eスポーツニュースジャパンでは、毎週VALORANTで起きた出来事（主に日本シーン）をまとめてお伝えしています。

今週のeスポーツニュースはこちらから！

今週は競技シーンを支えた存在が離れてしまうという悲しいニュースが飛び込んできました。

Marin 選手引退

まずはMarin選手が選手引退を発表しました。

Marin選手はVALORANT競技シーン初期から活動していた選手で、公式大会が始まる前に開催された強力なチームが出場するEDION CUPにて、当時最強だったAbsolute JUPITERに勝利を収め優勝に輝きました。

配信試合に長く出場できない苦しい時間を味わいましたが、2024年末に開催されたSplit3ではNOEZ FOXXとしてMain Stageに出場し、プレイオフを勝ち抜いて2025 Split1 Main Stageシード権を獲得しました。

2025 Split1ではRRXにスタンドインとして加入したものの、残念ながらAdvance Stageで敗退し、ここで選手としての旅に終止符を打つことになります。

今後については「配信活動はすると思う」と言及されており、コーチとして競技に携わるのかは定かではありませんが、VALORANTの競技シーンを支えた一人として再び帰ってくることを期待しています！

FAV gaming 活動休止

続いてFAV gamingがVALORANT部門の活動休止を発表しました。

FAV gamingはChallengers Japanで4位に輝いた経験がある日本の強豪チームで、プレデターリーグ2024では日本予選を見事に勝ち抜き、アジアのチームが集まる本選でも準優勝という成績を収めました。

一方で2023年以降のChallengers Japanではグループ運に恵まれず、FAV gamingを倒したチームがファイナリストとなるパターンが多く、配信試合で見る機会は少なくなっていました。

2025シーズンは世代交代を実施しての挑戦となりましたが、Advance Stage敗退となり活動休止を決断したようです。

またチームの活動休止に伴い、Phantom選手以外の選手はLFTを表明しており、Phantom選手に関しては選手引退を明らかにしています。

そしてユースチームであるVANTAN FAV gamingは引き続き活動していくため、プロチームとしてのFAVではなくユースチームのFAVとしてChallengers Japanに出場する可能性はあります。

日本の強豪チームが競技から離れてしまうのは悲しいですが、どのような形であれ再び競技での活躍が見られることを祈っています！

Masters Bangkok 開幕

続いて2025年最初の公式世界大会「VALORANT Masters Bangkok 2025」が開幕しました！

Masters Bangkokはそれぞれの地域のKickoffを勝ち抜いた上位2チーム、計8チームが参加する世界大会で、AMERICASからG2 Esports・Sentinels、ChinaからEDward Gaming・Trace Esports、EMEAからTeam Vitality・Team Liquid、PacificからDRX・T1が出場します。

Day1・2では各地域で優勝を果たしたチームが一回戦で勝利を収め、Day3ではEMEA王者 Team VitalityとChina王者 EDward Gamingがプレイオフ進出を決めました。

各地域の王者同士の戦いはどちらも最終MAPまでもつれる接戦が繰り広げられ、地域のパワーバランスが度々話題となりますが、現時点ではどの地域も差はない印象を受けます。

自分が所属する地域の威信をかけた戦いでもある世界大会で、どのチームが王者となるのか必見です！

まとめ

以上、2月第4週のVALORANTニュースでした！

Marin選手やPhantomの引退、FAV gamingのVALORANT部門活動休止は競技シーンの移り変わりを強く感じるニュースとなり、若い選手がどんどん頭角を現す一方で競技から去ってしまう存在もあることを再認識した一週間となりました。

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執筆：eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro
アイキャッチ画像引用：https://twitter.com/fav_gaming/status/1892846723640201345