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髙橋麻里&ささきゅーが『フォートナイト』中学生大会で感じた熱気 「みんなが楽しめる環境作りに期待」


8月2日、CLARK NEXT Tokyo(東京・板橋区)にて「第2回 全国中学生eSports選手権」(主催・クラーク記念国際高等学校)の決勝大会が開催されました。

今回はMCを努めた髙橋麻里さん(声優e-Sports部)、そして試合の実況を担ったFORTNITEのプレイ解説などで知られるささきゅーさんにインタビューを実施。学生が主体となった同大会の感想をはじめ、『フォートナイト』の魅力、お二人が今後チャレンジしたい目標についてお話を聞きました。

「自分もやってみたい!」と思える環境は素晴らしい

――「第2回 全国中学生eSports選手権」の進行および実況を終えた率直な感想を教えてください。

ささきゅー:若い子たちが本気を出して切磋琢磨できる環境って素晴らしいですよね。今回の取り組みもそうだし、世界大会のような競技シーンも含め、みんなが楽しめる環境作りができればと思います。

髙橋麻里(以下、髙橋):私は初めて大会MCを経験させて頂いたのですが、レベルが違うと言いますか、若いプレイヤーの皆さんが本当に強くて。「どんどん競技シーンが盛り上がれば良いな」と思いつつ、今日の大会もすごく楽しませてもらいました。

――お二人とも初めてに見えないほど落ち着いて進行されていましたね。

髙橋:私の場合、『フォートナイト』の大会だったから勇気を出せたと思います。今まではゲスト出演が多かったし、場を仕切るのも苦手なんです。今回は自分の好きなゲームだし、お声がけ頂いた際に「やりたいです!」って言えました!

ささきゅー:僕も個人主催のカスタムマッチ等が主戦場だったので、今日の大会はすごく緊張しました。オフライン会場で実況するのも初めてで、カメラのどこを見ればいいのか戸惑いましたね(笑)。

髙橋:解説のbyknさんも含め、今日の3人はみんな初めての体験でしたよね。一方で現場では高校生の皆さんが運営を手伝ってくれたんですけど、本当にスムーズな働きぶりで「しっかりしてる!」と思いました。

ささきゅー:今後のキャリアのために実習されている様子でしたね。挨拶等もしっかりしていたし、中学生の子たちも高校生の姿を見て「自分もやってみたい!」と刺激を貰える良い機会になったのではないでしょうか。

ささきゅーさん(左)髙橋麻里さん(右)

競技シーンを盛り上げる「ストーリー性」とは?

――本日の決勝戦では様々なファインプレーが続出しましたが、お二人が印象に残っているシーンを教えてください。

ささきゅー:やっぱり自分のスタイルを貫いている選手は強いと感じました。最後ビクロイを取った選手たちも、2〜3試合目で上手くリズムを出せたから好成績を収めることができていたと思います。とは言えプレイはもちろん、皆さんインタビューの受け答えもハッキリしていて流石だなと思いました。

髙橋:私サブマシンガンが苦手なんですよ、弾が全然当たらなくて(笑)。だけど選手の皆さんがどんどん敵を倒すところを見てサブマシンガンの強さを知りましたね。あとは戦い方の違いとか。各大会によって撃破ポイントが違うなか、撃破数を伸ばしたりビクロイを大胆に狙ったり、そういうところが競技として面白いところだと感じました。

――本日の試合を通して真似したいテクニックはありましたか?

ささきゅー:普段のプレイだと勢いで攻めがちなところ、大会の場合は多角的に攻めるのが特徴的でしたね。byknさんも言ってましたが、瞬間的な2vs1の作り方も参考にしたいと思いました。

高橋:テクニックじゃないんですけど憧れていることが一つあって。いつか誰かとチームを組めたら、お揃いのIDとスキンで大会に出てみたいです(笑)。

――ささきゅーさんはカスタムマッチ主催などコミュニティ活性化に尽力されていますが、試合の見どころや実況する上でポイントはありますか?

ささきゅー:どんな戦いでも”ストーリー”を届けたいですね。例えば「このチームは初動が上手くいかなかったけど終盤で上手く敵を倒した」だったり、主催側であればそういうストーリーを出来るだけ収めたいと思っています。その方が視聴者も楽しんでくれるし、感動してもらえるのではないでしょうか。当然、毎回上手くいくとは限りませんが、ストーリーがあると競技シーンも観戦勢も大きく盛り上がりますね。

――髙橋さんは声優e-Sports部でユーザー参加型のカスタムマッチに参加されていますが、部員さん(ファン)との交流時に心がけていることはありますか?

髙橋:声優e-Sports部は部員さんと私たち、みんなが一緒にゲームを通して楽しめるのが魅力だと思っていて。普通のイベントよりもアットホームなコミュニケーションが取れています。皆さんが一体となりつつ、それでいて安心できる場所でもあるので、私たちも伸び伸びと楽しませてもらっています。それは『Apex Legends』など他のタイトルも同じだし、部員の皆さんが温かい場所にしてくれています。

大好きな『フォートナイト』を盛り上げたい

――お二人が今後チャレンジしてみたいことはありますか?

ささきゅー:僕は普段YoutbeやTikTokで活動しているんですが、今回のようなオフラインの出演を増やすことを目標にしています。大会もそうですし、何かしらのイベントもそうですね。

髙橋:私は声優として大好きな『フォートナイト』を盛り上げたいです。ゲーム内に出てくるキャラクターの声も演じてみたいし、公式大会のアナウンサーも務めたいです。ゆくゆくは「フォートナイト女子と言えば麻里ちゃんだよね」って言われる存在になりたいですね(笑)。

ささきゅーさん(左)髙橋麻里さん(右)

――最後にファンの方々に向けてメッセージをお願いします。

ささきゅー:お世話になってます、ささきゅーです!僕は普段からファンの皆さんと関わることが多いので、これからも皆についてきて欲しいです。今後ともよろしくお願いします!

髙橋:いつも応援して下さっている皆さん、ありがとうございます。今日も皆さんが見守ってくれたから初めてMCに挑戦することができたし、好きなことをこうやって共有できるのは本当に素敵なことだと思います。これからも体調に気をつけて頑張りますので、応援よろしくお願いします〜!

――お二人とも本日はありがとうございました!

編集:eスポーツニュースジャパン編集部/龍田

クラーク記念国際高等学校 公式ページ
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