【eスポーツニュース】ときど・Leshar CAPCOM CUP 11出場決定!LJLの扉が開く!など【11月第2週】
eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をまとめてお伝えしています。
VALORANTについては別の記事で紹介していますので、そちらをご覧いただければと思います。
今週はストリートファイター6で日本勢がまたしても大活躍したり、LoLの国内競技シーンが大きく変わることなどのニュースがありました!
ときど・Leshar CAPCOM CUP出場決定
まずはREJECTのStreet Fighter部門に所属するときど選手と、DRXに所属しつつストリートファイターリーグではREJECTで活動している韓国のLeshar選手が、「CPT 2024: Japan Super Premier」で見事優勝・準優勝を果たし、「CAPCOM CUP 11」への出場が決定しました!
今大会は先日シュート選手が優勝した大会である「CPT 2024: Singapore Super Premier」同様、王者・準王者の2人に「CAPCOM CUP 11」出場権が与えられ、格闘ゲーム大国日本での開催ということで、今まで海外大会に出場していなかった強豪の日本人選手が多数出場しました。
海外の選手も多く、CPTの中では最も平均レベルが高い大会となったのではないでしょうか。
この大会ではREJECT組が素晴らしい活躍を見せており、ときど選手はWinners Bracketを走り抜けて優勝、Leshar選手は所属はDRXですがSFLではREJECTで活動しており、ずば抜けた安定感を今大会でも発揮し準優勝、鶏めし選手は9位タイという成績を収めています。
残念ながらあきら選手は体調不良のため出場することはできませんでしたが、現時点でSFLのDivision Fで首位に位置している強さが見られました。
REJECTだけではなく他の日本人選手も良い成績を収めており、TOP8はLeshar選手以外全員日本人選手となっています。
「Capcom Cup 11」に直結する大会は残り2つで、1つは今週末ドミニカ共和国で開催される「Blink Respawn 2024」になります。
日本からの大会出場者は少なく、把握している限りでは立川選手のみが出場するようなので、ここで優勝を果たして切符を手に入れることができるのか注目していきましょう!
LJLが新時代へ
続いてLJLが2025シーズンの開催概要を発表しました!
先週League of Legendsの競技シーンがVALORANTのようにTier1シーンとTier2シーンに分かれることが明らかになり、日本が所属するアジア太平洋地域の大会であるLCPについての詳細が説明されました。
そして今週は日本の国内大会であるLJLの概要が明らかになっています。
LJLは今まで厳しいリーグ参加要件を満たした8チーム(2024シーズンは6チーム)のみが国内大会で戦う形式で、LoL競技シーンの門は非常に狭いものでしたが、2025シーズンからは「オープン予選制度」が新たに導入され、参加要件を満たす必要はありますが最大64チームが出場できます。
参加要件に関してはまだ公開されていませんが、今までのLJLのようなチームの資本金や売上などのような条件ではなく、恐らくゲーム内におけるランクやゲーム内大会であるClashでどれほどの成績を収めたかというようなものになると予想されます。
LJLは「LJL FORGE」、「LJL STORM」、「LJL IGNITE」の3つのレギュラートーナメントに分かれており、その次に決勝トーナメントである「LJL FINALS TOURNAMENT」があります。
3つのレギュラートーナメントにはチャンピオンシップポイント制度というものが導入されており、この3つの大会で良い成績を収めてポイントを積み重ね、獲得ポイントが最も多かった上位6チームが「LJL FINALS TOURNAMENT」に進むため、一年通しての成績が重要となります。
これはVALORANTのChallengersで批判されていた問題を繰り返さないための制度で、この制度はChallengersにも今後導入されるのではないかと思われます。
そして「LJL FINALS TOURNAMENT」で優勝を果たした1チームがLCP 昇格・降格トーナメントへの出場権を獲得します。
昨今LoLが日本でも盛り上がりを見せている中で、大会参加の敷居が低くなったというのは更に競技シーンが注目される予感がしますし、既存のプロチームを倒すダークホースの出現にも期待が高まります!
R6S 世界大会にSCARZ・CAG OSAKAが出場
続いて現在開催されているRainbow Six Siegeの世界大会「BLAST R6 Major Montreal 2024」にSCARZとCAG OSAKAが出場しています!
日本大会で優勝を果たしたSCARZはPhase2からのスタートでまだ試合はしていませんが、LCQで出場権を掴み取ったCAG OSAKAはPhase1からのスタートで試合を行いました。
初戦の相手である強豪G2 Esportsに対して1マップ取得する強さを見せましたが、Lower Bracket Semifinalで敗北し、残念ながら既に敗退が決まっています。
残す日本勢はSCARZのみとなりますが、SCARZの第一の目標はプレイオフにたどり着くことで、プレイオフで1勝することができればSCARZにとって自己ベスト更新になるため、残されたSCARZがどのような戦いを見せるのか注目していきましょう!
まとめ
以上、今週のeスポーツニュースでした!
徐々にCAPCOM CUP 11への出場枠が埋められて緊張感が高まっていく中で、日本人選手がしっかりとその枠を掴み取ったり、LJLが2025シーズンで最も大きな変化を遂げることなど、様々な競技シーンを追いたくなる一週間となりました!
これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等しよろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro