11月17日に行われた「VALORANT Game Changers Championship Berlin」DAY2にて東アジア代表「FENNEL HOTELAVA(FL)」vs ブラジル代表「Team Liquid(TL)」の対戦が行われました。
出場チームについてまとめたこちらの記事も併せてご覧下さい！

日本代表であり、東アジア大会決勝では3-0で優勝を掴んだ「FENNEL HOTELAVA」が世界規模のeスポーツチームであり、ブラジル大会を制した「Team Liquid」にどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。
現在の対戦結果組み合わせ及び対戦スケジュールは以下のツイートの通りです。

試合の結果・詳細

1st MAP : アセント（TLピック/FLアタッカー選択）

対戦結果：FL 4 – 13 TL
1stラウンドはミッドからB挟みでの攻めを行うFLに対応したTLが取得。
そのままキルジョイのアビリティを活かした堅実な防衛でTLがラウンドを連取します。
攻め方を変えて突破口を見つけ出したいFLですが、TLの堅実な防衛を中々崩すことが出来ません。
それでもFLはFestival選手を主体とした素早いBラッシュとスポーン側を使ってTLを分断しての攻めで2ラウンドを取得します。
勢いに乗るFLはその後も少人数戦を制し、ラウンドを取得。
しかし、TLもbstrdd選手の1vs3クラッチで流れを取り返し、最終的には3-9でTLリードの折り返しとなります。

後半の1stラウンドは素早いAラッシュを見せたTLが取得。
3rdラウンドはFestival選手の3キルで獲得しますが、その後のTLが連携力を見せたラウンドを取得され、12-4となり、マッチポイントを握られてしまいます。
その勢いのまま続くラウンドもTLが取得し、ブラジル代表の強さを見せつけました。

両チームのスタッツ及びエージェント構成は以下の通りです。

FL
-Curumi：フェイド
-Len：オーメン
-KOHAL：KAY/O
-Festival：ジェット
-suzu：キルジョイ
TL
-naxy：キルジョイ
-drn：オーメン
-bstrdd：ジェット
-daiki：ソーヴァ
-nat1：KAY/O

2nd MAP : アイスボックス（FLピック/TLディフェンダー選択）

対戦結果：FL 13 – 8 TL
1stラウンドはsuzu選手の開幕の2キルから上手く攻めの形を作ったFLが取得。
続く2ndラウンドではsuzu選手がACEを獲得し、流れを作っていきます。
しかし、TLも簡単に流れを譲ることはなく、ラウンドを3連続で取得し、FLを追い詰めていきます。
その後は互いにラウンドを取得するも、TLの強烈なフィジカルが光り、徐々にラウンド差を離されていきます。
しかし、土壇場でFLはTHRIFTYを決め、その後のラウンドも取得することに成功し、6-6に追いついての折り返しとなります。

後半の1stラウンドはFestival選手の1vs2クラッチでFLが取得し、逆転に成功。
強気にセカンドバイを行うTLにも冷静に対処し、ラウンドを連取します。
その後は互いにラウンドを取り合いながらも、丁寧に少人数戦を進めるFLがリードしたまま試合は進みます。
そのままマッチポイントを握ったFLはBサイトのリテイクを成功させ、3rd MAPへと突入することとなりました。

両チームのエージェント構成は以下の通りです。

FL
-Curumi：フェイド
-Len：ヴァイパー
-KOHAL：KAY/O
-Festival：チェンバー
-suzu：オーメン
TL
-naxy：ヴァイパー
-drn：セージ
-bstrdd：KAY/O
-daiki：ソーヴァ
-nat1：チェンバー

3rd MAP : ブリーズ（DECIDER/TLディフェンダースタート）

対戦結果：FL 9 – 13 TL
1stラウンドはBサイトでの堅実な防衛を見せたTLがラウンド取得し、続く2ndラウンドもTLが取得。
3rdラウンドはFLが取得し、その後はTLにラウンドを取得されるも、Festival選手のトリプルキルによるTHRIFTYでTLに食いつきます。
更にCurumi選手が1vs2クラッチでラウンドを取得し、続くラウンドでは、またしてもFestival選手のトリプルキルでラウンドを取得し、逆転に成功します。
その後はお互いに好プレーが飛び出し、2nd MAP同様6-6での折り返しとなります。

後半の1stラウンドはTLが取得し、そのままの流れで2ndラウンドも取得。
3rdラウンドもTLのヌル/コマンドを使ったBサイト攻めが繰り広げられますが、リテイクを成功させたFLが取得。
その後はTLリードのまま互いにラウンドを取り合う展開となります。
FLも負けじとクレジット差のあるラウンドをガチ解除で取得し、リードを縮めていきますが、その次のラウンドをTLがTHRIFTY。
その後のラウンドを取ったTLが12-9でマッチポイントを握ります。
そのままTLが押し切り、FLはUPPER BRACKET敗退となりました。

両チームのエージェント構成は以下の通りです。

FL
-Curumi：ソーヴァ
-Len：ヴァイパー
-KOHAL：サイファー
-Festival：ネオン
-suzu：ジェット
TL
-naxy：ヴァイパー
-drn：KAY/O
-bstrdd：ジェット
-daiki：ソーヴァ
-nat1：サイファー

まとめ

本日の対戦結果を以て「FENNEL HOTELAVA」はUPPER BRACKETから敗退し、11月18日に行われるLOWER BRACKETにてEMEA代表「Guild X」と対戦します。
初の世界大会でブラジル代表「Team Liquid」に大健闘を見せた「FENNEL HOTELAVA」ですが、負けたら敗退のLOWER BRACKETでどう戦うのか注目です。

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編集：eスポーツニュースジャパン編集部