【eスポーツニュース】REJECTが10.7億円の資金調達!?title選手が史上初の功績を成し遂げる!など【11月第3週】
eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をまとめてお伝えしています。
VALORANTについては別の記事で紹介していますので、そちらをご覧いただければと思います。
今週は日本のチームや選手が世界に名を轟かせるようなニュースが飛び込んできました!
Blink Respawn 2024 閉幕
まずは「Blink Respawn 2024」が閉幕しました。
この大会はストリートファイター最高峰の世界大会「CAPCOM CUP 11」に直結する8大会の内の1つで、「Blink Respawn 2024」では優勝者のみに「CAPCOM CUP 11」出場権が与えられました。
今回見事優勝を果たし出場権を手にしたのはアメリカのNoahTheProdigy選手となり、「CAPCOM CUP 11」に直結する大会は残り1つとなりました。
今大会には日本から立川選手が出場しましたが、残念ながら13位タイで敗退しています。
この大会で最も驚いたのは、13歳という若きプレイヤーCraime選手が大活躍していたことです。
メインで使用していたキャラクターはケンでしたが、リュウも使うシーンがあり、古くから格闘ゲームを愛しているベテランプレイヤーたちは、若き戦士の渋い選択に唸っていました。
海外でも非常に若いプレイヤーが頭角を現してきており、現在大きな盛り上がりを見せているストリートファイター6は、更にレベルが上がっていきそうです。
REJECT 10.7億円の資金調達
続いて日本のプロeスポーツチームであるREJECTが10.7億円の資金調達を完了したことを発表しました!
この資金調達にはアブダビからGyrfalcon Holding LLC、日本から三菱UFJキャピタルや伊藤忠商事株式会社など、国内外問わず錚々たる投資家が参画しています。
本調達の目的には、世界トップクラスのeスポーツアスリートの獲得や、トレーニング施設の強化・整備、革新的なゲーミングデバイスの開発、ビジネスパーソンの採用強化などが挙げられており、さらにはアラブ首長国連邦の首都 アブダビのEtihad Towerに新拠点を設立し、中東eスポーツ市場への本格進出を開始するとのことです。
REJECTは今年Apex Legends部門とPUBG Mobile部門において世界大会優勝を成し遂げており、さらにはREJECT GEARという新事業を開始しゲーミングギア事業に本格参入するなど、勢いの止まらない年となっています。
そして中東ではEsports World Cupが毎年開催されることが決定されており、今後eスポーツが大きく盛り上がる地として注目が集まっている中での中東進出という決断は、日本のeスポーツチームにとって先陣を切る第一歩となります。
日本のチームが世界に羽ばたくということで、この先のREJECTがどのように動いていくのか目が離せません!
title 世界大会優勝
続いてZETA DIVISIONのチームファイトタクティクス部門に所属するtitle選手が、公式世界大会「MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN」で見事優勝に輝きました!
title選手は昨年開かれた公式世界大会である「Runeterra Reforged Championship」でも優勝を果たしているため、今回が2度目の世界大会優勝となり、これは史上初となる快挙です。
2度目の優勝という事実で既に安定感の塊であることは自明ですが、過去には公式世界大会「Dragonlands Championship」で2位という成績も収めており、大事な戦いでの勝負強さが群を抜いています。
title選手は優勝後のインタビューで、まだプロプレイヤーを目指す人が多くない日本やAPAC地域で、プロを目指す人が増えるように教えることにも注力していきたいと仰っていました。
今回の功績により、TFTに興味を持った方やプロを目指すことを考える方が増えたかと思いますので、日本やAPACのTFTはこれから盛り上がりを見せていきそうです!
まとめ
以上、11月第3週のeスポーツニュースでした!
競技やインフルエンサー、デバイス関連などで勢いに乗っているREJECTの中東進出や、title選手が2度目の世界大会優勝を成し遂げたという偉大な功績など、日本eスポーツの歴史の1ページとして刻まれた一週間となりました。
これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等しよろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro