eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をまとめてお伝えしています。

VALORANTとApex Legendsについては別の記事で紹介していますので、そちらもご覧いただければと思います。

今週は更にeスポーツの進化を予感させるニュースが飛び込んできました！

Crazy Raccoon OWCS ASIA 2025 Stage 1 準優勝

まずはCrazy RaccoonのOverwatch部門が「OWCS ASIA 2025 Stage 1」で準優勝に輝きました！

Grand Finalは2024シーズン常に優勝を懸けて争っていたTeam Falconsとの聖戦となり、韓国予選では勝利を収めていましたが、今回は残念ながらリベンジされてしまう結果に終わりました。

ただこの度準優勝を果たしたことで、中国の杭州市で開催される「OWCS 2025 Champions Clash」への出場が決定しています。

昨年は2度の世界大会優勝を経験したCrazy Raccoonですが、2025シーズンこそ永遠のライバルであるTeam Falconsに競り勝ち、グランドスラムを達成することはできるのか必見です！

REJECT・ZETA DIVISION EWCP Club Partner Program選出

続いてREJECT・ZETA DIVISIONが「Esports World Cup Foundation Club Partner Program（以下、EWCP CPP）」に選出されました！

3月17日にEsports World Cup公式Xから2025年のEWCF CPPに選出された全世界40チームが発表されています。

約200件の申請の中から競技実績やメディアでの存在感、ファンへのアプローチなどの評価をもとに選考が行われ、日本からはREJECT・ZETA DIVISIONが選出されています。

公式HPによるとこのプログラムは、総額2000万ドル、全チーム同じ金額として考えると各チームに50万ドル、日本円で約7500万円が分配されるようです。（実際は均等な額ではない様子）

この資金提供の目的は強力な選手を獲得するためというものではなく、舞台裏の制作、選手のドキュメンタリー、コミュニティを盛り上げるライブファン体験といった、ファンに向けたコンテンツを創出することだと言及されていました。

ただ、このプログラムに参加したことで参加チームに所属する選手のEWCへの出場が保証されることはなく、参加していないチームと同様に公式の予選を勝ち進む必要があります。
また、今回発表されたプログラムに参加したチームはあくまで2025年の顔ぶれであり、プログラムの要件に従って毎年更新されるとのことです。

REJECT・ZETA DIVISIONがこれからどのようなコンテンツを提供していくのか楽しみですし、来年以降どのようなチームがこのプログラムに加盟するのか注目していきましょう！

まとめ

以上、3月第4週のeスポーツニュースでした！

世界中に名だたるチームがあるなかで、REJECT・ZETA DIVISIONという日本のチームが選出されたことは日本eスポーツの発展を物語っており、新たなプログラムにより今後どのようなコンテンツが生まれるのか期待が高まった一週間となりました！

これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等しよろしくお願いいたします！

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro
アイキャッチ画像引用：https://twitter.com/EWC_EN/status/1901623422213321073