12月14・15日にKアリーナ横浜にて、2024年を締めくくるRiot Gamesのイベント「Riot Games ONE 2024」が開催されました。

本イベントで開催された「Legendary Legends Showmatch」で、LEGENDS TEAMとして出場された5名の方々に囲み取材させていただきましたので、その様子をお伝えしていきます。

Day1の戦いを終えた感想や、試合で生まれたスーパープレイの心理状況などについてお聞きしましたので、ぜひご覧ください！

Day1を振り返って

──まずは本日の感想をお一人ずつお願いします。

Dyrus氏（以下敬称略）：SHGとの試合がトラウマのように頭に残っていて、気持ちが沈んでいます。ただ今日一日通して、現役プレイヤーが与えてくるプレッシャーを感じながらプレイすることができてとても楽しかったです。

そして私のチームメイトも皆さんご存じのように、とてもリラックスして楽しくプレイできました。

Perkz選手（以下敬称略）：私もとても楽しかったです。ステージに立って観客の前でプレイするのは2、3か月ぶりでしたが、楽しくプレイできました。

そして日本のプレイヤーが全力で私たちに挑んでくるのを見て、私たちに対する尊敬のようなものを感じ、とても嬉しく思いました。

また、彼らは本当に良いプレイをしたと思います。私たちは5人のソロキューのようにプレイしてしまって、サイオンを倒せなかったり難しいところもありましたが、全体的にとても楽しいイベントでした。

inSec：試合自体はどちらも楽しかったんですが、プレイ面で残念だったなと思っています。明日はもっと頑張りたいと思います。

Bang：実は6年前にLoL関連のイベントで来日したことがあるんですが、その時はすごく楽しかったという思いがあります。そして今日も本当に楽しかったです。

スタッフの皆さんもとても親切にしてくれて感謝しています。

日本は韓国と似て非なる部分があってすごく面白いなと思っていて、旅行もとても楽しいです。
今回LoL関連で来日できたのは意味深いものがあるなと思っています。

MadLife：こういった新しい場所でレジェンドたちとともに試合することができて、とても光栄でした。

2日間しかないというのは残念な気持ちがありますが、年末にもかかわらずこのようなイベントが開かれるのはとても嬉しいです。明日はもっと面白い試合を魅せられるように練習してきます！

inSecの逃げ切り「落ち着いて対処」

──inSecさんにお伺いします。vsストリーマーチームの序盤、ブルーサイドのボット側のジャングルで巧みな逃げ切りを披露されていました。あれは落ち着いて対処されたのか、あるいは少し焦りを感じていたのか、あの時の心情を教えてください。

inSec：最初グレイブスと鉢合わせてしまったときは慌てたんですが、ハイマーディンガーやブラウムの位置をチームメイトがコールしてくれたので、落ち着いて対処することができました。

──Perkz選手にお伺いします。本日対戦したSHGは結成されてから間もないのでまだ完成されてないと思いますが、現状日本最強のチームだと思われます。ヨーロッパで戦われているPerkz選手から見て、実際に戦ったSHGの印象はいかがでしたか。

Perkz：まず今日は、Evi選手と久しぶりに対戦できてとても楽しかったです。Evi選手とは知り合ってから長いんですが、すごく明るくてジョークを言い合うような仲だったりします。

そして覚えているのは2021年のWorldsで、当時私が所属していたCloud9とEvi選手が所属していたDetonatioN FocusMeが対戦した際に、Evi選手がセト、私がヨネを使用していました。

当時Evi選手は何回も仕掛けてきたんですが、私がEvi選手を何回も倒したことを覚えています。

また、試合後にはEvi選手のところに行って、「自分のヨネどうだった？」といってお互いに笑いあったのを覚えています。
改めて今日も一緒にプレイできてとても楽しかったです。

そしてSHGの選手たちなんですが、とても努力されていて素晴らしいパフォーマンスでした。本当に凄いなと思いました。

──Bang選手にお伺いします。vsストリーマーチームで素材アイテムが買えないという縛りがありました。コアアイテムからの購入というところで、縛りがある中で特に意識していたことはありますか。

Bang：確かに普段とは違う形で意識していたことはありました。
相手の構成を見た時にサイオン・ブラウムがいてバリアもある構成で、貫通アイテムが強いと感じていました。

だからこそ最初は安いアイテムから買うことを意識していましたし、サイオンを抑えることも強く意識していました。

ファンへのメッセージ

──最後に日本のファンに向けて一言ずつお願いします。

Dyrus：前回来日したときは、代々木公園でファンミーティングをしたんですが、その時は人が集まりすぎて警察に止められてしまい、解散せざるを得ませんでした。

今回それぐらいファンの方々が来てくれたのもとても嬉しかったですし、毎回ギフトをくれたり、ペンと紙を用意してきてくれてサインを求められるのも本当にありがたいと思っています。

私は競技を引退してからインドア派で外に出ることは少なかったんですが、こうして皆さんの前に立って、ファンの方々に嬉しかった、楽しかったという気持ちになってくれたら嬉しいです。

またファンを幸せな気持ちにできるように明日も頑張りたいと思います。

Perkz：今回人生で初めて来日させていただいたので、日本のファンとの交流がどのようなものになるのか分かりませんでした。

ただ今回来日して本当に皆さんが親切でお互いを尊敬しあっていることが見て取れました。そして気づいたことは街がすごく綺麗です。

inSec：引退してから長い時が経ったにもかかわらず、忘れずにお呼びいただいて感謝しています。日本に来るのは初めてだったんですが、すごく良かったです。

Bang：僕はLoL以外のゲームも結構遊んでいて、アジアサーバーでプレイすることが多いです。

その時日本人のプレイヤーとマッチングすることがよくありますが、親切な方が多いですしゲームを楽しんでいる方も多いので、日本人プレイヤーと一緒にプレイすることが好きです。

LoLもきっとそうなんじゃないかなと思っています。

また、DFMのような日本のチーム・選手が大会で勝ち進んでくると、実は心の中で「頑張れ！」と応援していました。

MadLife：引退をした後にLoLをかなりやっていた時期があるんですが、その時に海外からでも視聴できる配信サイトで個人配信をしていたことがありました。

その時に日本のファンの方々が見に来てくださっていて、感慨深かったのを覚えています。今回このような貴重な場に招待していただき、日本のファンの皆さんをこの目で見ることができて良かったと思います。

今日見た景色を記憶に残していきたいなと思います。

今回はLeague of Legendsのレジェンドたちにインタビューさせていただきました。

現役選手であるPerkz選手はもちろん、世界で活躍したレジェンドたちは引退してもなおただならぬオーラを感じました！

ご対応いただき、誠にありがとうございました！

Dyrus 各種リンク

X：https://twitter.com/Dyrus
Twitch：https://www.twitch.tv/Dyrus

Perkz 各種リンク

X：https://twitter.com/Perkz
Twitch：https://www.twitch.tv/perkz_lol

inSec 各種リンク

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YouTube：https://www.youtube.com/@inSec93

Bang 各種リンク

X：https://twitter.com/Bang
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Day1は公開され次第追記

取材・執筆：eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro
アイキャッチ画像：2024 Riot Games, Inc. Used With Permission