eスポーツニュースジャパンでは、一週間の内にeスポーツ界で起きた気になる出来事をピックアップしてお伝えしています。

VALORANTについては別の記事で紹介していますので、そちらもご覧いただければと思います。

Leshar CEO 2025優勝

まずは、日本時間6月14日から16日にかけて格闘ゲーム大会「CEO 2025」が開催され、そのストリートファイター6カテゴリーでDRXのLeShar選手が優勝に輝きました！

本大会はストリートファイター最高峰の世界大会「CAPCOM CUP」への出場権が優勝者に与えられるプレミア大会の1つで、世界各地から最高峰の舞台を狙う強豪が集結します。

今回優勝を果たしたLeshar選手はDRXに所属し、SFLでは日本のREJECTに傭兵として加入している韓国人プレイヤーで、前回CAPCOM CUPに繋がる「Combo Breaker 2025」でも王者に輝いているため、史上初のプレミア大会2連覇達成となります。

そしてCAPCOM CUP出場権を新たに手に入れたのは準優勝したNL選手で、今まで好成績を収めてきた韓国の2大巨頭が輝きを放ちました。

しかし今大会では今まで上位の大部分を占めていた日本人プレイヤーが苦しむ結果となり、TOP8にランクインしたのはりゅうきち選手のみです。

次なるプレミア大会は7月ドミニカ共和国で開催される「Blink Respawn 2025」で、今回振るわなかったプレイヤーはそれまでにキャラクター調整後のバージョンにどこまで適応できるのかが重要になると推測されます。

現在最強の座に君臨しているLeshar選手を打ち倒す選手はいるのか、そしてLeshar選手は3連覇を成し遂げ前人未踏の地を一人で進み続けるのか、期待が高まります！

REJECT 映像に更なる磨きを

続いて、REJECTが株式会社サイランの全株式を取得し、完全子会社を完了したことを明らかにしました！

この株式会社サイランはVaundyや水曜日のカンパネラ、乃木坂46などのトップアーティストやクリエイターとともに映像作品を手がける会社で、先日のREJECT SFL 2025メンバー発表映像も株式会社サイランが携わりました。

REJECTは2024年11月、Gyrfalcon Holding LLCや三菱UFJキャピタル株式会社、伊藤忠商事株式会社など、国内外の著名な投資家から10.7億円の資金調達を行ったことを発表し、進化のための大きな一歩を踏み出しました。

それ以降REJECTは数多くの部門を設立し、その度に国内外問わず世界トップクラスの選手を獲得したり採用の強化を行い、質の高い映像や画像などを発信してきました。

そしてこの度株式会社サイランを子会社化したことで、映像のクオリティは更に上がり今後の加入発表や映像コンテンツはより多くの人を引き付けるREJECTの魅力の一つになりそうです。

実際ポケモンユナイトで世界王者に輝いたTON・GG氏の加入映像も公開され、こちらも素晴らしい映像となっているため必見です。

また、CEOの甲山氏は「今後M&Aは重点戦略の一つとなる」と言及しており、これからもこのような形でシナジーのある企業を仲間に迎え入れ、更なる歩みを進めていくかと思われますので、REJECTの進化過程には目が離せません！

新リーグ「League The k4sen」爆誕

引用：https://twitter.com/lolthek4sen/status/1935276307434332434

続いて、ZETA DIVISIONに所属する大人気ストリーマーk4sen氏が、『League The k4sen: League of Legends Streamer’s Championship Supported by Riot Games』の開催を発表しました。

今までk4sen氏が主催するイベント「The k4sen」では、毎回異なるジャンルでストリーマーそして視聴者に”面白い”コンテンツを提供し、イベントの顔として度々採用されてきたタイトルが「League of Legends」でした。

しかし今回発表されたLTKは今までの企画を凌駕する規模感で行われ、6月25日から8月27日までの2か月間を「LTK シーズン: 精霊の花祭り 幽明の境」と題し、レギュラーステージ6日間・プレイオフ2日間の全8日間にわたり開催されます。

LTKには「Precision Diadem」「Domination Crown」「Sorcery Tiara」「Resolve Regalia」の計4チームが出場し、それぞれCORE/NEXTの階級に分かれています。

グループステージは全4チーム・階級毎によるダブルラウンドロビン形式、全試合Bo1で行われ、プレイオフに関しては全4チームによる変則トーナメント、そしてオフラインで開催されると言及されていました。
ただ、詳しいことについては後日発表するとのことです。

またストリーマー大会ということで、通常の競技シーンでは見られないチーム練習の制限やプロテクト制度、下剋上システムといった特別ルールも存在するため、詳しくはこちらの動画をご覧ください⇩

遂にリーグ開催までに至った「The k4sen」ですが、このLTKがどれほどの熱狂を巻き起こすのか、そしてLTKではどのような戦いが待っているのか、要注目です！

まとめ

以上、6月第3週のeスポーツニュースでした！

今週はLeshar選手の異次元なまでの強さ、「The k4sen」が競技シーン並みの規模感で大会を開催することに驚愕した一週間となりました！

これからもeスポーツに関する情報をお伝えしていきますので、ブックマークやXのフォロー等よろしくお願いいたします！

執筆：eスポーツニュースジャパン編集部/h1ro
アイキャッチ画像引用：https://twitter.com/lolthek4sen/status/1935278076059074818