【VALORANTニュース海外編】Cloud9 3度目のロースター完成!世界一の悪魔がEvil Geniusesに加入!など【12月第3週】
eスポーツニュースジャパンでは、毎週VALORANTで起きた出来事(主に日本シーン)をまとめてお伝えしています。
シーズンの変わり目ということもあり国内外問わず移籍情報が非常に多いため、VALORANTニュースは様子を見て日本チームに関するニュースと海外チームに関するニュースの2つに分けるようにしています。
本記事は海外チーム編となります!
日本編はこちら!
今週はロースター完成情報が飛び込み、世界一の悪魔がアメリカの競技シーンに帰ってくるなどのニュースがありました。
Sayonara FNATIC脱退
まずはSayonara選手が契約満了に伴いFNATICを脱退しました。
Sayonara選手はオフシーズンの間、健康上の理由でロースターを外れているLeo選手の代役として加入した選手で、チーム加入時点でオフシーズンで契約が切れることは発表されていました。
2024年からChallengers出場可能年齢である16歳になったため、今年からプロ選手としての活動を始めた選手ですが、KPI Gamingのイニシエーターとしてスペイン地域の大会で文字通り無双して、Split1ではスペイン王者に輝いています。
また、来シーズンはフランス地域で戦うDVMで活動することが決まっており、そこにはインターナショナルリーグで活動していたTakaS・logaN・sh1n選手といったフランスの強豪選手が集結しています。
世界的なプレイヤーになることが期待されている選手で、インターナショナルリーグに参戦するとすれば2026年のシーズン途中からになりますが、再びFNATICに帰ってくるのか、あるいは別のチームに進むのか期待が高まります!
neT Cloud9加入
続いてneT選手がCloud9に加入しました!
Cloud9はRossy選手の契約解除に伴いmitch選手を獲得しましたが、その次の週でmoose選手の移籍先募集を発表していたため、最後のピースを手に入れる必要がありトライアウトを実施しました。
その結果、2024シーズンのAscension Americas準優勝チームであるM80で活動していたneT選手を最後の一人として選んだようです。
neT選手は2023年にThe Guardのセンチネルとしてインターナショナルリーグ昇格を掴み取り、G2 Esportsとして2024シーズンのVCT Americas Kickoffに出場しました。
また過去には当時最強だったOpTic Gamingを制してアメリカ王者にも輝いています。
Challengersシーンで安定して好成績を収めてきた選手が再びリーグに挑戦するということで、シーズン開幕前にもかかわらずチームの環境が落ち着かなかったCloud9に、安定感をもたらすことができるのか注目です!
icy・yay Evil Geniuses加入
続いてicy・yay選手がEvil Geniusesに加入しました!
icy選手は2024シーズンG2 Esportsのデュエリストを担っていた選手で、Ascensionからの昇格組だったG2 Esportsでしたが、VCT Americas準優勝を2回、Masters Shanghaiで3位という素晴らしい成績を収めました。
icy選手個人としては調子の波に苦しみましたが、LFTの発表時にはこのシーズンで何かを掴んだ様子も見受けられました。
そしてyay選手は2024シーズンBLEEDのデュエリストとしてVCT Pacificを戦いましたが、復活の兆しを感じるプレイはあったものの、最終的にはStage1を最後に試合に出場することはありませんでした。
全盛期のyay選手は満場一致で世界一の選手でしたので、再びアメリカの地に戻ってyay選手の完全復活を期待している方も多いかと思われます。
Evil GeniusesはKickoffでは世界大会出場まであと一歩のところでしたが、Stage1・2では遠ざかってしまったため、icy・yay選手という長らく競技シーンで戦っている選手たちを迎え入れて、2023シーズンの栄光を取り戻すことができるのか必見です!
まとめ
以上、12月第3週のVALORANTニュース海外編でした!
ロースター構築に悩まされたCloud9が最後のピースを獲得したものの、再び問題が生まれないか心配になった一方で、yay選手がアメリカの最前線に復帰して、どのようなドラマが待ち受けているのか楽しみとなった一週間となりました!
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執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro