【eスポーツニュース】Crazy Raccoon OW部門が世界大会準優勝!LoLチームに大きな動きが…など【11月最終週】
eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をまとめてお伝えしています。
VALORANTについては別の記事で紹介していますので、そちらもご覧いただければと思います。
今週はOverwatchの2024年を締めくくる世界大会が閉幕したり、2025年から競技形式が大きく変わるLoL競技において、様々な情報が飛び込んできました!
Contents
CR OW部門 世界大会準優勝
まずはCrazy RaccoonのOverwatch部門が、世界大会「OWCS 2024 World Finals」で準優勝に輝きました!
この大会は2024年のOverwatch競技シーンを締めくくるもので、世界各地から選ばれた8つの強豪チームが集結しました。
Crazy Raccoonは2024年序盤に宇宙一・二を争うチームであるWACのメンバーを迎え入れ、ここまでOWCS Major・Esports World Cupともに優勝を果たしていましたが、最後のWorld Finalsでは最大のライバルであるTeam Falconsに敗北し、グランドスラム達成は叶いませんでした。
今まで勝って負けてを繰り返してきたCrazy RaccoonとTeam Falconsですが、今大会におけるTeam Falconsの仕上がりは凄まじく、他のチームに対して圧倒的な差を見せつけてきたCrazy RaccoonにUpper Finalでストレート勝ちし、続くGrand Finalでは4-1という大差で勝利を収めて優勝に輝いています。
敗北してしまったCrazy Raccoonのメンバーも大きなプレッシャーを背負い続けてきた2024年だったと思いますが、期待通りの成績を収めたシーズンとなったのではないでしょうか。
世界大会を2回制することが期待通りと思ってしまう時点で異次元さを物語っていますが、来シーズンこそは期待を超えて全世界大会制覇の光景を届けてくれることを楽しみにしています!
VARREL LoL部門新メンバー募集
続いてVARRELが YOUTH League of Legends部門の新メンバーの募集を発表しました!
League of Legendsの国内競技シーンは2019年から、厳しいリーグ参加要件を満たした限られたチームのみ競技参戦可能となるルールになりました。
しかし2025年から競技形式が大きくリニューアルされ、パートナーチームと一部のゲストチームが出場するアジア太平洋地域の大会LCPと、その下にある国内競技シーンのLJLに分かれたことで、国内競技の参加ハードルが大幅に下がりました。
それに伴いVARRELはLJL参戦に向けて、新しい選手を募集しています。
VARRELはチームの前身であるUnsold Stuff Gaming時代にLoL競技で戦っていましたが、2020年に参加要件を満たすことができずLoL競技から撤退していました。
そして再び門が開いたLJLにこのチームが帰ってきます。
長い時を経てチームの規模も大きく拡大し、VARRELとして生まれ変わったチームは新しいLoL競技でどのような活躍を見せるのでしょうか。
Sengoku Gaming LoL部門 全選手・コーチ放出
続いてSengoku GamingがLeague of Legends部門の全ての選手・コーチの放出を発表しました。
2018年からLoL競技で戦ってきたSengoku Gamingは優勝に輝くことはなかったものの、日本の強豪として上位の成績を安定して収め続けてきました。
しかし、競技形式が変わるタイミングで全ての選手・コーチに別れを告げることを決断したようです。
Sengoku GamingはLJLからのスタートとなり、シードとしてLJL FORGEのMain Stage出場が決定していますが、ここで強力な選手やコーチたちを手放すとなると、競技からの撤退も十分に考えられます。
長らく日本の強豪として戦い続けているチームであるため、日本のファンも多くこの発表に不安を抱えている方も見受けられました。
新たなメンバーを迎え入れて2025シーズンを戦うのか、このまま撤退してしまうのか、Sengoku Gamingの動向には要注目です。
Burning Core Toyama LoL部門 全選手・コーチ放出
続いてBurning Core ToyamaがLeague of Legends部門の全ての選手・コーチの放出を発表しました。
Burning Core Toyamaは2017年からLoL競技に参戦しており、チーム名の通り2023年から拠点を富山県に移し、配信のワイプで映り込む和風な背景が印象的なチームでした。
Sengoku Gamingと同様にLoL部門の全てのメンバーを放出して、LoL競技からの撤退が不安視されていますが、代表取締役である堺谷氏はチームとして続けたい意思があり、新人プレイヤーの発掘プロジェクトである「NEXT CORE」の始動を10月に発表していたため、撤退か存続かわからない状況です。
League of Legendsというゲームの人気が日本で高まってきたこの状況で、LJLに長らく参戦し続けてきたチームが見られなくなるというのは寂しいので、今後ともLJLで活躍する姿を観られることを祈っています。
まとめ
以上、11月最終週のeスポーツニュースでした!
宇宙一・二を争うCrazy Raccoon Overwatch部門が、来年こそ絶対的な宇宙一としてライバルを制することができるのか楽しみとなった一方で、LJLに出場していたチームが全ての選手・コーチを放出したため、離れてしまうのではないかという不安も生まれた一週間となりました。
これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等しよろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro