【eスポーツニュース】CAG OSAKAが歴史的快挙!ときど・ボンちゃんが優勝!【5月第4週】
eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をピックアップしてお伝えしています。
VALORANTとApex Legendsについては別の記事で紹介していますので、そちらもご覧いただければと思います。
今週は日本人選手が躍動したニュースが舞い込んできました!
CAG OSAKA快挙達成
まずは、CAG OSAKAのRainbow Six Siege部門が世界大会「RE:L0:AD 2025」にて準優勝という快挙を成し遂げました!
これまでは2018・2019年に野良連合が達成した世界3位が日本最高位でしたが、その偉大な記録を塗り替えCAG OSAKAが日本チームそしてAPACチームの新たな希望となります。
Rainbow Six Siegeは6月10日にRainbow Six Siege Xとして進化する予定で、「RE:L0:AD 2025」はSiege Xが先行して採用された初の大会であり、この節目にCAG OSAKAが躍動したことは日本でも盛り上がりを加速させるものになると推測されます。
しかし「RE:L0:AD 2025」は日本のRainbow Six Siegeシーンが大きく前進した大会となった一方で、悲しい出来事もありました。
それはグループステージ第4戦で、CAG OSAKAがTeam Liquidに勝利した後、Team Liquid所属のDiasLucasBr選手が結果報告ポストで原子爆弾を示唆するGIFを投稿したことです。
DiasLucasBr選手はその投稿についてCAG OSAKAに直接、また公に謝罪をしていますが、この騒動を受け6年という長期間にわたってスポンサー関係を築いていた本田技研工業の米国法人American Honda Motor Companyはスポンサー契約解除を決断しました。
Team Liquidは、DiasLucasBr選手が使用したGIFは自チームが敗北して爆発した様子を表すために使用したものであり、決して日本に向けてのものではなかったと説明していますが、American Honda Motor Companyは慎重に協議を重ねた結果、企業価値に相容れないものであるとし契約解除に至っています。
本件はたった1人、たった1つのポストで甚大な被害を生んでしまう事例であり、今後Team Liquidに限らず企業や組織に所属する選手や関係者への教育は徹底して行われるものと思われます。
暗い話題もありましたが、CAG OSAKAの躍進はこれからも語り継がれるものですし、進化しるRainbow Six Siege Xシーンの動向には目が離せません!
ときど ACL 2025 優勝
続いてREJECTのStreet Fighter 6部門に所属するときど選手が「Asian Champions League 2025(以下、ACL 2025)」で見事優勝に輝きました!
ACL 2025は「Esports World Cup 2025(以下、EWC 2025)」への出場を懸けた大会の一つで、上位2名がその大会への出場権が与えられます。
ときど選手は今回優勝を果たしましたが、2025年3月に開催された「Capcom Cup 11」にてベスト8の成績を収め既に出場権を有していたため、2位と3位の選手にその出場権が与えられることになりました。
そして見事その権利を獲得したのはZETA DIVISION所属のひぐち選手、FAV gaming所属のもけ選手となり、日本人選手が2つ手に入れる結果となっています。
この大会は日本人選手が躍動したものとなり、ベスト4まで日本人選手が独占し、5位タイにひかる選手、7位タイにヤマグチ選手がランクインしています。
格闘ゲームレジェンドの一人であるときど選手の安定感には脱帽ですし、これから先にある大会でCapcom Cupへの出場権も獲得できるのか、必見です!
ボンちゃん Brussels Challenge 優勝
続いてCrazy RaccoonのStreet Fighter 6部門に所属するボンちゃん選手が「Brussels Challenge Major Edition 2025(以下、BCME 2025)」で見事優勝に輝きました!
BCME 2025はACL 2025と同様、EWC 2025への出場を懸けた大会の一つですが、ACL 2025との違いはEWC 2025への出場権が優勝者のみに与えられる点と予選から3先ルールが適用されている点です。
BCME 2025とACL 2025は同時期に開催されたため、海外に遠征するプレイヤーたちはどちらに出場するかの選択を迫られました。
ボンちゃん選手はBCME 2025を選択し、普段より3先ルールであれば強いと自負していましたが、しっかりとEWC 2025の出場権を獲得し有言実行しています。
BCME 2025はACL 2025ほど日本人選手は参加せず少数精鋭となりましたが、GO1選手が準優勝、さはら選手がベスト4、立川選手がベスト8といった形で、好成績を収める結果となっています。
合計48名が出場することができるEWC 2025ですが既に日本人選手12名の出場が確定しており、これからも大会は続いていくので、最終的に何名の日本人選手が出場することになるのか、要注目です!
まとめ
以上、5月第4週のeスポーツニュースでした!
今週はCAG OSAKAの歴史的快挙に始まり、ときど・ボンちゃん選手が大会で優勝を果たすなど、日本人選手が大暴れした一週間となりました!
これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等よろしくお願いいたします!
執筆:eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro
アイキャッチ画像引用:https://twitter.com/CYCLOPS_OSAKA/status/1924228972529025349