【VALORANTニュース】コンテンツクリエイターLaz誕生!EDGが2024年世界王者に!など【8月最終週】
eスポーツニュースジャパンでは、毎週VALORANTで起きた出来事(主に日本シーン)をまとめてお伝えしています。
今週のeスポーツニュースはこちらから!
今週はEDward Gamingが2024年の年間世界王者に輝いたり、日本の伝説Laz選手がコンテンツクリエイターに移行しました!
Contents
EDward Gaming Champions2024 優勝
まずはEDward Gamingが「VALORANT Champion 2024」を制し、2024年の年間世界王者に輝きました!
EDward Gamingは中国地域における最強のチームとして知られていますが、ここまでの道のりは決して簡単なものではなく、むしろ険しいものでした。
VCT ChinaではKickoff・Stage1・Stage2全てにおいて優勝は果たしましたが、中国のレベルは常に上がってきており、敗北することも珍しくなくプレッシャーは凄まじいものがあったように思われます。
中国王者として挑んだMastersにおいては、Madridではグループステージ敗退、Shanghaiではシードでプレイオフスタートではあったものの、勝利を得られず敗退という結果に終わっており、Masters Tokyoで魅せたようなEDward Gamingの姿はありませんでした。
ただ、Haodong選手がコーチに移りS1Mon選手が新たに加入したEDward Gamingは、かつての勢いを取り戻し、選手全員が度肝を抜くようなスーパープレイを魅せてチームの士気を高め、最終的に世界王者に輝きました。
決勝戦のTeam Heretics戦は、互いの洗練された動きがぶつかり合うトップ・オブ・トップの戦いで、いつまでも見ていたくなるような試合でした。
2024年のVCTは初代世界王者が再び頂点に返り咲いたり、初のPacific・China勢の世界大会優勝という新時代の到来を感じさせるもので、2025年ではどこの地域が勢いを見せるのか、非常に楽しみです!
コンテンツクリエイターLaz誕生
続いて、Laz選手が選手活動にピリオドを打ち、クリエイター部門へ移行することが発表されました。
Laz選手は日本のeスポーツシーンを更に押し上げた歴史に残る選手で、タイトルに関わらず全てのeスポーツ選手の見本となるようなストイックさを持ち合わせた選手でした。
Masters Reykjavíkで世界3位となった功績は、日本のVALORANTシーンがここまで盛り上がっている大きな要因であり、これをきっかけに選手を目指したりeスポーツ業界に携わることを決断した方も多いかと思われます。
Laz選手は日本にとどまらず世界でも尊敬されているプレイヤーで、この選手のプレイが競技で観られないことは残念ではありますが、Laz選手が切り拓いた道を未来の選手が辿り、彼を超える選手が現れることを期待しています。
Lazさんが選手活動の中で考えていたことや今後のことについて語っている動画は、以下のリンクよりご覧いただければと思います。
STRIDERZ MeatPieNの脱退を発表
続いてMeatPieN選手がSTRIDERZを脱退しました。
MeatPieN選手はREIGNITEに所属した経験があるコントローラーで、STRIDERZのSplit3 Main Stage進出に大きく貢献しました。
自らの手で配信試合にチームを押し上げましたが、自身はLFTを発表しているためSplit3に出場するかどうかは未定のようです。
以前Red Bull Home Groundの予選で1試合だけ配信試合に姿を見せたことはありますが、まだまだ活躍を観たい選手になりますので、Split3や今後の大会で配信試合に出場されることを期待しています!
NORTHEPTION アカデミー生オーディション番組開催決定
続いて、NORTHEPTIONがアカデミー1期生のオーディション番組を開催することを発表しました!
NORTHEPTIONは先週VALORANTアカデミー部門の設立を発表しており、予想を大幅に上回る応募があったため、公開オーディションを行うことを決定したようです。
これまでにない企画でぜひ見てみたいと思うようなイベントですが、プロを目指すアカデミー生たちにとっても良い機会なのではないでしょうか。
将来プロになることを考えると自分のプレイが多くの人の目に映ることは確定しており、そのような状況下で自らのパフォーマンスをしっかり発揮できるかどうかを早い段階から認識することは、今後の鍛錬においても大きな糧になると思われます。
アカデミー生は基本的に公式大会に出場することはなく、注目が集まりにくいという現状があるため、この企画はアカデミー部門を持つ他のチームにとっても目が離せません!
Derke 制限付きFAを発表
続いてFNATICのエースDerke選手が制限付きFAを発表しました。
Derke選手は2021年からFNATICに所属しているデュエリストで、2023シーズンRed Bull Home Ground含めて3度の世界大会優勝に大きく貢献した選手です。
2024シーズンはEMEA王者に2回輝いたものの、世界大会では2023シーズンのような成績を収めることはできず、FNATICにとっては悔しいシーズンを過ごしました。
そこで長らくFNATICを牽引してきたDerke選手は制限付きFAを発表し、EMEA・NA・APAC地域においてチームを探しています。
世界トップクラスのデュエリストで、間違いなく様々な強豪が獲得に向けて動いているかと思われますが、Derke選手の新天地は一体どこになるのでしょうか。
VCT Ascension Pacific 詳細情報が公開
続いて、VCT Ascension Pacificの詳細情報が発表されました!
Ascension Pacificの開催地が東京からインドネシアのジャカルタに変更され、それに伴い大会形式に変更が生じています。
まず今大会に出場するチームは、日本からRIDDLE、韓国からSin Prisa Gaming、南アジアからRevenant Esports、タイからFULL SENSE、インドネシアからBOOM Esports、フィリピンからNAOS Esports、ベトナムからRapid Lofi、マレーシア/シンガポールからDisguised、台湾/香港からOblivion Force、オセアニアからJFT Esportsとなります。
そして大会フォーマットですが、グループステージがなくなり、ダブルエリミネーション形式のプレイオフに変更され、昨年のAscensionの成績により日本のRIDDLEはUpper Bracket2回戦から始まります。
試合はBo3形式で行われ、Lower FinalとGrand FinalはBo5形式というお馴染みのトーナメントになっています。
より実力が反映されるようになったAscension Pacificで、来期インターナショナルリーグへの挑戦権を勝ち獲るのは一体どこになるのでしょうか。
まとめ
以上、8月最終週のVALORANTニュースでした!
レジェンドLaz選手が競技にピリオドを打ったり、EDGが初の世界王者になったり、長らくFNATICを牽引してきたDerke選手がFA発表したりと、インパクトが強すぎるニュースが多かった一週間となりました!
これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等よろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro