ゲーム実況者・山岸が振り返る2022年上半期のターニングポイント「色んな人に見てもらえる存在になりたい」
7月29日、Gushcloud JapanとRELATION Xの共催により、バトルロイヤルシューティングゲーム『Apex Legends Mobile』(Apexモバイル)の公式ストリーマー大会が開催されました。
同大会は『Apexモバイル』内の新シーズン「ディストーション」の開始を祝う記念イベント。当日はモバイルゲーム実況者を中心に計60名のプレイヤーが参戦し、全3試合を通して優勝の座を争いました。
今回は公式ストリーマー大会に出場したゲーム実況者であり、RELATION X(eスポーツ事務所)に所属するゲーム実況者・山岸さんにインタビューを実施。大会に参戦した感想をはじめ、『Apexモバイル』の魅力やゲーム実況を始めた経緯についてお話を聞きました。
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楽しむことを第一に参加した『Apexモバイル』ストリーマー大会
――本日はよろしくお願いいたします。まずは「Apexモバイル公式ストリーマー大会」に参戦した感想を改めて教えてください。
山岸:参加プレイヤーの方々が凄い強くて圧倒されちゃいました(笑)。私たちは地に足を着いた瞬間に背後から倒されることが多かったのですが、基本的にうちのチームは一緒に楽しんでもらえそうな人を集めたので、当日はわちゃわちゃ楽しめました!
――PC版や家庭用ゲーム機版の『Apex Legends』(Apex)をプレイされた経験はありますか?
山岸:『Apex』は以前PCで少しだけ遊んだこともありますが、本当に興味本位で始めた程度ですね。周りで流行っていたし、割とポピュラーな印象だったので、「ちょっとやってみようかな」という感じで触りました。
――山岸さんは『PUBG MOBILE』のプレイ動画を投稿されていますが、別タイトルと比べた際に感じた『Apexモバイル』の特徴はありますか?
山岸:まずは両タイトルで世界観が大きく違いますよね。私の中では『Apexモバイル』の方が近未来っぽく感じます。もう一点はゲームスピードの早さ。『PUBG MOBILE』と比べると、『Apexモバイル』の展開スピードはだいぶ早い方だと思います。あとはキャラクターごとの固有アビリティも大きな特徴です。私は索敵が簡単にできる「ブラッドハウンド」をよく使ってました。
――バトロワゲームは立ち回りが重要ですが、山岸さんの好きなプレイスタイルを教えてください。
山岸:最近はやっと「強くなりたい!」と考えることも増えましたけど、元々はそこまで考えたこと無かったです(笑)。『PUBG MOBILE』だと、ただフィールドに降りて武器を漁る(ファーム)だけでも楽しく遊べました。本当に「楽しめれば良いかな」という精神なので、「この立ち回りで勝ちたい!」というこだわりが無かったんですよね。逆に今は周囲の方々から影響を受けて、配信アーカイブや解説動画を見まくって立ち回りを参考にしています。
――『Apexモバイル』を含め、普段ゲームプレイに使っているデバイスを教えてください。
山岸:今使っているのはiPad Pro(11インチ)です。前はスマートフォンで遊んでましたけど、周りでタブレット端末に変える人が増えてきて。それでiPad Proに乗り換えました!やっぱり画面が大きいと索敵もし易いし、長時間遊んでも目が疲れにくいので嬉しいです。
事務所への所属が契機になった2022年 ユニークな実写動画も話題に
――ここからは山岸さんのゲーム遍歴をはじめ、ゲーム実況者としての活動にフォーカスさせていただきます。ちなみに人生で最初に遊んだゲーム作品って覚えていますか?
山岸:確かお婆ちゃんの家にスーパーファミコンが置いてあって……そこで『星のカービィ スーパーデラックス』を遊んだのが最初だったと思います。その後は色々なゲームを遊びつつ、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(スマブラDX)や『無双OROCHI』とか、戦闘メインのアクションゲームにハマりました。特に『スマブラDX』は友達も巻き込んでかなり遊びました。
――ではゲーム実況を始めた経緯について教えてください。
山岸:実は最初、「ゲーム実況をやりたい」と思って活動を始めたわけじゃ無かったんです。と言うのも前職が料理系だったこともあり、当初は「料理メインで何か動画を出せたらいいかな」と思っていました。でも気がついたらゲーム実況者になっていましたね(笑)。このきっかけをくれたのは、まがれつ(RELATION X代表)さんの影響が大きかったと思います。
――Youtubeチャンネルで様々な動画を投稿されていますが、思い出深い動画や企画等はありますか?
山岸:色々ありますけど、「ゲームキャラがドリンクを飲んだらお酒を飲む」という企画が個人的に思い出深いです(笑)。ゲーム内のプレイ状況に合わせてお酒を飲んだせいか、普段よりも盛大に酔っ払ってしまいました。その日のうちに編集をする必要があったのに、酔ったせいで中々進まなかったんです。
――『PUBG MOBILE』の他にもユニークな実写動画が多いですね。こういったアイディアはどうやって思いつくのでしょうか?
山岸:どちらかと言えば実写が少し多いかもしれませんが……恥ずかしいので後から見返すことは無いです(笑)。アイディアは買い物や散歩している時にふと閃くイメージですね。「これとこれを組み合わせたら面白そう!」って浮かぶことがよくあります。
――では、山岸さんがゲーム実況者として活動する上で心がけていることを教えてください。
山岸:私は上手なプレイを見せるスタイルでは無いので、視聴者さんがホッと一息つけるような”温かい空気感”を大事にしています。
――2022年の上半期を振り返った感想を教えてください。
山岸:2022年の上半期はRELATION Xへの加入が一番大きな出来事ですね。”事務所への所属”という後押しを頂いたことで、家族からより応援してもらえるようになりましたし、私の中にも色んな意味で安心感が生まれました。
目指すはチャンネル登録者3万人 掲げた目標と真摯に向き合う
――今後の展望やチャレンジしたいことはありますか?
山岸:3万人に到達するまで収益化をしないと自分で縛りを設けていたので、今年中にチャンネル登録者を3万人まで増やしたいです。あとは『PUBG MOBILE』以外のゲームを遊んでも色んな人に見てもらえる存在を目指しています。
――”登録者3万人を達成するまで収益化をしない”という縛りに至った経緯が気になります。
山岸:正直なところ、1本目の動画で収益化は可能だったんです。でも、それはまがれつさんや周囲の方々の宣伝も大きかったと思うし、「自分の力じゃない」と思ってしまって。「ここで収益化するのは違うのでは?」という罪悪感じゃないですけど、広告等は動画に載せませんでした。そんな時、まがれつさんから「チャンネル登録者が増えたら収益化すれば?」という意見を頂いて。「だったら3万人に到達するまで収益化しない!」と意気込んで目標を決めた感じです。
――お話を聞いているとストイックな印象を受けました。現状で他に遊んでみたいゲーム作品はありますか?
山岸:パッと浮かんだのはPC版の『PUBG』ですね(笑)。あんまり詳しくは分からないですけど、PCで遊べるゲームが今のところ気になっています。あとはホラーゲーム(ホラゲー)もやってみたいかも。自分がどんな状態になるのか未知数なので、ホラゲーの実況プレイも興味があります。
――最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
山岸:いつも実況動画を見て頂きありがとうございます!これからも成長していく姿をお見せできればと思いますので、応援よろしくお願いします。
まとめ
ゲーム実況や独創性溢れる実写動画など、独自路線でファンのハートを掴んで離さない山岸さん。目標に向かって真摯に進み続ける山岸さんの今後に要注目です。
山岸さんTwitter
@onigishinanyo
山岸さん公式Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC1ztiSkZ3cZUAaQNxRe4bXg
編集:eスポーツニュースジャパン/龍田