬉しいですね。
マウスを自由に動かせる大きめなサイズ
サイズは 450mm × 500mm × 3mmと大きめで、よほどのローセンシでなければなかなか操作中にマウスがはみ出すことはありません。
ただ、机が狭くマウスパッドを置くスペースがない方にとっては不都合が生じる可能性があります。
サイズはXLサイズ(450mm × 500mm × 3mm)、カラーはブラックのみであるため、今後幅広いサイズ・カラー展開があると嬉しいですね。
こだわった滑走面で相反する要素が共存
「エイムパッド」の表面には、国産のアムンゼン織りポリエステル素材が採用されており、画像から見て取れるように、細かい凹凸があります。
この凹凸が表面抵抗を程よく発生させ、マウスが吸いつくかのような重みあるストッピングと、抵抗感のない滑り出しという相対する操作感を実現しています。
マウスパッドのタイプでいうと、コントロール寄りのバランスタイプというような印象を受けました。
筆者もアムンゼン生地を採用しているマウスパッドを幾つか使用してきましたが、今まで使ってきたものの多くは表面抵抗がより小さく、スピード寄りのバランスタイプマウスパッドでした。
そのためマウスの滑りを維持したままで、もう少し止め性能が欲しいという方は選択肢の一つとして入れてみるのも良いかと思います。
ホスピタリティが感じられるエッジ加工
エッジにはステッチ加工が施されており、これによりマウスパッド端のほつれを防いでいます。
このステッチ加工にもこだわりが感じられ、一般的に加工部分は滑走面と比べて盛り上がっていることが多いですが、「エイムパッド」は逆に若干下がっています。
そうすることで、マウスが端に来た時の引っ掛かりがなくなったり、腕が加工部分と擦れることがなくなる効果があります。
更にそれだけではなくステッチ加工部分の幅を極限まで狭くし、滑走面を最大限に広げていることも魅力的です。
個人的には表面のざらつきが擦れて痛いとは感じず、ステッチ加工部分との擦れも心配する必要がないため、アームカバーをしなくても問題はなく、マウスパッドに手首や腕を置きながらマウスを操作する方にとっても効果が感じられやすいのではないかと考えています。
滑りやすい天板でもしっかりとグリップ
裏面には天然ゴムが採用されており、滑りやすい木製天板の上でもしっかりとグリップするようになっています。
筆者も滑りやすい木製天板で使用しており、引っ張っても動かないというわけではありませんが、マウスで強めに加圧しながら動かしてもずれは生じないため、グリップ性能は全く問題ないと感じています。
滑りやすい素材の天板でも対応できるのは、購入した後に後悔する可能性が少なくなるため嬉しいですね。
安定したパフォーマンスの発揮を手助けする撥水性能
「エイムパッド」で一番に驚くべきことは、撥水性能の高さにあります。
上の画像の通り水を垂らしてみると、マウスパッドには染み込まず弾いています。
拭き取った後でも染み込んだ後はなく、指でなぞっても全く変化はありませんでした。
マウスパッドを傾けると水滴の状態を保ったまま動いていきます。
何か飲み物をこぼしてしまっても、すぐに拭き取れば全く問題ないことがわかります。
これほどの撥水性を有していることで、湿度が高い梅雨の時期や手・腕に汗をかいても滑りが悪くなることはなく、常に安定したパフォーマンスを発揮できるかと思います。
さらに、安定したパフォーマンスを求めるためにマウスパッドの近くに小さい送風機を置く方もいらっしゃいますが、そのようなメンテナンス面での手間を省くことができることも利点の一つです。
手汗を多く方や、雨が多い地域に住む方には特におすすめできるマウスパッドだと思います。
使用して実感できる万能さ
最後に、フリックエイムがしばしば必要となるVALORANT、トラッキングエイムが必要なAPEX LEGENDS、リコイルが激しめなPUBGで「エイムパッド」を使ってみた感想について言及していきます。
VALORANT
まず『VALORANT』についてですが、マウスパッドタイプがコントロールタイプということもあり、フリックをしたときに照準が敵を通り過ぎることがなく、止めたいタイミングで止めることができました。
ただ、マウスパッドの厚さが3mmと厚いわけではないため、普段マウスを強く押し下げてストッピングする人にとっては慣れが必要だと感じました。
APEX LEGENDS
続いて、『APEX LEGENDS』における使用感をお伝えします。
APEXはスピード系のマウスパッドが好まれる傾向にあり、最初はあまり向いていないかなと考えていたのですが、滑り出しに抵抗感がないためマウスの左右の切り返しもスムーズで、競技で使用されていても疑問は抱かないほど良い感触でした。
PUBG
最後は『PUBG』ですが、このゲームはリコイルが激しく、垂直感度にもよりますがリコイルコントロールするにはマウスを大きく下に動かさないといけません。
その際マウスを持つ手に力が強く入りがちですが、3mmという加圧しても止まりにくいマウスパッドの厚さとスムーズな滑り出しが起因して、今まで使ってきたマウスパッドのなかで最もリコイルコントロールがしやすかったです。
全体を通して使いやすいなと感じたのは、水平方向と垂直方向の滑りのギャップの無さも起因しているようで、A5®エーファイブ様にお話を伺ったところ、生地の編み込みのバランスにはとても注意を払っているとのことでした!
