【連載企画】NextStar Interview vol.1 ―うどんちゃん ―「負けず嫌いな性格がプレデター到達のカギ」
「eスポーツニュースジャパン」(eスポ)では業界を取り巻くさまざまな時事ネタをはじめ、競技シーンで戦うプロゲーマー・ゲーマータレント・関係者など、eスポーツシーンの立役者を訪ね、取材を通して情報発信に努めています。
この度ゲーム配信者戦国時代の今、新時代のストリーマーに注目する新たなインタビュー企画「NextStar Interview 」を開始いたしました。
記念すべき第1回目は女性ストリーマーとして、Apexの腕前はピカイチの”うどんちゃん”さんにインタビューいたしました!
今回のインタビューではうどんちゃんさんのゲーム遍歴からアリーナプレデターを目指したきっかけなどに注目しました。
Contents
ゲームは好きな人に振り向いてほしくて始めた
──本日はよろしくお願いします。まず初めに軽い自己紹介と、ゲーム歴を教えて頂ければと思います。
うどんちゃんさん(以下、敬称略):名前はうどんちゃんです。ゲーム歴か…覚えてないな(笑) 高校2~3年の時にPS4からゲームを始めて、最初はFORTNITEとモンハンでしたね。
当時好きだった人がいて、その人がゲームをやっている人だったので、振り向いてほしいなと思って、ゲームを始めました。それでゲームを始めたら始めたで勝手にハマっちゃって、好きな人もどうでも良くなって(笑)
途中からFORTNITEの勢いが落ちてきて、仲が良かった人たちがみんなAPEXにいったので、そこからAPEXを始めました。
──APEXは最初はPS4から始めたのですか?
うどんちゃん:そうですね。シーズン4の途中からPS4で初めて、完全にPCに移行したのはシーズン8のスプリット2からです。
──結構早い段階から、APEXを始めていたのですね。
うどんちゃんさん:そうですね。今考えたら確かに早いかもしれませんね。
──最初にゲームを始めたのきっかけは好きな人に振り向いてもらうためだったのですね!!乙女な一面もしっかりあって素敵ですね!
うどんちゃん:その頃はめっちゃ乙女でした(笑)
──実は結構Twitchで拝見していまして、とてもお綺麗な方だなと思っていました(笑)
うどんちゃん:ありがとうございます、うれしい(笑) 褒められて暑くなってきた(笑)
負けず嫌いな性格もあり、プレデターになれた
──アリーナプレデターということでかなりお強いと思うのですが、そこまで上達したきっかけやプレデターを目指したきっかけはありますか。
うどんちゃん:元々Xで募集して、色々な人とやっていたのですが、やっぱり女性だから弱いじゃないですけど、結構そういうことを言われることが多かったんです。
ただそういう風に比べられたりされるのが嫌だったりとか、自分より強い人とやって、褒められたり、ダメージ量で勝った時も嬉しくて私もこのくらいうまくなりたいなと思うようになったのがきっかけですかね。
あとはプレデターまでいったら、弱いとか言われなくなるのかなと思って、負けず嫌いな性格というのも大きかったのかもしれないです。
──いこうと思っていけるものなんですね。すごいなあ。
うどんちゃん:強い人とやって気持ちが変わりましたね、やっぱり。
──ランクがダイヤで止まっちゃうとかあったりすると思いますが、どこかで伸び悩んだりしたところはありましたか。
うどんちゃん:エイムとかはある程度人よりかは良かったと思うんですけど、やっぱり考え方とか立ち回りの面での知識が全くなかったから、その状態で上位帯に行くと撃ち合いだけじゃ勝てない、エイムだけじゃ勝てないという感じで詰まりました。あとは人脈とかですね。
ランクやるとなるとプラチナ帯まではやる人が結構いるんですけど、プレマス帯とかになると、やる人が限られて、そういう面で悩んだりしました。
──参考になる人の動画とかで勉強とかしましたか。
うどんちゃん:私全然してなかったです!私は実戦じゃないですけど、強い人がいれば直接ランクに行って勉強する感じでしたね。今考えれば動画見ればもっと勉強になっていたと思うんですけどね。FORTNITEの頃は動画見てたのに、APEXは全く見る気が起きなくて(笑)
感度とかは動画を見て、感度合わせはしていたかもしれないです。
撃ち合いのコツとかは実際にうまい人に教えてもらってというのが多かったですね。
ゲーム配信を始めたきっかけはTikTok、ファンの人は大切にファンサも欠かさない
──いまTwitchとかでも7000人到達して配信されていると思うんですけど、約3か月くらいでTwitchパートナー達成されたりで、驚きの速さだと思うんですけど、そもそもゲーム配信を始めようとしたきっかけはなんですか。
うどんちゃん:アリーナで世界1位を取った時に、周りから配信しないともったいないよと言われて、そこで初めて配信に興味を持ちました。
ただ人に見られるとめっちゃ緊張しちゃうタイプなんです。だからパフォーマンスが悪いところを見られたくないという不安があり、中々始められずにいました。
でもある時定期的に動画を載せていたTikTokのフォロワーが増え、配信ができるようになっていたので、これを機にゆるーく配信を始めてみようかなというのがきっかけでした。
──最初はTikTokでやられていたんですね。
うどんちゃん:そうですね。最初にTikTokで始めて、TikTokのフォロワーが1万人いったらTwitchに行くって元々言っていたので、そのタイミングでTwitchに移動してきました。
──結構見られるのとか気にしないタイプだと思ってたんですけど、そうではなかったんですね。
うどんちゃん:今でもランクとか、それこそ賞金付きのカスタムとかは、「見られてる、ヤバい!下手なことできない!」とか、「間違えちゃいけない!」とか、元々ちょっと完璧主義というかミスったらダメだっていう性格なので、実はだいぶ気にしています。(笑)
──配信をするうえで意識していることだったり、他の配信者さんがやっていないような気を付けていることはありますか。
うどんちゃん:配信を見に来てくれているリスナーの子で、Twitchの名前と他のSNSの名前が違う人が割と多くて、でも視聴者の方は覚えてもらえると嬉しいじゃないですか。
だからメモしています。
今はめっちゃ増えてきちゃったけど、「○○さんはこれ」、「□□さんは△△さん!」とか。あとは基本的にリプとかは全部返せなくなってきちゃってるんですが、反応を返したり、一週間前からサブスクに入ってくれた人に手書きでお礼のメッセージを書いたりしていますね。それは他の人とは違うのかなって思います。
──すごいですね。ファンサービスがすごい。
うどんちゃん:ファンサでいうと、リスナーさんで配信している人の配信は見に行ったりしますね!誕生日の時とか投げ銭たまにしたりしますね(笑)
──すごい…これはほんとに真似できないことですね。
うどんちゃん:自分が視聴者の立場でされたら嬉しいことはなるべくしたいなと思っています。元々、自分があまり人のことを覚えるのが得意じゃないので、それでもなるべく覚えられるようにメモしてそれで覚えるようにしてます。
──ゲーム配信を始めて、ここでフォロワー数が増えたなとか、ターニングポイントはありますか。
うどんちゃんさん:印象が良くないのしかないな…(笑)一時期アンチリコイルや、チートを疑われたことがあって、でも自分的には荒れた時と炎上した時が一番頑張ったほうがいい時期だなと思って。人に見られるじゃないですか、一番。
最初は悪印象ですけど、その期間で何とか頑張ろうと思って動画投稿とかは結構していました。
色々な人が見てくれている時期に疑いを晴らさないと、使っていなくてもそういうイメージがついちゃうから配信とか動画投稿はやめずにかんばりました。
──そこで折れない心の強さはすごいですね。尊敬している配信者さんとか好きな配信者さんとかはいらっしゃいますか。
うどんちゃん:尊敬というかシンプルに声が好きで、唯一通知ONで見てる人は、あーさん(IM_AhhH_H_SRY)さんだけですね。あまりアイドルとか興味なくて推しとかないですけど、配信は観に行きたくなる人ですね。
APEXをやったことのある人なら誰しも知っている配信者になりたい
──今後の夢とか目標とかあれば教えてください。
うどんちゃん:それは最近一番悩んでいるかもしれない(笑)当面は配信者として有名になりたいと思っていますけど、22歳になって周りは就職したり、中には家庭を持っている子もいて、最近大丈夫なのかなこのままでとか思っちゃったりとかしていますね。
自分としては配信者として大きくなりたいなと思ってはいますが、この先があるのかなという不安があります。
でも大きくはなりたいです。明確な数字の目標はないですが、強いて言えばAPEXやっている人でヘビープレイヤーじゃなくても「この人の名前聞いたことある!」っていう人になりたいですね。
──本日はありがとうございました!
今回は第1回としてAPEX配信者として、破竹の勢いで人気を集めているうどんちゃんさんにインタビューいたしました。
これからも新時代のストリーマーさんに注目し、インタビューをお届けいたしますので、新連載企画「NextStar Interview」をよろしくお願いいたします。
編集:eスポーツニュースジャパン編集部
「うどんちゃん」各種リンク
X:https://x.com/Lqmia_4
Twitch:https://t.co/venchkCkh6
TikTok:https://www.tiktok.com/@Lqmia_4