便利な機能搭載のコスパ抜群ヘッドセット!「JLab NIGHT FALL GAMING WIRED HEADSET」
昨今様々なゲームが登場しており、中でもシューティングゲームは定期的に新しいものが生まれますが、一貫して大切なものは「音」になります。
音を自分に伝える機器として「イヤホン」や「ヘッドホン」などがあり、その中でもクオリティや値段、デザインなどは千差万別です。
そこで今回は、JLab様より『NIGHT FALL GAMING WIRED HEADSET』をご提供いただきましたので、そのレビューをしていきたいと思います!
クオリティと比較的手に取りやすい価格が保証されたコスパの良い製品となっていますので、ぜひご一読ください!
基本スペック
カラー | ブラック |
重量 | 公称:250g |
接続方式 | 有線 3.5mm |
ケーブルの長さ | 約1.5m |
ヘッドホン形式 | オーバーイヤー(密閉型) |
マイク | あり |
対応機器 | PC,Switch,Xbox,PlayStation |
価格 | ¥6,980 |
デザイン
続いてはデザインになります。
まずカラーですが、全体的には光沢が抑えられたマットブラックとなっており、調節機能を担うヘッドバンドはマルチカラーとブラックの2色で、好みに合わせて表裏を逆にすることができます。
イヤーパッドは合成皮革となっており、肌触りが滑らかかつ耳周りを傷つけない柔らかい素材となっています。
右耳のハウジングには『JLab』のロゴが刻まれており、左耳にはマイク・ケーブル・音量調整機能が備わっています。
特徴
続いてはこの製品の特徴について説明していきます。
ヘッドバンド
まずはヘッドバンドですが、これはデザインでも述べた通りマルチカラーとブラックを選べるようになっています。
ストレッチ性のあるバンドとなっており、頭の締め付け感を無くしつつヘッドセットがずれることもない非常に良い造りになっていました。
世の中には様々なヘッドホンがあり、サイズの調節機能に関してはこのようなバンドではなく、スライダーによる調節が主流というイメージがあります。
ただ、スライダーによる調節はものによっては髪の毛が引っかかってしまう場合があり、取り外しの際に髪の毛が抜けてしまったり、引っ張られて痛い思いをすることがあります。
そこで本体と一体化していないストレッチ性のあるバンドを使用することで、髪の毛が引っかかることが無くなり、安心して取り外すことができるのは良い点だと感じました。
マイク
続いてはマイクになります。
このマイクはただ音を入力する機能だけではなく、このマイクを上下に動かすことでミュートとミュート解除の切り替えを行うことができます。
通話アプリを使う際にショートカットキーを押してミュート切り替えをすると、ミュートの解除を忘れミュート状態で喋っていたというようなことはあるあるだと思います。
ショートカットキーは便利ですが、キーを押す手軽さゆえに行動が淡白になるので忘れやすいです。
そこでこのマイクを動かしてミュート切り替えをすることによって、程よく手軽さは維持しながらもミュート切り替えの行動が具体性のあるものになるため、忘れにくくなるという印象を受けました。
音質については、このマイクはコンデンサーマイクとなっており微細な音も拾いますが、最近のチャットツールにはノイズ抑制機能が備わっているので、ゲーム内VCでなければそのデメリットを補うことができます。
普段付属ではない単体のマイクを使っている筆者の考えでは、やはり付属マイクということで単体のマイクと比べると音質は劣ります。
ただ、良くも悪くも高い音と低い音がフラットに聞こえるので、声が低い筆者はこの『NIGHT FALL GAMING WIRED HEADSET』のマイクの方が聞き取りやすいという場面もありました。
聞き取りにくいところも少なく、マイクの音質にこだわりがないという方であれば、手頃な値段になっているので選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
音量調節機能
続いては音声調節機能になります。
『NIGHT FALL GAMING WIRED HEADSET』は左耳のハウジングに音量調節機能が備わっています。
音量調節はこのようなものが無くても簡単に調整できるのでいらないという方はいらっしゃるかもしれません。
ただ、音量調節機能が備わったキーボードなどを使用していた方は分かるかと思いますが、この機能は決して侮ってはいけない便利なものです。
例えば体勢を楽にして動画を見ている際に、音量が大きいあるいは小さいと感じ、マウスを動かして調節するのは意外と面倒くさく感じます。
そこでこのヘッドセットに備わっている音量調整機能を使用することで、体勢を変えず直感的に音量バランスを変えることができます。
あとは、突然ゲーム内VCで大きな声が聞こえてきたときに、反射的に音量を小さくできるということも助かるメリットです。
実際に使用してみての感想
ここからは実際に使用してみての感想になります。
結論から述べると、コストパフォーマンスに優れた製品だと感じました!
メリット
今回は検証として「VALORANT」を主にプレイしましたが、音の方向が分かりやすいというのはもちろんのこと、距離感を掴みやすさというのは予想以上でした。
最近は音の方向を捉えやすいかどうかという性能に関しては大差ないイメージがありますが、距離感に関しては捉えにくいものもあったりするため、この点はシューティングゲームプレイヤーにとっては助かるポイントだと思います。
また、ケーブルの素材に柔軟性が備わっていたのも良い点だと感じました。
ゲームをしている最中はどうしても頭が動いてしまう場面があり、そこでケーブルの柔軟性が損なわれているとケーブル全体が動いてしまい邪魔になります。
しかしケーブルが柔軟に動いてくれることで、気にせずゲームに集中することができました。
デメリット
イヤーパッドについては4,5時間連続して使用しましたが、柔らかい素材かつ滑らかな肌触りということで痛くなることはありませんでしたが、蒸れてくる感覚はありました。
ここに関しては通気性を重視するよりかは、外部の音をできる限り遮断して没入感を高めることを重視しているため、そのデメリットが表れているのかなと思います。
暑い夏の時期に使用しているため、これから寒くなってきた際には気にならなくなる部分かもしれません。
合成皮革を使用しているため、3年程度時間が経過すると皮が劣化しポロポロ剥がれ落ちたり、直射日光や湿度によっては更に劣化が早くなる可能性があるため注意が必要です。
全体的なまとめ
性能は申し分なく、音以外の部分でもゲームに集中することができるような配慮がされており、価格も¥6,980ということでコストパフォーマンスが良い製品だと感じました。
長時間使用すると耳が蒸れてくるというデメリットはありましたが、伸縮性のあるバンドのおかげで頭が痛くなってくるというのはありませんでした。
合成皮革の劣化やヘッドバンドの伸縮性の低下など、寿命の長さが担保されているようなものではありませんが、3年は使うことができる印象で値段を考えても十分な耐久性だと思います。
これからもeスポーツやデバイスに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等よろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro