6月25日に国内初のオフラインでの公式大会となる「2022 VALORANT Champions Tour(以下VCT) Stage2 JAPAN Playoff Finals」のUpper Final / Lower Finalがさいたまスーパーアリーナで開催されました。

本記事の内容は、Upper Finalで勝利したZETA DIVISIONの記者会見のインタビューになります。

ぜひ最後までご覧ください。

ーLaz選手、チームを代表して、今回勝利しました今の気持ちを改めてお聞かせください。

Laz選手：まずは1戦目勝つことができてよかったなと思っています。
まだ、決勝という目の前に一番大事な試合が迫っている状況なので、あまり気は抜かずに、しっかり次に取り組みたいと思っています。

ーTENNN選手、今回のような大きな会場で試合をするのは、おそらく初めてだと思うのですが、TENNN選手のお気持ちをお聞きしたいです。

TENNN選手：2年前くらいはこんな大舞台でやるとは思っていなかったので、正直びっくりしています。
このメンバーと一緒にやってきて、すごく大きい存在になっている実感を味わいました。

ーLaz選手にお伺いしたいです。
最初に会場に入ってくる時に、控え室から来て会場が見える瞬間があると思うのですが、その瞬間にどのように感じたか教えてください。

Laz選手：実はリハーサルの時に1回ステージに上がっていて、その時に、こんなに大きな舞台というか、本当に今まで想像できなかったレベルの規模なので、観客の方が埋まったらすごいだろうなと思いつつも、本番の入場シーンの時はメガネをつけていなくて、何も見えていませんでした。

ーXQQコーチにお伺いしたいです。
公式配信のインタビューの際に、事前の対策が刺さったと仰っていたと思うのですが、今のNORTHEPTIONに対して、どのような印象、特徴のチームだとお考えでしょうか。

XQQコーチ：Grand Finalで当たる可能性があるので、詳しいことは言えないのですが、予選含めPlayoffでの戦いを見る限り、かなり練度が高いというか、しっかりチームで戦えているチームだなと感じているので、そこは変わらず警戒していきたいですね。

ーDep選手とcrow選手にお伺いしたいです。
世界第3位に輝いている中、今回は日本代表者を決める戦いになりますが、この大会にどのようなお気持ちで挑まれているのかをお聞かせいただきたいです。

Dep選手：僕は勝たないといけないというか、負けられないなという気持ちで今大会は挑んでいます。

crow選手：僕も同じになってしまいますが、世界3位を取ったからこそ負けられないと思いましたし、その上で日本のリージョンの、日本のチームのレベルがすごく上がっているのは大会を見てて分かったので、そこはリスペクトしつつ、自分たちの力を出さないといけないなという気持ちで挑んでいます。

ー自信はありますか？

Dep選手：僕は、自信はずっと持っとかないといけないと思ってるタイプなので、自信はあります。

crow選手：自信はあるのですが、やはり試合が始まるまでの不安はまた別にありましたね。

ーLaz選手にお伺いしたいです。
第2マップがNORTHEPTIONピックということで、最初の方は割とNORTHEPTIONが優勢だった感じがしていたと思うのですが、ここで流れが変わったなと感じたラウンドがありましたらお聞かせください。

Laz選手：自分たちが戦い方を結構変えたシーンがは、前半の7ラウンド目くらいだったと思います。
自分たちの戦い方を変えた時に、それがすごく刺さって、相手もアグレッシブに来るけど、こちらもアグレッシブに行ったのが、まず1つ目のポイントだったと思います。
もう1つは、Depの1v4で全部変わったなと思いました。

ーDep選手にお伺いしたいです。
今話が出た1v4クラッチ、が一番凄かったと思うのですが、実は今トレンド入りしています。
その感想であったりとか、あの時の状況とかを教えてください。

Dep選手：感想としては、色んな人に見られているんだなという嬉しい気持ちですね。
自分、今日とても落ち着いていて、いつもなら気持ちが上がってしまうのですが、今日は波がなくて、やってやろうという感じでしたので、やってやりましたね。

ーJUNiORさん、このプレイみた感想を頂きたいです。

JUNiORコーチ：僕、控え室のモニターで見ていたのですが、自分の視点だと選手側の視点で聞こえるはずの音の情報が聞こえていなくて、敵がどこにいるとか全然分からない状態で見ていました。
やはり、クラッチ能力が長けているなと思いましたね。
ヘブンで2キルした時点で、カバーの人間がいなかったんですよね。
そして、Aメインにいることが確定して、カバーの人間がいないということは、Aメイン1、Aショート1ということが本人は分かっていたと思うんですよね。
その瞬間に、Aショートの敵を速攻で振り向いて倒したんですよね。
これがすごく大きいなと思っていて、その後に報告でAショートの最後の敵のHPが低いという情報が入ったんですよね。
さらに、その時の弾数が残り7発という状況かつ、最後の敵のHPが胴体1発で倒せる状態という良い報告が重なって、ラウンドが取れたというすごく良いプレイだったと思います。

ーXQQコーチにお伺いしたいです。
ここまでのStage2を通して、日本チーム全体のレベルについてStage1と違うと思う部分があれば教えてください。

XQQコーチ：大まかな違いとしては、パッチが入って新しいキャラが入って色んな構成が出てきました。
何を使っていくのかという点で、今までのStage1と比べて、Stage2では今の環境で強そうな構成をしっかりと使えているチームが多いと思いました。
Mastersを見て、そこから吸収できているチームが多くて、それがすごく大変でしたね。

ー日本チームの全体のレベルが上がっていると思うのですが、理由には何かあると思いますか。

XQQコーチ：僕たちが世界3位取ったからじゃないですかね。

ーLaz選手にお伺いしたいです。
Mastersでの無観客オフライン試合と今回の有観客オフライン試合を比べて、直に応援が届くことや、ファンの方が近くで見ていること、緊張感の違いなど、どのように感じたかをお聞きしたいです。

Laz選手：まずやはり普段とは全然違う感覚がありましたね。
オフライン大会とオンライン大会とでもまず違いますし、有観客と無観客でもまた全然違うというのを今回感じています。
何万人か分からないのですが、すごい沢山の方が見てくれて応援してくれていて、すごいシーンとか、やらかしたシーンとか、1シーン1シーンで地響きがなっているような感じがしました。
それは、この場でないと味わえないものだなと、プレイ中に感じてました。もちろん、ゲームが始まったらゲームのことだけに集中していて、そんなに影響が出なかったとは思ってますね。
もう本当に今までの大会の中で一番面白いです。

Lower Finalで勝利したNORTHEPTIONの記者会見のインタビューは以下の記事からご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

編集：eスポ編集部