加えて静電気についても触れていきます。
布マウスパッドの上でPTFE素材のマウスソールを使用してマウスを操作すると、静電気が発生して滑りが重くなることが多発するのですが、「エイムパッド」ではそのようなことはありませんでした。
静電気を敢えて発生させて止めやすくするようなポジティブなこともありますが、このマウスパッドはスムーズの滑りと止めやすさの共存が魅力であるため、静電気の影響がないのは性能を最大限発揮できる要因の一つであると感じました。
長時間・長期間使用しても性能が落ちない驚きの耐久性
マウスパッドは基本的に長い間使用していると段々滑りが悪くなったり、布のほつれでひっかかりが発生したりなど、性能が落ちていくことが一般的です。
そのため、マウスパッドを評価するうえで性能を維持する耐久性は重要な要素となります。
筆者は二週間ほど使用しましたが、今のところ滑りや撥水性が悪くなったというようなことはありません。
ただ、二週間だけだと参考にならないためA5様に耐久性についてお話を伺ったところ、スポンサードされている「DELTA ESPORTS」所属の選手が毎日10時間以上をプレイしても6か月以上交換なし、テスターの方が8か月以上プレイしても交換なしで耐久性は問題なしと言及されていました。
また、滑走面の微妙なバランス調整と防水性を実現している二重のコーティングも問題ないとされていました。
このことから、耐久性が非常に強く長持ちするマウスパッドであることがわかりました。
筆者が長期間使用してみて感じた耐久性については、後に追記致します。
高品質でも入手しやすい在庫管理
最後にマウスパッドの入手性について言及させていただきます。
布マウスパッドは消耗品ですので、時が経てば買い替えが必要となります。
しかし、自分のパフォーマンスを維持してくれる同じマウスパッドが欲しくても、そもそもの在庫が少ないためやむを得ず別のものを買うケースも少なくありません。
そこで高品質ゆえに在庫維持が難しいと思われる「エイムパッド」は、実際のところ在庫枯渇はあるのかどうかA5®エーファイブ様にお聞きしました。
ご回答頂いた内容は、「一度在庫枯渇した経験があったため、できればそのようなことは避けるべく製造バランスを調整しているため、現在その問題は概ね解決しております。」とのことでした。
基本的に「エイムパッド」は驚きの耐久性を有しているので、買い替えタイミングが頻繫にあるとは思えませんが、欲しいと思ったときにすぐに購入できるのはストロングポイントですね!
また、新しく「エイムパッド」を購入しようと考えている人にとっても嬉しいのではないでしょうか。
まとめ
以上、A5®エーファイブ様の万能マウスパッドである「エイムパッド」の概要や使用感についてまとめました。
総合的な評価としては、どのゲームにおいても高いパフォーマンスを発揮できるマウスパッドで、人を選ぶような癖もなく万人受けするマウスパッドだと感じました。
PCゲームを始めようと思っている初心者の方であったり、次どのマウスパッドを買おうか悩んでいる方にとってもおすすめです。
数少ない国産マウスパッドというのも応援したい要素の一つです!
非常にクオリティが高く、マウスの操作感も好みでしたのでこれから愛用していきます。
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編集:eスポ編集部
「エイムパッド」の製品ページはこちらから↓↓
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