【週刊APEX】『覚醒のNOEZ FOXX、PQ組の存在感』波乱のALGS Year5 Split1 プロリーグ。
本記事では1週間のうちに起きた選手移籍・ApexLegends注目パッチノートや選手募集・スタッフ募集情報をまとめています。ぜひ最後までご覧ください!
Contents
競技シーン動向
先週およびその少し前までの競技シーンの主なニュースをお知らせいたします。
ALGS Year5 プロリーグ week2結果
グループ A vs C 優勝は『SOTEN』

本グループで常に存在感を示していたSOTENが首位でプレースメントポイント25pt獲得。
6試合目では14キルチャンピオンを獲得、kakigoori7選手は2800ダメージと大暴れ。
この試合以外にも常にファイト力で他チームを圧倒、漁夫を跳ね返す場面が多く見られた。
SOTEN以外にもTOP3がPQ昇格組で固まった点にも注目したい。
PQ昇格組のファイト力の高さはもちろんのことながら、危機的状況を生き残る生存能力と丁寧なムーブやチームの動きを通す強気な姿勢が良い方向に向いた印象を受けた。
またCグループチームの印象が強いweek2 A vs Cだったが、Aグループからは昨週に引き続きRRX、NewBといった中ムーブチームが安定した順位を獲得していることにも非常に印象に残った。
A vs C時点ではRRX、NewBが総合プレースメントポイントで1位、2位という状況であったことからRRX、NewBの中ムーブは当たるグループ、MAP問わず非常に安定性のあるIGLを通せている。
week2終了時点で3位、4位フィニッシュし、プロリーグは好スタート、ALGS OPENとweek3以降も要注目の2チーム。
グループ B vs C 優勝は『REJECT』

グループ B vs Cは熾烈な上位争いとなった。
REJECT、GHS BoooM、NOEZ FOXX、FNATICが上位争いを繰り広げ、苛烈な試合展開が多く見られた。
まず1試合目チャンピオンを取ったのは、昨週かなり苦しんだNOEZ FOXX。
NOEZ FOXXは日本チームとしてはドリームチームと言われるほどのメンバーが集まり、期待と注目が集まっていた。
しかしweek1に関しては躓く場面が多く、順位自体は下位で終えた。
その後IGLをsatuki選手から変更があり、修正を重ねた1週間となったNOEZ FOXX。
1試合目から昨週の不調をものともしないチャンピオンでファンを沸かせた。
さらには3試合目の絶望的状況からの2人リスポーンからチャンピオン。
satuki選手のカタリスト壁展開からリスポーン、そしてチャンピオンという大逆転劇を見せたNOEZ FOXX。
グループ B vs Cを3位で終え、総合順位も10位まで押し上げた。
またグループ A vs Cでは苦しんだREJECTが本来の力を取り戻し、本グループ1位を獲得したことにもフォーカスしたい。
REJECTは2試合目に前半戦の結果を払拭するような15キルチャンピオンで一気に1位へ躍り出た。
1試合目も5キル2位と高順位でスタートし、その後も0ポイントの試合が1度もなく、GHS BoooMに追い上げられる展開になるも、結果的に逃げ切り成功で本グループを1位で締めくくった。
week2終了時点での総合順位
現状首位は圧倒的火力を見せ続ける『GHS BoooM』。
昨週に引き続き、個人キル・ダメージにおいてゆらりまん選手が1位。
2位はYukaF選手率いる『FNATIC』。
YukaF選手の洗練されたIGL、、Libre_Ace選手とKernel garcia選手の火力も噛み合い、高順位をキープできている。
反対に世界大会へ出場経験のあるCrazyRaccoon、Meteor、RED Rams、RIDDLE ORDERが現状下位に沈んでしまっている。
しかし9位~18位まではかなりポイント的には詰まっており、下位チームでも残りの週で巻き返しに期待したい。



ALGS Year 5 APAC-North Split1 CC#2優勝『REALIZE ABYSS』
Split1 CC#2優勝は『REALIZE ABYSS』。
今回のCC#2優勝を経て、Pro League Qualifierへの出場が確定。
REALIZE ABYSSはREALIZE わっしょい解体後、H1yaA選手の加入からPQへ参戦。
しかしプロリーグへの参戦は叶わず、あおはる選手の脱退を受け、Simubo選手を加え『REALIZE ABYSS』として再編成。
長きに渡り、REALIZE を支えてきたともろう選手がプロリーグ再出場を目指す。
NewBがActivist E-sportsへ所属決定
長期間LFTで所属チームを探していた、NewBの所属がActivist E-sportsへ決定。
5/1より始まるALGS OPENから本格的に始動。
またYOTTA⁺ ESPORTSと提携し、チーム名を『Activist YOTTA』としてALGS OPENおよびプロリーグへ参入。
NewBはNewJとして昨年プロリーグへ参入。
初参戦ながら全体2位の成績を収め、REJECTとして世界大会へ初参戦。
昨年のAPAC Northシーンにおいて新しい中ムーブチームとして台頭。
現状プロリーグでも総合4位、良い流れを持ってALGS OPENへ臨む。
RRX APEX部門へodango選手加入
RRX APEX部門へ急遽odango選手が加入。
week2よりGURAN34選手がロスターから外れ、odango選手がロスターIN。
RRXは新メンバーでALGS OPEN、プロリーグへ臨む。
odango選手加入後もRRXは安定感を欠くことなく、week2終了時点で総合3位に位置している。
メンバー変更こそあったものの、高順位をキープし続けているRRX、ALGS OPENではどのような活躍を見せてくれるのか、今後も注目。
総括・感想
プロリーグweek2が終了し、全チーム12試合を終えた状況です。
先週に引き続き、GHS BoooMが圧倒している感が強いですが、他チームも自チーム本来のペースを掴み、ポイントを獲得できてきている印象があります。
NOEZ FOXXは先週からしっかりと修正し、ポイントを獲得していますし、REJECTは最初こそ躓いたもののその後の素晴らしい対応力で1位を獲得しており、長年競技シーンを渡り歩いてきた選手たちの底力恐るべしですね。
今は下位に沈んでしまっているRED Rams、RIDDLE ORDERなどの世界大会経験組のこれからの修正力と逆転に注目して、week3以降も見ていきたいと思います。
プロリーグはしばらく空き、5/25から再開となります。
5/1から始まるALGS OPENは始めてのケースの世界大会のため、どのような展開になるのか楽しみです。
編集:eスポーツニュースジャパン編集部 上原