【VALORANT】VCT Masters Tokyo優勝はFNATIC 悲願の2連覇達成!「自由を無くす覚悟で努力し続けることが重要」
本記事では6/24.25に幕張メッセで行われました『VCT Masters Tokyo』Semi Finals、Grand Finalsの模様と優勝後のプレスカンファレンスを一部抜粋し、お伝えいたします。
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準決勝・決勝の舞台は超大スケール
これ以前に行われていた試合はチップスタードーム千葉で行われ、会場の規模は申し分なかったものの幕張メッセでは最前列は選手との距離が近く、選手の熱気を直に体感できました。
この他会場内にはスポンサーブースや公式グッズ販売ブースの他、新ACTから追加されたチームデスマッチ先行体験ブースがありました。
FNATICから見た日本のファンは?
━━日本のeスポーツで今回のMasters Tokyoが一番盛り上がったのですがBoaster選手はどう感じましたか?
Boaster選手:日本のファンは素晴らしく、今回トロフィーを勝ち取ることができたのも日本のファンの皆さんの応援のおかげだと思います。次もトロフィーを勝ち取れた時には日本の皆さんともっと距離を縮めたいと思います。
また日本のファンはサインボードや各選手のチアボードが可愛く装飾されていたり、色々な仕草をするだけでも喜んでくれるので可愛いですね。
序盤2回のタイムアウト・終盤の追い上げの真相は?
━━3MAP目バインドでMiniコーチは序盤に2回のタイムアウトを使いきり、先にマッチポイントを握られるといった状況でしたがどういった心境でしたか?
Miniコーチ:タイムアウトを1回目序盤で使ったのは相手チームにヴァイパーがいなかったので話し合うためにもタイムアウトを取りました。これはいい判断でした。しかし一番の理由としてはチームの雰囲気が良く無かったのでリセットをするためにタイムアウトを取りました。
━━先にマッチポイントを握られ、そこから追い上げるという展開でしたがその時の雰囲気はどうでしたか?
Darke選手:最初は焦りがあったのですが追い上げてきたと同時に徐々に落ち着きを取り戻すことができました。そしてそこから全員で楽しむことを重視し、プレイすることが優勝に繋がったと思います。
Boaster選手の好きな日本語は?
━━Boaster選手の好きな日本語は?
Boaster選手:「ダイスキ」と「ナンダヨ」が好きです。イライラした時に使う「ナンダヨ」がイントネーションも含めて好きですね。
eスポーツでプロを目指す人に向けて一言
━━これからプロプレイヤーを目指す人に向けて一言お願いします!
Boaster選手:前向きでいること、そしてチーム一丸となって同じ目標に向かうことが重要だと思います。
あとは睡眠を取ること、そのために僕は有酸素運動を10分程度することで熟睡して、試合に臨んでいます。
そして何より努力し続けることが一番重要で自由時間が無くなるという覚悟を持って取り組むことが大事です。
長きに渡るVCT Masters Tokyoでしたが過去1番と言えるほど盛り上がりを見せた大会であったのではないでしょうか。
日本チーム「ZETA DIVISION」がPacificリーグで惜しくも敗退してしまい、日本開催にも関わらず日本チームが参戦できず、不安の声も多かった今大会。
終わってみれば世界のチームに日本のファンがそれぞれ付いており、それ以外のチームに対しても尊重するような姿勢が日本ファン一人一人から見られる素晴らしい大会でした。
選手からも日本のファンは素晴らしく、今後も日本で世界大会が開催されることを望む声も多いためeスポーツ大会を開催するなら日本だと言われる日も近いのかもしれません。
編集:eスポーツニュースジャパン編集部