7月14日に行われた「2022 VALORANT Champions Tour Stage2 Masters Copenhagen」DAY4にてグループB ロウアーブラケット決勝「NORTHEPTION(NTH)」vs「FunPlus Phoenix(FPX)」の対戦が行われました。
出場チームについてまとめたこちらの記事も併せてご覧下さい！

Stage1ではEMEA地域1位となり、今大会ではSUYGETSU選手が不参加でスタンドインとして「Alliance」からSEIDER選手をレンタルしているFPXですが、DRXにも善戦するなど、その強さは健在。
昨日同様、両チームともに負ければ敗退となるこの一戦ですが、どのような結果となったのでしょうか。
本記事では大会の結果をお届けしていきます。

試合の結果・詳細

1st MAP：フラクチャー（NTHピック/FPXアタッカー選択）

対戦結果：NTH 9 – 13 FPX
初戦はNTHピックのフラクチャーからスタート。
開幕から激しい撃ち合いがありつつも、Shao選手の1vs3クラッチでFPXがラウンドを獲得。
3ラウンド目は取得するものの、その後はFPXのペースで試合が進んでいきます。
NTHも強気なプッシュでファーストブラッドやトレードキルを狙っていきますが、Shao選手の1vs3クラッチでラウンドを中々取得することが出来ません。
それでもNTHは強気にエコラウンドでローリングサンダーを使い、ラウンドを取得。
お互いにラウンドを取り合い、5-7での折り返しとなります。

後半のピストルラウンドはNTHが取得し、7-7の同点まで追いつくことに成功。
しかし、3ラウンド目になってからはFPXがラウンドを連取し、7-10までラウンド差が開きます。
NTHもポジションを取りにセットアップを仕掛けるものの、ことごとくFPXに止められてしまい、そのままFPXがマッチポイントを握ります。
NTHもラウンドを取り返すものの、FPXのアルティメットを使った華麗な防衛を崩すことが出来ず、9-13でFPXが勝利を収めました。

両チームのエージェント構成は以下の通りです。

NTH
-BlackWiz：ブリムストーン
-xnfri：レイズ
-Derialy：ネオン
-JoxJo：ブリーチ
-Meteor：チェンバー
FPX
-ANGE1：オーメン
-Shao：フェイド
-ardiis：チェンバー
-Zyppan：レイズ
-SEIDER：ヴァイパー

2nd MAP：アセント（FPXピック/NTHディフェンダー選択）

対戦結果：NTH 9 – 13 FPX

ピックマップで勝利を狙うFPXとなんとか取り返したいNTHの2nd MAPはアセント。
ピストルラウンドはまたしてもShao選手の1vs2クラッチでFPXが獲得。
NTHも負けじとラウンドを取り返し、xnfri選手の1vs3クラッチで勢いづきます。
しかし、FPXの巧みなB攻めに苦しめられ、徐々にラウンド差が開いていきます。
NTHも果敢に撃ち合うものの、FPXの連携が一歩上回り、3-9での折り返しとなります。

絶対に取りたい後半のピストルラウンドはNTHが取得。
武器が不利な3ラウンド目もJoXJo選手の1vs3クラッチで取得し、7-9までラウンド差を縮めます。
その後はラウンドを取られてしまうものの、Derialy選手の1vs2クラッチで再びラウンド差を縮めます。
しかし、アンチエコラウンドをANGE1選手の強気なプレイで崩されてしまい、再びラウンド差を離され、そのままの勢いでマッチポイントを握られてしまいます。
クレジットも少ない状況ながらなんとかラウンドを繋げていきますが、ラウンド差を縮めきれず、9-13でFPXが勝利し、NTHは今大会敗退となりました。

両チームのエージェント構成は以下の通りです。

NTH
-BlackWiz：アストラ
-xnfri：KAY/O
-Derialy：キルジョイ
-JoxJo：フェイド
-Meteor：チェンバー
FPX
-ANGE1：オーメン
-Shao：フェイド
-ardiis：チェンバー
-Zyppan：KAY/O
-SEIDER：セージ

まとめ

EMEA2位の壁は厚く、敗れてしまったNORTHEPTIONですが、初出場で初勝利を見事収めることができました。
今大会はかなりグループステージの段階から強豪がひしめき合い、厳しい戦いとなりましたが、この経験を糧に必ず次はより良い結果を見せてくれることでしょう！
なお、この対戦の結果をもって「VALORANT Champions 2022」の日本代表は「ZETA DIVISION」となり、「NORTHEPTION」は「VCT 2022 Last Chance Qualifier East Asia」で東アジア地域最後のChampionsへの切符を賭けた戦いに臨みます。
どのような結果になっても日本代表となるチームを応援していきましょう！

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編集：eスポーツニュースジャパン編集部